病気について

2012年8月11日 土曜日

気学と病気との関連について述べます。

病気というものは「気の病」と書く以上「気」そのものの影響というのが身体に与える影響力は計り知れないものがあります。気学では病気というのは、方位との関係として起こる場合、家相との関係で起こる場合、食事との関係で起こる場合、運動との関係で起こる場合等いろいろな面にその因があると考えております。

病気との因果関係を究明してその対策法として「祐気とり実践」を進んで実践しております。これは万病の根本は悪い気にありその結果が病気となって現れると言った考え方であります。

明治以降東洋医学は、細々と受け継がれて来ましたが戦後に於いていろいろと、病気との対策が解明されるにつれて「心」と病気との因果関係が解明されて、あらゆる病気の根本は「心」にあるということが言われるようになってきました。

つまり病気と言うのは、日常の生活の中にその原因があり、それに対する予防努力がなされれば、病気は防ぐことが可能であるということです。

不動点とは動かぬことであり、人間常に身体を動かし働くことが健康になる基であり、やがて長寿になるということなのです。

細菌予防主体や部分的病気に勝る西洋医学も、近年すぐれた薬の登場で病気に対する考え方も予防医学に移行する時代ともいえるのではないでしょうか。

現実に百歳を越えた長寿の方が千人以上もいる長寿世界一の国となった日本を考える時、それら明治・大正・昭和と変動の激しい時代を生き抜いた人々であり、すべてに共通することは現役で、働き通して来た人が多いことにその特徴があります。働くこと身体を動かすことが健康法でありその秘訣であるといえます。

東洋医学といえば、鍼やお灸や漢方(傷寒論)が主体でありますが、その考え方構成思想というのは「陰陽五行説」に基づいて成立しています。それだけに「気学」の基礎から生れた考え方である訳です。ですから病気は『祐気とり」を活用することにより、常日頃から病気に対する予防として実践実行して行く事であります。

病気を治すことに対しては、助勢的な力しか発揮出来ないかと思いますが、しかし近年、薬の副作用が言われていますが「祐気とり」を上手に活用することにより、最少限までくい止めることが可能であります。

現代医学も「心」と「病気」との関連について昭和38年に日本心療内科学会も設立されているほど「心」と「病気」についての関連の因果関係が立証されているのであります。

その他の病気も大なり小なり「心」との関連があると言われています。ですから「心」の持ち方によって「病気」も早く治るのであり医学で病気を治すのは一に看病・二に治療・三に天命といわれるくらいです。

人間の身体はこの地球を含めた宇宙に対して小宇宙と呼ばれています。そして自然界と人間の身体との構成を比較対照しながら、東洋医学の根底にある「陰陽五行説」による身体の分類を考えてみることにしましょう。それらが結局方位関係として起きる病気・家相関係として起きる病気等に、関連していくからであります。

自然界・・・陰・陽
人体・・・・表(陽)・裏(陰)・・人間の後ろが表になる。
五季・・・・春・夏・秋・冬・土用
五臓・・・・肝臓・心臓・肺臓・腎臓・脾臓
十二ヶ月・・寅(2月)・卯(3月)・辰(4月)・巳(5月)・午(6月)・未(7月)・申(8月)・酉(9月)・戌 (10月)・亥(11月)・子(12月)・丑(1月)
十二経路・・膀胱経(子)・脾経(丑)・肝経(寅)・胆経(卯)・三焦経(辰)・小腸経(巳)・心経(午)・ 胃経(未)・大腸経(申)・肺経(酉)・心包経(戌)・腎経(亥) 

この経路に365のツボがあるといわれています。また小関節も365あるといわれていますが実際は354というのが定説です。

人体と自然界のつながりには不思議と一致する数が多く、これらのことから東洋医学の基本は生まれているのであります。あるがままの姿と自然界から少しでも多くのことを学び取りそれを実社会に生かそうとした人々の知恵が、そこに伺い知ることが出来るようであります。

もうひとつの大切な理論に、心浄学があります。つまり精神衛生とでも言う心を清浄にする、または悟る道とでもいえるかと思います。

心が病を作り出す因であれば心を清浄するということは、病発生の因を断つということにもなります。つまり病がどこに発生したかによってその人の日常生活の心の持ち方、考え方、行動というものの中に病の因というべきものがあり、その心を是正することにより病の中にも体質的遺伝で起こるものもあれば「心因」に根のある病もあります。

例えば子供の病気やけがはすべて両親にその責任があると考えます。中学生くらいまでその責任であるといえます。息子とは自らの心の子と書きます。気学においても中学生くらいまでは親と運気の関連を重視しますが次のような病い、あるいはけがは、すべて両親に因があり、両親の心浄行為がないかぎり中々治らないで何度も同じくり返しとなりますので心してください。

子供の身体の中心を通る線上において患う病および怪我等はすべて両親の日常生活に因があります。それを浄化することにより不思議と治ります。また、子供の左に起きた時は父親、右に起きた時は母親の心浄化となります。

これは、ほんの一例ですが親の心の持ち方によって子供の病の因まで作リ出すのですから親の生き方、生活態度というものは大切に生活していかなければ、成らないと言えるのです。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

タグ: ,