西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載事件NO1

2015年10月1日 木曜日

7月22日「西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載事件による株価下落で損害を受けたとして、個人投資家や機関投資家が西武側に計約370億円の損害賠償を求めた4件の訴訟で、最高裁第2小法廷は西武側の上告を退ける決定をした。西武側に計約46億円の賠償を命じた差し戻し後の2審判決が確定した。」

この事件は2004年(平成16年)、前コクド会長堤義明氏の西武鉄道による有価証券報告書虚偽記載問題での証券取引法違反の疑いが発生し、西武鉄道社長や関係者の自殺が相次ぎました。堤義明氏が一連の不祥事で逮捕され時、西武鉄道グループの再編・再建活動が活発化すると、義明氏への批判を展開して、世間に暴露したのが堤清二氏でした。

西武グループの創業者堤康次郎氏(故人)から堤義明氏に亘る堤一族の運命状態について検証していきます。

堤家一族
堤康次郎・西武グループ創業者(明治22年3月7日生まれ・本命三碧木星丑年・月命四緑木星卯月)

西沢こと(離婚)
子供 淑子

岩崎その(非入籍)
子供 堤 清・元近江鉄道社長(大正2年生まれ・本命六白金星丑年)

青山 操(入籍)
子供 堤 清二・元セゾン文化財団理事長(昭和2年3月30日生まれ・本命一白水星卯年・月命七赤金星卯月)

子供 堤 邦子

岩塚恒子(非入籍)
子供 堤 義明・前コクド会長(昭和9年5月29日生まれ・本命三碧木星戌年・月命二黒土星巳月)

子供 堤 康弘・元豊島園社長(昭和13年10月21日生まれ・本命八白土星寅年・月命三碧木星戌月)

子供 堤 猶二・元プリンスホテル社長(昭和17年2月26日生まれ・本命四緑木星午年・月命八白土星寅月) 

堤康次郎氏は明治22年3月7日生まれ(本命三碧木星丑・月命四緑木星卯)・昭和39年4月26日没(九紫火星辰年・三碧木星辰月)
大正・昭和期の政治家・実業家で滋賀県出身・早大政経学科卒であります。

大正9年(八白土星申年)から箱根開発に着手し、東急の五島慶太氏(明治15年4月18日生まれ・本命一白水星午年・月命六白金星辰)・昭和34年8月14日没(五黄土星亥年・五黄土星申月)との箱根山の合戦をしたのち、武蔵野鉄道(のちの西武鉄道)・滋賀県近江鉄道の社長を歴任・西武百貨店・国土計画などの西武グループを育成します。この間衆議院議員(当選13回)・昭和28年(二黒土星巳年)衆議院議長に就任するも在任中、国会はしばしば大荒れとなったと言います。

堤康次郎氏は「西沢こと」と離婚・「岩崎その」と非入籍・「石塚恒子」と非入籍等、数多くの女性関係と関係があり、「英雄色を好む」を地で行った人であります。

青山操夫人の姉妹も側室にあったと言います。箱根開発ののち伊豆半島開発が堤義明氏と東急の五島昇氏によって、昭和40年頃から始まります。箱根開発の再来戦でありました。西武線も池袋と吾野間が昭和44年(四緑木星酉年)に秩父市へと延長されて、秩父地方が一気に都心へと近づいたのです。大正9年の箱根(八白土星年で南西方位)への進出、そして昭和44年(四緑木星年で北西方位)の秩父市への進出は共に五黄殺方位への進出でありました。

五黄殺の現象として、五島慶太氏と争うことになります。状勢も不利となります。昭和30年代後半には、伊豆東海岸の伊東から下田までの間を東急系列の伊豆急行が敷かれることになり、西武系列は後陣を拝することになります。また昭和44年の秩父市方位の五黄殺は秩父ミュージアムという総合娯楽レジャー・スポーツ施設を建設するも、バブル景気崩壊と共に施設を縮小しました。

そして平成17年2月20日西武鉄道前社長小柳皓正氏(昭和15年9月2日生まれ・本命六白金星辰年・月命八白土星申月)は虚偽記載問題で自殺するに至りました。秩父地方へ延長されて36年目の周期(気学では36年周期・72年周期があります)です。

小柳前社長はバブル崩壊の始まりの頃である平成4年(1992年・八白土星申年)に運輸省(当時)より天下りをした官僚出身の人です。しかし運気衰退に入った後半以降、今回の事件が表面化してきました。平成16年4月(五黄土星申年・九紫火星辰月)に社長に就任し平成17年1月(2月4日前ですので五黄土星申年・九紫火星丑月)に辞任となり、10ヶ月だけの社長でありました。

会社の大きな流れ(周期)の中に、個人の運気ガ呑み込まれてしまった(負を背負わされた)事象として考えさせられる事柄です。つづく。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

タグ: , ,

コメントは受け付けていません。