秋篠宮御一家

2015年9月1日

秋篠宮さまと紀子さまは6月29日、結婚25年を迎えられました。

お二人の結婚は1990年6月29日でした。月日の立つのは早いもので、お二人の内親王(眞子さま・佳子さま)も成人に成長されました。悠仁親王も今年の9月6日で満9歳になられます。 

学習院大をあえて中退し、受験し直した国際基督教大(ICU、東京都三鷹市)に通われておられる秋篠宮の次女である佳子様の人気がすごいです。「美しすぎるプリンセス」と大人気です。20歳となった今年の初めての一般参賀に出席された頃から注目を浴び、3月の伊勢神宮参拝など、行く先々でファンが増加しています。

去る6月3日にはフィリピンのベニグノ・アキノ大統領の国賓を迎えた晩餐会にも初めて出席されました。また単独で訪問された6月7日の山口県でも大フィーバーとなりました。更なる活躍が期待されます。

秋篠宮文仁親王
昭和40年11月30日生まれ(本命八白土星巳年・月命二黒土星亥月)

紀子妃殿下
昭和41年9月11日生まれ(本命七赤金星午年・月命一白水星酉月)

眞子内親王
平成3年10月23日生まれ(本命九紫火星未年・月命六白金星戌月)

佳子内親王
平成6年12月29日生まれ(本命六白金星戌年・月命四緑木星子月)

悠仁親王 
平成18年9月6日生まれ(本命三碧木星戌年・月命八白土星申月)

早いもので悠仁親王が誕生されて、まもなく9歳になられます。平成18年9月6日午前8時28分に御誕生なされました。天皇家41年目の男子御誕生です。

平成18年9月6日生まれで本命三碧木星戌年・月命八白土星申月・日命五黄土星戌日です。そして「命名の儀」が行われて「悠仁(ひさひと)」と決まりました。お印は日本国有の常緑高木「高野撒(こうやまき)」です。戌日の出産でありました。

本命三碧木星を長男とする戌年生まれは美智子皇后(本命三碧木星戌年・月命六白金星戌月)と同じ干支の歳で次女佳子内親王も戌年生まれで紀子妃殿下の午年と戌年は三合相性となります。

皇族関係に於いては「天皇の位置づけを含む憲法改正論議や女帝問題、雅子さまのご病気など皇室は今、難しい問題に直面しております。
男系(悠仁親王)か女系(内親王愛子さま)かで、近い将来には皇位継承問題が再び議論されます。 

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安倍政権の検証 

2015年8月21日

今年は三碧木星未年であります。官庁関係では経済産業省・文部科学省がこの三碧木星事象に該当します。

今年の安倍政権の現在、審議や議論が行われている政府の主な課題を検証して見ます。物事の成就には人の運気状況も大きな影響があります。

安倍晋三首相(1954年9月21日生まれ・本命一白水星午年)の運気は盛運期2年目ですが暗剣殺を持つ運気です。強気の政権運営ですが、非常に危険な状況にあります。円安・株価上昇と上手く行っているように見えますが恩恵を受けているのは大企業や富裕層であります。貧富の格差はどんどん広がっています。

昨年(2014年)の衆議院解散は「政治と金の問題で2名の閣僚が辞任し他の議員にも飛び火する」・「国内総生産の落ち込みでアベノミクスが危うくなる」そして迫る消費税UPでした。ここから国民を上手く乗せて本題をごまかす「アベノマジック」が始まったのです。

安倍首相は消費税のUPの見送りと1年半後(2017年4月から)の確定消費税の事に対して「国民の信を問いたい」と言う解散でありました。国民の眼を消費税に向けて、マニフェストに安保法案を乗せしっかりと国民に訴えたと言います。そして国民の信(安保法案)を得たと強調します。

当時は政権運営に暗雲が立ち込めて来た時期で更に支持率が下がる前に、今ならバラバラな野党(2014年11月28日でみんなの党は解党)に勝てるからです。すなわち安倍長期政権を狙った解散だったのです。

何故なら安倍首相の最大のテーマである集団的自衛権の問題が来年(2015年)にあるからです。安倍首相の長年の夢であり政治生命を賭ける案件だからなのです。そして今年(2015年)の最大の議題が安保法案でした。前回のブログ(平成27年7月21日号)通りです。

安保法案も衆議院を通過した事で、これ以上安倍政権の支持率を下げたくないと言う考えから、2520億円かかると言う国立競技場の建設は、「変更はない」と言い切っていたにも関わらず、急遽7月17日に安倍首相が再度見直す方向に早々と転換した。国民が納得していない国立競技場は再度ゼロペースで見直すと表明したのに、安保法案は国民の意見を無視して強引に決めた。国立競技場の建設見直しは支持率UPを狙ったのです。

そしてここに来てまた新たな火種が出ました。礒崎陽輔首相補佐官が安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」と発言した問題です。国会にて謝罪をしましたが、本音と建て前が見え隠れする発言です。

同じく自民党の武藤貴也衆議院議員は先月30日、ツイッターで、安全保障関連法案に反対している学生団体について「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく」などと批判し、波紋が広がっている。このような発言があるのは、本人はもとより自民党内にも問題があるように思います。そして未公開株購入をめぐるトラブルで19日に自民党を離党した。

そして支持率がどんどん低下する安倍首相が、またまた取った手は、国民の眼を現在行われている参議院における安保法案の審議の影響を避ける為に、あれほど決まった事だから粛々と辺野古埋め立てを進めると実行して来た辺野古埋め立ての工事を「政府としては8月10日(月)から9月9日(水)までの間、工事を一時中断し、改めて辺野古移設に関する政府の考え方を沖縄県に説明するとともに、問題の解決に向けて集中的に協議を行うことや新国立競技場の建設は国民の意見を聞く事にしました。

すべて来年の参議院選挙を意識した策である。8月14日の「70年談話」も、もうひとつはっきりしない談話で終わりました。「アベノマジック」に惑わされた国民もやっと安倍首相の本性を見る時が来ました。

菅義偉・官房長(1948年12月6日生まれ・本命七赤金星子年)の運気は衰運期4年目です。安倍首相の参謀役として安倍首相の言いなりである。

麻生太郎・副総理・財務・金融(1940年9月20日生まれ・本命六白金星辰年)の運気は衰運期3年目です。アベノミクスでの大胆な金融緩和にて円安と株価上昇になりました。国の借金は1100兆円に近付き毎年毎年50兆円の増加です。どこまで続くのでしょうか。円安で多くの外国人が日本を訪れ爆買で日本経済が潤っていますが、今後においては大きな落とし穴があります。

アベノミクスは一部の人(大企業や富裕層)をまず潤わせて、そこからお金が広く流れていくトリクルダウン(富裕層が経済的に豊かになることで、最終的には貧困層も豊かになり、全体に富が行き渡るという理論)の考え方なのです。過去に於いてこの政策を取り入れた英国のサッチャも米国のレーガンも、格差の拡大を産んだだけでした。

岸田文雄・外務大臣(1957年7月29日生まれ・本命七赤金星酉年)の運気は衰運期4年目です。韓国・中国との近隣諸国の外交が上手く行っていない。韓国(歴史認識・慰安婦問題等)とは今後上手く行くように手を打っているがそうは簡単ではない。中国とは更に難しい問題(軍事・南沙諸島・尖閣問題等)が浮上して来ます。安保法案は中国を意識した事案でもあると中国を名指しでいる事も今後の日中関係は難しいです。

中谷元・防衛大臣(1957年10月14日生まれ・本命七赤金星酉年)の運気は・衰運期4年目です。今年最大のテーマは集団的自衛権・辺野古問題です。国会での答弁はしどろもどろでした。しかし集団的自衛権の行使が出来る安保法案は衆議院を通過しました。そして現在、参議院で審議中です。辺野古問題も沖縄の民意を無視した行動です。二つの事案はこれからも大きな問題となり全国でデモが広がります。

塩崎恭久・厚生労働大臣(1950年11月7日生まれ・本命五黄土星寅年)の運気は衰運期2年目です。個人情報100万件以上の年金流出問題(顧客にお詫びの書類を送る。この郵便代で10億以上かかった。すべて国民の税金です)・非正規労働法案(弱者にとって死活問題です)・年金の株への運用(もし株価が暴落したら国民の年金は損失します)と問題の多い省で、責任の所在がはっきりしないです。

宮沢洋一・経済産業大臣(1950年4月21日生まれ・本命五黄土星寅年)の運気は衰運期2年目です。現在原発はすべて止まっている状況です。原発が無くてもこのままでも国民の生活は問題ありません。しかし川内原発(鹿児島)が8月11日に川内原発1号機を再稼働しました。近くの桜島が噴火警戒レベル4になりました。福島原発の処理も終わっていないし、住民の避難場所・自然災害の事・テロ対策も出来ていない状況での再稼働は問題ありです。

山谷えり子・国家公安委員長兼拉致問題担当大臣(1950年9月19日生まれ・本命五黄土星寅年)の運気は衰運期2年目です。北朝鮮拉致問題は 昨年の最後の大きなチャンス(発生から36年目の周期でした。「起」「承」「転」「結」各9年です。気学36年周期)を逃し、今年も北朝鮮からの報告が先送りと言う事です。この問題の解決はいつになるのでしょう。36年間も何をやっているのでしょう。

下村博文・文部科学大臣(1954年5月23日生まれ・本命一白水星午年)の運気は盛運期2年目で暗剣殺を持つ運気です。国立競技場の建設費用が2520億円と、とんでもない金額で計画が進んでいました。「変更すると間に合わないので決定です」と強気の姿勢だったが、7月17日に安倍首相が再度見直す方向に転換した事で態度が一変した。

頼りない大臣です。国立競技場の建設の責任者は誰ですか。誰も責任を取らない事態です。建築の見直しで損失が62億以上(国民の税金)出ているとの事です。事態の収拾に向けてスポーツ・青少年局の久保公人局長(58)が辞職した。野党からは「とかげのしっぽ切り」と批判が出た。また2020東京オリンピックのエンブレムが、ベルギーの劇場のロゴマークと 酷似しているとされる問題も出ています。これだけ問題が次から次へと出る東京オリンピックは成功するのでしょうか。

また、いじめ問題での自殺者も出ていますが、学校や教育委員会の指導や管理が全然出来ていない。この問題に於いても文部科学省も教育委員会も学校も担任も関連部署もすべて責任逃れの状態です。

2020年東京オリンピック・パラリンピック担当大臣・遠藤利明(1950年1月17日生まれ・本命六白金星丑年)の運気は衰運期3年目)です。ほとんど活動が見えないです。アスリートから色々な意見を聞いておりますが「リオデジャネイロの次はどこの国でオリンピックがあるのか?」と、ぼけた発言も飛び出しています。

太田昭宏・国土交通大臣(1945年10月6日生まれ・本命一白水星酉年)の運気は盛運期2年目で暗剣殺を持つ運気です。これだけ多い自然災害と防災問題に真剣に取り組んで頂きたいです。老朽化するビル・橋・高速道路・防波堤等を優先する事であります。しかし政府は経済成長の為のバラマキ公共事業が多く行われています。

甘利 明・経済再生大臣(1949年8月27日 生まれ。六白金星丑年)の運気は衰運期3年目です。TPP(環太平洋経済連携協定)問題は7月31日に合意には至りませんでした。日本の通商戦略にとって大きな打撃となる。安倍政権は自由貿易の推進を成長戦略の柱として位置付けているだけに、来年に次期大統領選を控える米国の政治日程などを踏まえるとどうなるのでしょうか。日本の通商戦略が見直しを迫られるだけでなく、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」にとっても大きな痛手となる。

石破茂・地方創生担当大臣 (1957年2月4日生まれ・本命七赤金星酉年)の運気は衰運期4年目です。安倍政権の公約の一つである地方再生は思うような成果はありません。更に地方と都市の格差はついているように思います。

ご覧のようにすべての閣僚の運気は最悪の状態です。このように悪い運気の閣僚に任せる事で、すべてが上手く進まないのです。これでは国民は不幸です。

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少子化問題と地方再生

2015年8月11日

お盆期間に入り故郷に帰省される方も多いと思います。改めて故郷の家族や風景や懐かしい事柄に触れて見るのも良いものです。

今、少子化が進んでいる状況の中で、出生率が上昇している県として有名なのが福井県であります。そこには地域性・親と子と孫の三世代の家族・嫁と姑の関係・食育と言う食べ物からの伝統文化があります。

その根底には日本独自の地域や家族や人間関係の基本でありました「手間替えの思想」があります。自分の出来る事また余裕の生じるところを、相手に尽力し手伝う事であり、逆に相手から尽くし手伝ってもらう事です。「相身互い」の思想であります。

手間替えは一見ボランティアと似ていますが基本的に異なります。ボランティアは余裕の生じる人が見返りを考えずに行う事でありますが、手間替えは双方が互いに協力し合う行動が、地域や家族の中で根付いている事です。

田植えや稲刈りの時にお互い地域で協力して行ったり、子育てを地域で育てる(最近は子供の事件が増えています)と言うこともあり、役割分担に於いて協力し合う思想があり、その基盤には「忠如」(相手の立場に立って思いやる心)と言う心があります。これらの思想は儒教の教えであります。

戦後、家族制度が崩壊し核家族となりました。政府が目先の少子化対策でお金や資金をばらまく政策よりもこの儒教の教えをもう一度再考し、三世代家族による手間替え思想を根付かせる政策を取り入れ行く方が永続性のあるものと思われます。

若い人の意欲を社会へ出し、年寄りの知恵を孫に伝承し、年寄りは孫より活力を得て健康と活力源とする福井県に学ぶ生きた教材は必須です。

昔は年金で老後が暮らせたものです。定年退職をして年金を貰い、孫たちに囲まれ老夫婦が仲良く過ごせたものです。
今は年金だけでは暮らせない時代となりました。家族はバラバラで病院費用は高く、場合によっては一人暮らしの寂しい老後です。

政府の地方を元気にすると言う政策は多くの人にとって異論のないものですが、具体的な施策については、内容が乏しいというのも事実です。中小企業の稼ぐ力の徹底強化、サービス産業の活性化・生産性の向上、農林水産業・医療・介護・観光産業の基幹産業化などが掲げられています。しかし現状は上手く行っていません。今後打ち出す政策がバラマキ政策だけにならないように本当の地方再生を願います。

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東芝不正会計事件

2015年8月1日

140年の歴史のある大企業である東芝(20万人の従業員)で、経営トップらが意図的に見かけ上の当期利益のかさ上げを、認識しながら中止や是正を指示し不正会計を行った事件です。

役員は信用回復に向かって立て直すと言っていますが、信用は年数を掛けて築くもので失うのは一瞬です。いつも思うのは、謝罪会見をする人たちは悪びれた様子もなく、責任の取り方もまったく納得のいかないものです。役員の失った信用を消して、これから信用を築くのは社員です。会社挙げての意識改革が強く求められます。

不適切な会計処理があったことに伴う決算の修正額が2008年~2014年年度で1518億円に及んだ。経営トップ・社内カンパニーのトップらが組織的に関与したとの事です。その結果として東芝は7月21日、田中久雄社長、佐々木則夫副会長、西田厚聡相談役の歴代3社長が同日付で辞任したと発表した。室町正志会長が社長職を兼務する事になりました。

利益追求の会社方針や社員の目標達成のプレッシャ(上からの圧力)また東芝の企業(社内)風土(上司の命令には従い逆らう事が出来ない)がありました。この原因は東芝だけの問題ではなく、過去には上からのプレッシャで「ノルマの野村」と言われた野村証券が有名です。おそらく氷山の一角でしょう。

今回の事件の4名の運気と気質を観てみます。ご覧いただければご理解できると思います。

田中久雄社長(1950年12月20日生まれ.本命五黄土星寅年) 
運気は本命星が西方位に廻座する衰運期2年目です。諸事に於いて減退機運の年でありますが、意欲は衰える事無く充実しています。金銭に関する事が多い年です。
しかし運気は徐々に減退機運も生じて来ます。本年は営業面に於いても仕事面に於いても従来通りの動きは続きますが、出費の嵩む年であり苦しい状態に至ります。(西方位の事象のお金の問題が顕現しました)

気質は幼児期より独立心が旺盛です。先見に対しての才覚があります。苦労した事が味になり後半大いに成功します。(社長になった)

佐々木則夫副会長(1949年6月1日生まれ.本命六白金星丑年)
運気は本命星が東北方位に廻座する衰運期3年目です。諸事に於いて変化・改革の機運が生じやすい年です。意欲が生じても周囲との協調が一致しない状態であり徒労に終わります。
転業や転職、従来の仕事の改革や改善等を行いたくなります。しかし動いても結果は全て裏目となります。衰運期3年目とは「胸突き八丁」と言う時であり、下るのも苦難、登るのも大変と言った時であり、忍耐と根気で足元を固めて行く時です。(東北方位の事象である変化が起こりました)

気質は官庁や自衛隊等が向いている。気ぐらいが高いので商人には不向き。頭脳もよく才能もあるが不器用です。(ビジネスマンには向いていない)

西田厚聡相談役(1943年12月29日生まれ・本命三碧木星未年) 
運気は本命星が中宮位に廻座する盛運期4年目です。諸事に於いて過去の行動の開花・結実の年となります。開花・結実とは運勢的には頂点にあります。それだけにかえって難しい局面となり得る年です。過去の努力の成果が吉凶・善悪・良否で二極化の顕現を見ます。運気は盛運状態ですがこの年は良かれ悪かれ結果を見る年になります。(中宮位廻座の事象である過去の行動が凶・悪・否で顕現しました)

気質は人気もあり行動力もあるが、わがままで自己主張ある。誠実なる人柄が好かれる元で人の引き立てで伸びる。(自己主張が命取りになりました)

室町正志会長(1950年 4月10日生まれ・本命五黄土星寅年) 
運気は衰運期2年目です。田中久雄社長と同じです。(西方位の事象のお金の問題が顕現しました)

気質は才能があり過ぎて逆に損を受ける。苦労性で細部まで気配りする。忍耐の後で成功する。(新社長になっての今後の展開は?)

一日も早く内部管理体制の構築改善をして信用を取り戻して頂きたいです。

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安保法案が衆議院を通過

2015年7月21日

安保法案の議論は116時間に及び審議は尽くされたと言う事で、7月16日与党の強行採決で衆議院を通過しました。

国民の多くは理解できないと言う声が多かったです。話しとは「自分がどう話したか」ではないのです。「相手がどう受け止めたか」であるのです。安倍首相は解りやすく話したと言いますが、野党や国民はそうは受けていないのです。

昨年の12月の衆議院選挙で「国民の信は問うた」と安倍首相は言います。経済対策(アベノミクス)だけでなく安保法案もマニフェストで訴えたと強調します。一人の政治家によってこの国の形が変わろうとしています。

憲法は国民の為にある。時の政治家が間違った方向にいかない為のものである。その憲法解釈を時の政治家たちの良いように解釈するなど、もっての他である。

集団的自衛権の限定行使などを可能にする安全保障関連法案の成立を期すには、大幅な延長が避けられないと判断した政府は国会を戦後最大の95日延長をした。(ここに衆議院で可決され参議院に送付された 法案が60日以内に議決されない場合、衆議院は参議院が法案を否決したものとみなし、衆議院は再議決により法案を成立させることができる60日ルールである)その為、残念ながら、このままではこの法案は成立する確率が高くなりました。

憲法学者の多くが「憲法違反」と見解を示した頃から政府・与党に焦りが見え始めました。何としても法案を成立させたい安倍首相はアメリカにこの夏までに法案を通すとアメリカ議会で公約したのです。力の落ちたアメリカにとっては都合の良い法案です。

自衛隊の派遣で、もし死者が出たら誰が責任を取るのですか。安倍首相は取れますか。世論調査でも国民の80%が反対です。ここに来て安倍内閣の支持率が40%を切りました。民主主義を無視した行動であり、この法案に反対するデモが全国で拡大しています。

このデモに参加している若者が多い事に、未来の日本に期待します。更なる国民を挙げての全国拡大デモを行う事です。来年の参議院選挙は国民の一人一人が真剣に考え投票する事です。

安保法案を議論したいのであれば、正々堂々と憲法改正を議論するべきではないのかと思います。憲法改正をしないで、現行憲法の解釈ひとつで行使出来る考えは憲法を踏みにじる独裁政権のやり方である。

イケイケの安倍首相に対して側近に、安倍首相に「もの申す者」がいない政府は政府ではありません。国会議員として恥ずかしくないのでしょうか。本当に議員なのでしょうか。日本の政治家もここまで落ちたかと思います。残念ですが次のリーダー(首相候補者)が今の日本には見当たりません。

この盆には議員は故郷に帰ります。与党に於いて、そこで待っているのはおそらく言い訳ばかりでしょう。本当にこの法案が今の日本には必要なのですと声を高く支持者に言う事が出来るのでしょうか。大変な状況であります。

「世界平和」を念頭に活動する公明党の有り方もいかがなものかと思います。創価学会員からも多くの批判が出て、脱会する人も出て来ています。

世界中に自衛隊を派遣しアメリカの後方支援を本格的に行うなら、相手国はアメリカに勝てないと判断した時は直接日本に攻撃をかけて来る事も予測されます。今日まで70年間戦争を起こさなかった日本です。それは先の政府が憲法を守ったからです。

この法案が決まれば、戦争の可能性が出て来ます。一人の独裁者である安倍首相によってこの国が崩壊するようなことだけは避けなければいけません。

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親子間の事件が多発

2015年7月11日

毎日、嫌な事件が報道されています。特に最近、目につくのは子供が親を、親が子供を殺めたと言う身内の事件と児童養護施設や介護施設で職員による虐待や暴行事件です。

なぜこのような一昔前までは考えられなかった身内の事件が起こるのでしょうか。

一生懸命育て上げた子供に親が殺される。また両親に育ててもらった子供が親を殺める事なんて考えられないし理解に苦しみます。また同様に何故、職員が虐待や暴行等このような卑怯な事をやるのかも理解に困ります。日本人もここまで落ちたかと思います。

「三つ子の魂、百まで」と言われておりますように、3歳までは子供は親の手元で育てる事が基本です。しかし最近では多くの家庭が共働きで保育園に預けての子育てになっています。

国は働く女性を推奨し女性も多く働く社会になりました。シングルマザーで生活に追われる人も多くいます。離婚が原因で働く事になった人もいます。すべてが親の責任なのです。

親子のスキンシップも薄く、親は生活で一杯一杯になり、子供は親の温もりを感じていないのです。子供を「叱る」事もしないで甘やかしている現状があります。また親離れ子離れが出来ていない家庭も多くあります。このような形で育てた子供が大人になっても自分の力で歩いて行く事が出来ないのです。間違った人生を歩むのです。数十年後にすべて顕現して来るのです。

今は核家族となり昔はおじいさん。おばあさんとの同居で祖父母が子供の面倒も見てくれました。この祖父母との触れ合いや話す言葉から子供は情操教育や「しつけ」も自然と知らない間に身につけて行ったものです。

家相が悪いと言う問題もあるでしょうが、一番はそこに住む人の思想です。若者がすぐに切れるのも、人を殺めるのも(仮想世界・ゲーム等)殴られた事がないので痛みを知らないのです。また本人に知識がなく会話(コミユニケーションが苦手である。最近ではラインでのやり取りが多い)が出来ないので、すぐに切れてしまうのです。自分の思うようにならないのはすべて自分の責任であるのに、会話が出来ないので自分の主張が出来なくなったら暴力に出るのです。

子供に対するポジティブな話し方は「あの道を渡る時には左右を良く見て渡ろうね」。逆にネガティブな話し方は「危ないから飛び出してはいけない」○○しょう(ポジティブ)・○○をしてはいけない(ネガティブ))とこの様に子供への教え方は大丈夫でしょうか。

子供時代のしつけや教育がなっていないのは親に責任があります。

真剣に子供の将来について家族で話し合っていますか。

間違った事をしたら、しかったりしていますか。

子供のやりたい放題ですか。

お金を上げたらそれで良いと思っていますか。

子供より親が先に死ぬのですが、親が死んだあとの子供は生きていけますか。

知識ばかり詰め込み、何が人生で必要なのか。何をしなければいけないのか人としてどう生きるかが解っていないし知恵が備わっていないから人生を生きて行く事が出来ないのです。もう一度、子育てについて考えて頂きたいです。

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禅の教訓

2015年7月1日

「禅」と言うものに対して日本人だけでなく、外国人の人達にも最近は大変に人気があります。日本人が忘れかけている日本の良い所が、外国人によって再発見されることも多々あります。

京都の龍安寺の石庭の裏手の茶室に入る側に、面白いデザインの手水鉢があります。上から見ると丁度、昔の銭形を大きくしたような形で「吾唯(われただ)足るを知る」の文字に、共通の口(くち)と言う字が真ん中の四角となって水をたたえている趣向には妙味ある思いです。

しかも筆勢を含んだ字の形と丸と四角の「陰陽」の幾何学的な形であり、動と静とがみごとに統一された感があります。

禅とは神佛のない宗教である。

禅とは特定の拝む対象のない宗教である。

禅とは「自己」の自覚を深く掘り下げる宗教である。

禅とは「自己」を拝む宗教である。

禅とは「悟り」即「吾心」を見る宗教である。

禅とは「動」「動」の作務の宗教である。

禅とは「吾・唯足ることを知る」宗教である。

禅とは「当所、即蓮華国 この身、即佛なり」の宗教である。

禅とは「成り切る 死に切る」即「断・命・根」の宗教である。

                   京都龍安寺より

禅の教えの中には、多くの名言があります。人生の開運の極意も、その中に多くあります。世の中は日進月歩、早い速度で進展して行きます。

しかしいつの世も大切なる事は「いつも心に余裕を持って」行動する心がけで生活して行く事ではないかと思います。「ものの豊かさ」に基準を置くのではなく「心の豊かさ」に基準を合わせて貰いたいものです。

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御朱印集め

2015年6月21日

最近静かなブームになっているのが、神社・仏閣に参拝する事です。毎日のストレスの解消や自分を見つめ直す場所として訪れる人が増えています。

そして寺社を訪れる楽しみの一つとして御朱印集めが人気になっています。

この御朱印集めをする時には必ず自分の吉方位にあたる時に実行する事です。いい加減な目的やいい加減な凶方位で実行すると効果もありません。いえ逆に悪い事が起こるかも知れません。注意して下さい。

御朱印は、御守やお札と同じく神仏や寺社名が書いてありますので、御本尊や御神体の分身といっても過言ではありません。そしてあなたの為だけに書いて頂いたものですので、粗末に扱わないようにし、ずっと大切に保管しましょう。

御朱印集めの始まりは、四国八十八カ所霊場巡り(お遍路さんで有名)などの霊場巡礼にあると言われています。

霊場巡礼とは、あらかじめ決められている札所(お寺)を順番に巡り、その全てを巡り終えると願いが叶うという参拝の仕方です。この霊場巡礼の際に各札所で御朱印を頂き、参拝の証としている事から御朱印集めのルーツだとも言われています。

御朱印帳は、納経帳・御宝印帳・集印帳などとも呼ばれ、大きな寺社や文房具店・仏具店で手に入れることができます。大きな寺社では、オリジナルの御朱印帳を用意しています。

頂いた御朱印帳は清浄な場所、仏壇や神棚に保管するのが理想です。またタンス上段の引出などを御朱印専用にして代用することも可能です。時間をかけて集めた御朱印ですから、紛失しないよう、また、神仏に対する敬意を忘れずないように自宅内の上座に据えて大切に保管しましょう。

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四国八十八ヶ所お遍路の旅

2015年6月11日

今年は、四国八十八ヶ所霊場開創1200年に当たります。

Ⅰ番目の鳴門市の霊山寺から88番目のさぬき市の大窪寺までを歩く人が年間13万人(外国人も多い)と増加しています。その霊場めぐりの中の三分の一近くが中高年の男性の人達です。霊場をめぐる人達の事を「お遍路さん」と呼んでいます。

年間13万人以上の人が八十八ヶ所霊場めぐりをし、徒歩で行く行程は1400キロ、1日35キロで約40日間の行程と言われております。しかし最近では自家用車やバスツアーで回る人達が増えています。余りお薦めは出来ない方法です。自分の足で歩く事に意味があります。

何年間前までのお遍路さんの八十八ヶ所めぐりは「病気を治したい」「仏様のご供養」とかの目的による霊場めぐりでありました。それが近年ではそうした目的を持たずに行う人が増え、何を求めてお遍路の旅を行っているのかと言えば、高度経済成長で頑張って来た団塊の世代やその中高年が今、改めて人生の岐路に置かれ身分や肩書や誇りや見栄を捨てて自分本来の姿、本当の姿、裸のあるがままの自分を見つけたいとの願望からお遍路の旅へと出発して行くのだと言います。

いまだかつてこうした願望・目的で遍路する人たちが多数増加している事は歴史上なかったと言われております。

「まだまだ自分はやれる」と言う自覚と会社側とのギャップ、世の中の変革に伴うリストラ等、改めて人間本来の原点に戻って、人生の区切りを遍路する姿に求め自然と一体になり自分の足で歩く事、ここに生きると言う原点を見出して本音で生きるいや生き続けたいと一心に思いただひたすら歩く旅、それが感動に転じて行く旅、人生をもう一度チャレンジして行く為の自然等を得たい旅、そうした願望から旅に入って行くと言います。

遍路の道中、街道の人達の何気ない心使い、通りすがりに得た温かい心配り、無料で泊めて頂ける素朴な接待、和顔愛語で対応してくれる人たち、こうした人の心の情けや心使い、人の温もりを感じているうちに心の底から感動が湧いて出て来て、すがすがしい気持ちと洗われた心となり温かさが身に染みると言います。

街道でお遍路さんに接する人たちはお遍路さんを「生き仏様」として接待し処遇しているとのことで、その歴史は先祖から受け継がれて来た伝統です。「させて頂ける」と言う喜びからの行為であると言います。

お遍路の行程の頼りとなるのは、我が体と体を支える2本の足です。弘法大師さまとの同行と思い、二人の信念が心の支えであり光明であります。

今まで会社人間として会社一辺倒で生きてきた生活から生きると言う「本来無一物」の姿から生きていると言う原点を追い求め捜し求めて行くのです。そして心から「ありがとう」の感謝の心が芽生えます。

中高年層の八十八ヶ所めぐりや最近世界遺産に登録された富士山参拝や高い山々に挑戦したりして行く姿は、あらためて生きる目標の再発見の旅であり「老いて行く」輪廻への挑戦であったりして、頭でっかちになってしまった現代人や組織人間から脱皮する為の人間回復の行程でもあります。

仕事をさせて頂ける喜びや健康で元気に生きて行く事や目的に向かって一生懸命に完全燃焼する人生と「本来無一物」と言う自覚から生じる力強さは共通して来ることであり「物事に捉われずに生きる事」の大切さ、そして人生の中で与えられることではなく自分が人の為に何を以って人の為に果たす事が出来るかと言う「奉仕の心」の芽生えに気付くと言います。

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霊峰高野山を訪ねる

2015年6月1日

今年、高野山は開創1200年目にあたります。

登って来た下界が夕暮れの中で、雲にすっぽりと入ってしまい、遠くの山々と共に白と灰色の「墨絵」の世界となって雲の白さが一段と冴えて白色の深みのある雲が眼下に広く拡がって見えます。

高野のお山は1000メートル前後の山々が連なっていますが、夜と昼の寒暖の差は厳しいです。山頂の上に広がる台地に約1万人近い人達の修行生活や門前の人達の生活があり、1年間に約200万人の参詣者が、高野のお山に登って来ると言います。

高野山(和歌山県・高野山という名称の山は無い。)は皆さまがよくご存知の弘法大師空海さまが開山(西暦816年)なさり、入定しております日本の真言仏教最大の聖地であります。

東に楊柳山・東南に麻尼山・南に姑射山・南西に虎ヶ峰・西に応神山・北西に弁天嶽・北に宇宙ヶ峰・東北に勝蓮華院山の八峰による八葉蓮台を自然形成されて、その中心に金剛峯寺を配置し、中央に根本大塔を建立し弘法大師さまの入定位である奥の院は東方(発展)の配置にあり、西方浄土に向けて西方に大門が配置され、仏教思想の基本が気学の相学のうえからも広く実践配慮されています。

宗門3600寺院に上る中で身近な弘法大師さまの御縁の場所は東国三十三ヶ所・西国三十三ヶ所・四国八十八ヶ所・秩父三十四ヶ所・浅草の観音様・成田山のお不動様・川崎のお大師さま・西新井の大師さま等が私たちの身近な存在として信仰を集めています。

弘法大師さまが後半生に情熱を傾けて造営したのが高野山「金剛峯寺(こんごうぶじ)」であり、昔は山全体を「金剛峯寺」と称していたと言います。西暦835年3月21日に入定し即身成仏をとげられ、今でも奥の院から西方浄土への導きを示されています。

一の橋から参拝します。一の橋から御廟まで約2キロメートルの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並んでいます。

一の橋の近くには第2次大戦の慰霊塔・関東大震災の慰霊塔・曽我兄弟・平敦盛・熊谷直実・武田信玄・徳川吉宗・大岡越前守・伊達正宗・石田三成・明智光秀・柴田勝家・井伊家一族・薩摩島津家・初代市川団十郎・上杉謙信と歴史上の人物が続きます。

中の橋を過ぎると徳川家の千姫や秀忠夫人・広島浅野家・浄土宗開祖の法然上人・真宗の親鸞上人・加賀の前田家・浅野内匠頭・織田信長・豊臣秀吉等です。

御廟橋には水向地蔵尊や観音様が祀られており願い事を薄い杉の五輪に形取った枝に掛けて水を掛けて「安全」を祈念します。

右手の手前には春日局の墓があり、そして御廟には天に向かって一直線に伸びる杉の木があります。「節のない杉」が何本も立っています。普段、枝は太陽の方向に伸びて成長しますがこの杉は何十メートルと枝がなく、ただ一直線に伸びております。

高野山の奥の院に立って「合掌」していると「我」を忘れます。今こうして生を受けていること、時と言う流れも忘れます。

「この世は無明な世界なれど、精一杯徳善の心を持ち、今ある事に感謝・今ある事を自覚・今ある事に目覚め・今ある事に感動・今ある事に報恩せよ・日々それが使命となり、それが生き方になり、それが無明多きこの世の指針なり」

過去を引きずる生き方は不幸を招きます。不利な過去は「忘れる」事で人生は幸福になります。常に前向きな行動と「祐気とり」実践はあなたを変えてくれます。多くの方が毎月「祐気とり」を実践されております。人生の中で一度は訪れて見たい高野山です。

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