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2009年を占う

2009年1月9日 金曜日

平成21年度は「己丑(つちのとうし)九紫火星年」の年にあたります。(平成21年2月4日から平成22年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の26年目にあたりますのが今年の「己丑(つちのとうし)九紫火星年」です。

十干(じっかん)とは天であり、天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。

十干の「己(つちのと)」とは第6番目にあたります。自然界の草木が新緑の頃で葉先が目立って伸びる頃であります。また己(おのれ・自分)の意味もあります。

十二支は地であり、四季の形象で人の身体でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。

十二支の丑(うし)は第2番目にあたり方位は北北東の位置にあたります。自然界の結びと始まりの時期(丑(うし)は紐(ひも)の意もあり物事が絡む。)で万物が振るう時であります。

九星は人であり、人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。

九星では九紫火星は離合集散・光明・離反離別・明瞭・露見・名声・火災等の意があります。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し始め、先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が明けました。

今年(2009年)を占う

①政治面については衆議院総選挙があり、迷走の多い政治と内閣になります。また1年を通して法改正問題や制度の改革の閣議決定の多い年になります。特に法務省・科学技術庁に注目です。

②景気問題については己(つちのと)の年は己(おのれ・自分)を中心として善悪共に明白な事実としての事態が起こります。丑の年は【発奮の年】不景気に懲りて不自由を忍び、生計困難より脱出せんと各人大いに力む年となります。また亥・子・丑年は反省期間でもあります。景気の回復はまだまだ先の見通しとなります。またスタートを切った株の電子化からの詐欺事件も発生する可能性があります。そして中身も実態も不透明なまま証券化される商品に警戒をして下さい。

③天変地異については地震と台風に注意の年となります。特に「風」から起る被害(大火災・台風被害等)や社会問題(風向きが変わる)が考えられます。

④国際問題は日本から見た南西方位(台湾の独立問題)が気になります。今年の南西方位は歳破殺を持つ方位となります。日本と中国においては昭和12年(九紫火星丑年)の日支事変と言う周期があり、昭和20年(一白水星酉年)までの戦いがあり長期化する状況でした。北京オリンピックが昨年の平成20年(一白水星子年)に開催され、上海の万国博覧会が平成22年(八白土星寅年)に予定されています。

周期36年(陽期)・36年(陰期)合計72年の一循環から言えば、北京オリンピックの翌年の平成21年(九紫火星丑年)に日中間においての大きな出来事が勃発すると言うことであります。(昭和12年から平成21年で72年です。)
またアメリカのオバマ政権による政治が日本にあたえる影響も大であります。

⑤社会問題は不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。また食品関係の偽装問題から国民は食に対する意識がさらに強くなります。

過去の九紫の年を振り返りますと節目・節目の状況の年にあたります。

特に気学周期の36年周期で見ますと昭和3年(戊辰九紫火星年)から昭和38年(癸卯一白水星年)は「陰の時代」の流れです。軍部台頭からの暗黒時代です。

昭和39年(甲辰九紫年)からの平成11年までの36年間は「陽の時代」の流れです。昭和39年は大不況の後の好景気(昭和42年以降)でした。

そして平成12年(庚辰九紫年)から平成38年は「陰の時代」の流れにあり、平成21年は日本の情勢は楽観視の出来ない流れの中にあります。こうした流れの中で怖いのは「思想の改革」です。

上記についての詳しい実証(経済・景気・天変地異・社会問題・国際問題等)は今年のこのブログで随時発表してまいります。
乞うご期待ください。

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干支と縁起

2009年1月4日 日曜日

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今年の平成21年は(気学では2月4日からです)「己丑(つちのとうし)九紫火星年」になります。

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)はもともと日や月を数える要因から年月日になり、暦として取り入れられたのは中国漢の武帝の時代、紀元前104年の「太陽暦」が最初であります。

日本では西暦602年推古天皇の時に中国から天文書や歴本等が輸入され、その2年後の604年(甲子一白年)に初めて暦日が採用されて「甲子の年」と定めたのです。

これにより干支のもつ五行説の内容をあてはめることにより、吉凶禍福が生じて来ることになります。

甲子は物事の始まりと言う考え方から国造りの神様の大国主命の祭日となり、大国主命を助力した「ねずみ」との関係も十二支の「子」に関連して来る訳であります。(野球の甲子園球場はここから名付けられています。)

十干・十二支による干支の周期が、一見なんの法則もない偶発的な出来事のように見えますが、よくよく見て調べると一定の周期や法則で繰り返されている事が判明出来るのです。

人間は輪廻転生の中で命に限りがあり、時代においても生・旺・墓の循環を繰り返し、自然界全体も同様であります。

天(十干)にあたる太陽はほぼ11年間周期で自転しており地(十二支)にあたる地上は春夏秋冬の四季の周期の中で12ヶ月の周期をめぐっています。

今日では「天候と景気」「天候と事故」「天候と病気」「天候と犯罪」等も因果関係があるのです。それだけ天候の及ぼす作用は、人間社会に多大なる影響を与えているのであります。

年の干支は180年周期で月の干支は180ヶ月(15年)周期で、日の干支は180日(陽道)と180日(陰道)として年360日を循環年としております。

甲子の日は60日に一度繰り返されます。「甲子」は大国主命や大黒天の御縁起日となり「己巳」は弁財天の御縁起日となり「庚申」は猿田彦神社や天釈天の御縁起日となっており、60周期を基準としております。

この中で庚申信仰は深く庶民生活の中で継承された御縁起日であります。日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」はこの庚申の日の御縁起によるものです。

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初詣・初参りは菩提寺か地元の産土さまから

2008年12月25日 木曜日

今年も残りが1週間になりました。

お正月は普段疎遠になっている神社仏閣へのお参りや、参詣が盛んであります。

そこで初詣・初参りについての基本的な考え方について述べます。

新しい年を迎え、今年こそと願う事柄が生じます。これを現世において利益を求めることと言う訳です。

商売繁盛・家内安全・学業成就・会社発展等の自分を取りまく外因要因の加わる願望、これが現世利益を求める行いであります。

一方自分の健康・家族の事柄・子孫繁栄・ご縁に関する事・心の平穏・厄除け等に見る身体の節目等、これらは内因的要因の加わる祈念、これが報恩感謝から発する行いであります。普段商売や住居をさせて頂いている土地や場所を守り、その土地の発展と繁栄に尽力しているのが産土神社(うぶすなじんじゃ)であります。それを外因要因と言います。

自分の健康・家族の幸せ・一族の繁栄と発展に供養と報恩を尽くしてくれているのが菩提寺であります。それが内因要因と言います。

戦後家族も核家族が主体となり、都会化されてこうしたその土地にまつわる神社や家族や一族の絆を見守ってくれる菩提寺の縁も、希薄になりがちであり、まずそうした希薄なることを修正して行く事が大切です。

有名なる神社・仏閣への初詣・初参りは二次的機会に廻し、まず地元の産土さま・家の菩提寺からの参拝で新しい年の出発と言うことが何より大事な行いです。

遠方の神仏に参拝参詣したら3年連続で行う事も頭にいれておいてください。

また、祈願・祈念したら必ずお礼参りを忘れないことです。神仏に対して、「お拝みっぱなし・願いっぱなし・頼みっぱなし」では駄目です。

報恩感謝の大切さを知って下さい。神社仏閣の由来も知らず、ただベストテンに入る人出の参拝参詣があるからと言って出掛けるのは、新年早々道のはずれた事であり、せめて由来ぐらいは知って行う事です。

1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

皆さんにとりまして来年は良い年になりますように願っております。

良いお年をお迎え下さい。

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除夜の鐘と気学

2008年12月19日 金曜日

新年を迎える行事に大晦日の「除夜の鐘」があります。

長い間にわたっての習慣である除夜の鐘ですが、なぜ108つなのかは余り聞いた事がなく「人間108の煩悩があり、それを打ち祓うために鐘を108回打つ」と言います。

しかし簡単に言えば十二支・九星の掛け算(12×9=108)を、しただけとも言えます。

気学では、十支は人の精神・十二支は人の肉体・九星は人の行動を言います。

その肉体と行動に着く邪気を拭うと言う意があり、これが気学の解釈です。

他の説として煩悩を108つとした根拠として、死苦(しく・4×9)の36と八苦(はっく・8×9)72で、36+72で108になります。

また1年の12ヶ月が苦(く・9×12)で108つという説もあり、もうひとつは1年間の12ヶ月+24節気+72候で合計108つとなる説等々あります。

人と自然界との係わり合いが108の数の中に含まれていることが解ってきます。お数珠も108つの数です。

日常生活の中で誰しもが持ち合わせるような悩み事(煩悩)を鐘を叩くことにより、「報恩と感謝」の心となり、また煩悩から解かれることにも成っていきます。

親や先祖から授かった糧と言う「宿命」を自分の「立命」(心を磨く)によって「運命」が定まるということです。志なかばで頓挫するのは糧「宿命」の使用法「立命」の使い方「運命」を誤ったからです。

大晦日の除夜の鐘とともに煩悩を一つ一つ反省し、来年は良い年になりますようにと鐘を叩くことです。

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今年を振り返って。

2008年12月12日 金曜日

今年も早いもので、後数日を残すだけとなりました。

今年の年頭に、今年は一白水星子年にあたり、十二支で言うなら「子(ねずみ)年」とは「「困窮」で実力なき者は倒産し、実力ある者は縮小し、自然淘汰となる年であります。また一白水星の事象から農林水産省問題が大きくクローズアップされる年となります。」と気学予測による警鐘を鳴らしました。

アメリカのサブプライムローン問題からの世界同時株安の影響から大不況で倒産が相次ぎ、一白水星の事象から食品の偽装問題・汚染米・等が顕現しました。

そして、「今の日本の現状」をここに回顧すると共に、再度考え直し今後の参考になればと思います。

高度成長経済も止まりバブル経済が弾け約18年、そして今回のアメリカの住宅金融の崩壊(サブプライムローン)からの世界同時株安による大不況。

今の日本の目指す方向は、改革と言う名のもとでの自由主義経済社会であり、弱肉強食の社会であります。その現実が、まだ記憶に残っている、あのライブドアとニッポン放送との問題であり「会社は誰のものか」と言う事の定義が曖昧な中で、M&A(合併と吸収)を繰り返して成長して来たライブドアが「会社は株主のもの」と言う主張のもとにニッポン放送やフジテレビの株の買占めを行っておりました。

日本社会で会社は経営者・社員そして社会的役割を担うと言う「家族的」機運から、百八十度対峙する利益還元を目的とした株主のものと言う自由主義経済の始動がライブドアによって当時、持ち込まれたのであります。

インターネットと言う手法を武器にして既存の状態を改革して行こうと言う事であり、今の内閣が押し進める政策を先取りする形で発生した事柄でありました。

イギリスのサッチャー政権において、全てアメリカ企業や日本企業にM&A化され、その二十数年後、その波が日本に上陸して来ました。

現憲法を含めて日本と言う国を弱体化し、米国の五十一番目の洲にすべくは、戦後の米国の戦略であり六十数年経過し、その仕上げが自由主義経済の導入であり、その実行者が小泉元首相・竹中平蔵氏でありました。

過去の事案において政治主導で、物事が動いた事は希薄で、すべて官僚主導であります。自由主義経済導入も官僚主導で導入され、政治家はそれを追随したに過ぎません。ですからライブドアに問題を示され法律の不備や、後追いで処理する状況となったのです。

百年の大計と言いますが目先の利害と保身に走る政治家や官僚には、自らの改革を第一に実行し、まず自ら「小さい政府」を実現する事です。しっかりとした国造りの姿が示されないままで自由主義経済を導入し国民に弱肉強食時代を課するのであれば、身を以って自ら小さい政府実現を最初に行うべきであります。

ライブドアの示した行動は日本の将来にとっての選択を提示していたのです。

M&A(合併と買収)と言う自由経済市場の波が大きなうねりとなって、日本社会に吹き荒れています。現状では中小企業中心に、ここ5年間に3倍近い伸び率で加速していると言います。1年間に約10数万社誕生し20万強社が倒産し、誕生する会社との差が約10万社あり倒産が上回る分だけ不況要因から脱し切れない状況があると言います。

米国経済において1980年代における実体経済が破綻し虚構経済(ギャンブル要因)へと転換し、会社の経営と言う組織を経営者から株主主導へと切り換えて来た状態であります。

「もの作り」において日本経済に敗れた米国経済が、投機対象を実体経済から虚構経済にすることで1990年代に米国経済の復活を成し得たのです。

日本のバブル経済の発端になったのは急速な円高(昭和60年頃為替1ドル280円から180円の円高になる・現在は92円前後)(日経平均株価はバブル時33000円・1998年頃18000円・2008年の現在8500円前後です。倍々ゲームのように半額、半額と落ちています。)による米国戦略がありました。円高となり円が強くなりました。それによりバブル経済が発生し、そして崩壊し、米国追随の自由経済市場への変革を求めざるを得なくなりました。

今、中国経済のバブルも崩壊の兆しが見え、北京オリンピック後は不況の時期です。中国に会社を持つ企業は慎重に舵取りを行わないと大変な目に遭う事に成りかねない状態が来ています。

当時の小泉元内閣の改革はこの米国の戦略に添った改革であり、個人の貯蓄を株式等の投機(郵政民営化)に切り換えることにありました。あれよあれよと思う間もなく日本の国造り、将来の理念や志しが示されず、米国経済の追従のみに従って行くだけでは能の無い行動でありました。

日本は世界に先駆けて環境について勝れた研究と勝れた行動を行ってきた国です。米国が「京都議定書」実施国から離脱したのも、もの作りによる競争や実態要因の行動に不利を自覚しているからです。米国は実に戦略に長けた国です。日本も追随するだけでなく考える努力が必要です。

戦後60数年間で日本人の気質も環境も考え方等も変わりました。弱肉強食の自由主義経済・貧困の急増・高齢化・人口の激減・土地の暴落(すでに一等地を除き下がってきています。都市近郊では家賃が下がっています)・各種ビル・建造物の老朽化・すべての物の維持問題等様々な問題が山積しています。

貧富の差は大きく広がり、増税対策(3年後の増税を麻生首相が発表)で生活は今以上に苦しくなります。建造物は老朽化しそれこそ廃墟になりスラム化するでしょう。二束三文の土地になり、人口が減った分、外国人が多く入国して来るでしょう。

今、国民が望んでいる事は「景気回復」「年金問題」等です。

しかし麻生首相の支持率は30%を切り、連日の失言や指導力のなさに国民はイライラが続きます。首相の座に居座りたい為に、「100年に1回の経済危機」と言いながら何の政策も打たない状況が続いています。今年厄年の年回りに首相になり、やる事成す事が「的をえていない」首相の元での国民は不幸です。

来年はこの大不況が益々実感のある状態になります。企業の倒産が相次ぎ、就職の氷河期の再到来です。また賃金カットやリストラが相次ぎます。この流れは平成25年まで続くでしょう。(気学周期率より予測します。)

経済大国世界第2位まで昇りつめた日本も、今はどんどん下降しています。このようなある意味では嫌な世の中であり、社会でありますが、こんな時こそ、自分はどのように生きるのか、何が出来るのか、真剣に考える時でもあるのです。人に社会に流されることなく、自分の人生を精一杯生きたいものです。

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真の激動の時代はこれからの10年です。

2008年12月5日 金曜日

時代の先を読んだり、将来を見透す時、気学では周期律を教示します。

「温故知新」(古きを尋ねて新しきを知る)と言う古来から示されているごとく、時代や歴史には何か周期的な要因、あるいは類似的な出来事・事象・事件が発生すると言うことです。

文明が進化して生きる上にとっての利便性や生き易さは、目を見張る程便利になっております。しかし人間本来の感情を代表する本質的な感性が変わらない以上、大なり小なりの動向に周期的な要因が発生するのは自然であります。

人間にとっての本質なる精神の手本として「武士道」の生き方その精神は、今も立派な手本となっており、また「商人道」と称される、生きる上での糧のような教示もあります。近江商人の伝統信条に「三方よし」と言う考えがあります。商人である為の基本として「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」と言う教えです。こうした商いをすることの大切さが日本の代表的「商人道」には存在していたのです。

今流に言えば「モラルなき企業に商売する資格なし」と言えるのです。そのモラルなき企業が儲け主義に走り、偽装問題は後をたちません。

そうした要因が時代は変革しても、人の本質は変化しないのです。

今年で任期の終わる米国ブッシュ大統領の支持した、イラク戦争に参加した国々の政権は大きく後退し、困難な舵取りに直面しております。

イラク戦争は平成15年3月19日(六白金星未年)に勃発する。

ブッシュ大統領(本命九紫火星戌年生まれ)はこの年、衰運期3年目で歳破殺を持ち、艮方位(表鬼門・東北方位)にあり、やる事なす事が凶現となる年であり、現状を維持する備えの年であり、戦争を仕掛けるなどもっての他と言う年廻りでありました。

そのブッシュ大統領を始めとして、イラク戦争に追随したり、参加したりした国の政権は選挙で大きく敗退しております。

小泉元首相のやった物事の真理として壊すことは易いけれども、築き上げて行く事は至難の業であります。まして改革と言っても本質的な所の改革ではなく、やり易い所からの改革であり、「小さな政府」と言うことに対する政策方針が中途半端であり、ただかき廻して壊しただけの改革では、国民主導の国造りには程遠い感のあることは拭い去る事の出来ない事です。その罪の部分が現在において大きく国民を苦しめています。

今回「真の激動の時代はこれからの10年です」と題して記し始めたのは、小泉政権後の安倍内閣・福田内閣・そして麻生内閣と、国民にとって真の苦難や困難の生じる時代がこの先にあると言うことです。

それは日本が当てにして一緒に世界経済を支えて来た「米国経済」の崩壊です。サブプライム問題(気学では3年前からこの崩壊の警鐘を鳴らして来ました)からの世界同時株安をはじめとして世界は大不況の波にのみこまれようとしております。

その不安定要因がイラク戦争の長期化の流れの中で顕現して来たのであります。米国を支える頭脳面でのインドの進出があり、日本に変わり経済進出の中国があり、その中国を支える日本の存在があります。

米国経済は10年以上に亘ってバブル要因が堅持されてきましたが大きく崩壊しました。

周期的には昭和16年(五黄土星巳年)に真珠湾攻撃で血に塗れた状況が現出する動向があるのです。次の五黄土星巳年は平成25年(昭和16年から平成25年で72年です。)に当たります。

日本と中国においては昭和12年(九紫火星丑年)の日支事変と言う周期があり、昭和20年(一白水星酉年)までの戦いがあり長期化する状況でした。北京オリンピックが今年の平成20年(一白水星子年)に開催され、上海の万国博覧会が平成22年(八白土星寅年)に予定されています。

周期36年(陽期)・36年(陰期)合計72年の一循環から言えば、北京オリンピックの翌年の平成21年(九紫火星丑年)に日中間においての大きな出来事が勃発すると言うことであります。(昭和12年から平成21年で72年です。)次期アメリカ大統領のオバマ氏は日本より中国よりの政策を取るでしょう。

韓国は中国に追随する形で日本に対峙して来ております。すでに水面下においては戦いが始まっているのかも知れない状態であります。

近年の事象や事柄が対立や争いに発展するとしたら、72年周期の流れが現出すると言うことであり、北京オリンピック後の中国が72年前の内乱状態になって行くのか、中国が歴史上に抱えている内因は大きなうねりの状態にあります。

今後10年と言う先見に対する主な事柄は

1:米国経済復活はいつなのか。

1:中国の共産党は国内の矛盾する社会機構を上手に舵取りして、経済成長を続ける事が出来るのか。

1:北朝鮮の崩壊の兆しがいつ生じるのか。

1・何よりも日本と言う国が「小さい政府」と言う市場原理主義経済の方向に耐えられるだろうか。

1:「官から民」と言う国民主導の改革がなされるだろうか。それにより国民の負担率が軽くなるのだろうか。等々

日本人と言う「国民性に合った国造りは」と言った事など、周期と言う流れを考えながら考えて行く要因は重要です。

現在の政治は政策のない政治で何か物事が起こってからの対策ばかりです。これでは本当の政治や国造りは出来ません。

日本が精神的にも強く豊な心で、自然と共栄共存を果し、安全な暮らし易い社会になるように「温故知新」と言う故事を念頭に社会を造り上げて行く事は大切な事であり、資源の無い国にとっての自覚に立って国造りや社会造りを考える事は必須な事柄と思われます。

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あなたは家に入る時、右足からそれとも左足から?

2008年11月30日 日曜日

「左足で踏み入る、右足で踏み出す」

太陽のめぐる右廻りを順行の右遷と言い家相も、太陽の順行に従って、人の動向を反映するように考えた家相が、幸運なる家相となります。

「家には神宿る」という考え方で、家に入る玄関への第一歩は、左足から入る様になる相が順行の家相(幸運をもたらす)という事になります。

第一歩を左足から踏み入れることにおいての考え行動の中に、舞台役者の第一歩の踏み入れる足が、左足であります。

つまり下座から役者が登場して、第一歩を左足から踏み入ることで、客席の方に対して顔が向くからです。すなわち順行です。

下座から右足で第一歩を踏み出すと、客席に対して、背を向ける姿勢となってしまい逆行の姿勢になります。

その為玄関のドアは右手で開けて、左足から踏み入る玄関ドアが良い玄関ドアとなります。

家を守る主婦を「おかみさん」と言い、家と言う神を守ると言う要因も含まれています。

現代の家のように、大黒柱という魂が家の中から無くなってしまった状況の中で、主(あるじ)も希薄となり、家族基盤が消滅し、家庭という核単位の存在が多くの諸現象や諸問題を現出しています。

家相の形態やその相(かたち)は時代と共に変革して行きます。しかし人間がもたらす形態は不変です。

左足で踏み入ることは、子孫繁栄・家内安全への祈念が込められています。

右足で踏み出すことは、商売繁盛・願望成就への祈念が込められています。

家を出る時は、反対の右足から踏み出すことになり、世間と言う暗闇で行動する時に、家の神々に守られ保護されて活躍すると言う意義が生じる訳です。

商売とか成就の道と言うのは、自然の理法に逆らうことです。家は順行という目的があり、世間は逆行という目的があります。

よって世間へ出て商売や成就を果たす為には右足からの踏み出すと言うことに成ります。

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飲酒運転による事故が多発

2008年11月20日 木曜日

飲酒運転による事件・事故・ひき逃げが後を絶たずに発生しております。「ヒヤリ・ハットの説」と言う教示があります。

一つの大事故の背景には29の小さな事故・300のヒヤリ・ハットする事柄が存在すると言います。

大きな事故が起こった直後も、次から次へと大きな事故が起こっています。

酒を飲んで自己判断の能力が低下していることから、判断が甘くなっている状態で「この程度ならば大丈夫・家まですぐ近いから」と言う事から端を発して大事故に至ると言うことです。

検挙される、逮捕される、また発覚している部分は一握りにすぎません。

気学の教示は原因の究明の尺度を自然界の法則を基盤として、危機管理を行うことに特色があります。

自然界のもたらす一定の周期(運気・運勢)が、事故事象の発生にあるかを判断します。

悪い事象や事故・事件であれば何が原因で発生したのかを調べます。

運気の状態なのか、家相の状態なのか、方位の状態なのか、を調べて改善や改革を意図し解明し、同じ事の再発防止に務めます。

しかし昔から「論より証拠」と言われるごとく、気学は実証の教示学であり、実践実行が、第一にあると言うことです。

まず自然界と言う大きな法則(サイクル)の中での人間と言う基本を理解することから考えて行くことであります。

自然界と対峙して人間の営みがあるのではなく、自然界と共存共栄している中に人間の営みがあると言うことからの認識であります。

この基本認識を忘れてしまうと、現代社会が陥ってしまった人間万能への錯覚があります。

神と言う名の元で宗教戦争や民族対立を誘発したり、正義の元で紛争や争いを勃発させたりすることは、人間を過信した故に他ならないのです。

自分の能力は他より勝れていると思ったり、自分の判断は、決断は間違いないと思っても一歩引いて見た時、自省される事があります。

人間の対立や争いには一方に正義があれば、一方に大儀があり対立や争いが泥沼化して収拾の目処が付きません。

これは人間能力・人間の判断に主眼があるからです。人間は自然界の中の一員であると言う自覚に立って、自然界の法則の中にある事を心得て行けば共存共栄の道も見出せる要因です。

勿論自然界はバランスにあると言うことから発せられるものであります。危機管理の根幹に人の心の自覚があり、その心によって危機が生じて来るのです。

日 本は昔から酒類等による犯罪や事故事件には甘い緩い社会風土があり、運転手に対して「飲んだら乗るな」と強く言われていても「一杯が二杯・三杯」と言うよ うに、飲み始めれば止まらないと言った心の弱さが出てしまう訳であり、周囲の人たちがより強く対応しなければ、酒帯運転や飲酒による事故・事件は防げるも のではないと言うことです。

人生の危機はいつ如何なる時に遭遇するか判らないのが現実であり、そのために経験学・統計学・周期学・実証回顧・歴史回顧・真理や運命学等の学習が求められ、危機回避や災難・災害回避ということが強く求められるのです。

危機管理学は「転ばぬ先の杖」の信条を心して、これを基盤として一定の定義を構築し、大難を中難・小難そして無難へと導くための自己防衛であります。

平成20年は一白水星子年で、七赤金星は南西方位の廻座です。気学事象で飲酒は七赤金星で判断します。南西方位は物事の苦労が多い時です。

年の終盤に入り七赤金星事象の顕現が生じて、12月はその七赤金星が中宮位(結実開花)です。

物事の善悪・良否が顕現します。年末に向かってお酒を飲む機会も多くなり、さらにこの問題は多発する恐れがあります。

社会全体で「飲酒運転は厳禁」を守りたいものです。

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小室哲哉・5億円詐欺容疑で逮捕される。

2008年11月14日 金曜日

音楽業界やファンをびっくりさせる事件が起こりました。

著作権譲渡に絡む5億円の詐欺事件で小室哲哉容疑者は11月4日に大阪地検特捜部に逮捕されました。

芸能界の頂点まで登りつめ、一時は資産100億とも言われました。しかしそのお金の使い方は半端ではなかったと言います。

小室哲哉容疑者の軌跡を気学鑑定で見てみます。

小室哲哉  1958年11月27日生まれ 東京都府中市出身
音楽プロデューサー・作詞・作曲家
本命六白金星戌年・月命五黄土星亥月生まれ

小室容疑者の軌跡

1975年(七赤金星卯年) 小室容疑者の運気は盛運期3年目。

プロ・ミュージシャンとして活動を開始する。

1988年(三碧木星辰年) 小室容疑者の運気は衰運期3年目

結婚
大谷 香奈子(1966年8月24日・七赤金星午年生まれ)
大谷香奈子さんの運気は南廻座の衰運期4年目でした。
女性の結婚の時期としては悪い時期でした。
同じ金星同士の結婚で友達関係のような相性でした。
1992年(八白土星申年)離婚

小室ブーム時代(1994年から1999年)

1994年(六白金星戌年)小室容疑者の運気は盛運期4年目
1999年(一白水星卯年)小室容疑者の運気は衰運期5年目
小 室容疑者の運気は1994年の本命星が中宮位廻座(盛運期4年目)で今までの努力の結果が開化する。1975年の運気(盛運期の3年目)の良い時期にプロ としての始動をしたのが良い結果として成功を納める。しかし運気は1995年から衰運期1年目に入る。1999年は本命星が北廻座(衰運期5年目)の厄年 にあたる。男子の大厄年の42歳にあたり、一つの区切りとなる。この間の1996年(四緑木星子年)・1997年(三碧木星丑年)に高額納税者となる。

1998年(二黒土星寅年)小室容疑者の運気は衰運期4年目

ニユーヨーク進出 (日本から東北方位は五黄殺凶方位)
ニューヨークでインディーズレーベル「TRUE KISSDISC」(1999年正式に設置・小室容疑者の運気は衰運期5年目の厄年)を始動。

香港進出 (日本から南西方位は暗剣殺凶方位)
香港にアジア最大の総合音楽プロダクションを目指す会社「RojamEntertainment」を設立。

2001年(八白土星巳年)小室容疑者の運気は盛運期2年目

結婚
吉田麻美さんは1975年3月5日・七赤金星卯年生まれ。同じ金星同士の友達関係の相性。

2002年(七赤金星午年)
離婚
吉田さんの運気は中宮位廻座で今までの努力が結果として良否・善悪の二極化で顕現する年です。

2002年(七赤金星午年) 小室容疑者の運気は盛運期3年目
結婚
KEIKOさん(1972年8月18日・一白水星子年生まれ)相性は大変に良い関係です。

2008年(一白水星子年) 小室容疑者の運気は衰運期5年目の厄年

離婚?
KEIKOさんの運気は中宮位廻座で今までの努力が結果として良否・善悪の二極化で顕現する年です。

2007年(二黒土星亥年)小室容疑の運気は衰運期4年目

著作権をめぐる詐欺事件問題が発覚する。南廻座の衰運期4年目で裁判沙汰や警察沙汰になる事が起こり易い年です。

2008年(一白水星子年) 小室容疑者の運気は衰運期5年目の厄年
著作権詐欺容疑で逮捕される。

今回の小室容疑者の墜落人生には、それなりの原因が見えます。
気学では「人の吉凶は動より生ず」(スタートで決まるという事にもなります)と言います。その為に物事のスタートが非常に大事になります。

そ の時期の自分の運気状態が盛運期か衰運期か見極める事が後日の吉凶となって顕現します。小室容疑者は音楽の道に入ったのは1975年の盛運期3年目で最高 のスタートを切りました。その結果として才能を十分に発揮し、時代の寵児と言われる位に大成功をします。しかし1998年の海外進出をした年の運気は衰運 期4年目で絶対に新規な事はしていけない年でありました。

また絶対に使ってはいけない六大凶殺方位である五黄殺凶方位(ニューヨーク)・ 暗剣殺凶方位(香港)に進出しました。ダブル凶方位の活用でした。この時点で致命的なミス(五黄殺凶方位と暗剣殺凶方位を使った)をした結果、70億円と も言われる事業の失敗をする事になります。

六大凶殺方位については
http://www.hiroro.jp/content/kyouhoui.htm

その後、お金使いが半端でなかった生活リズムと売れない時代に入り、すべての預金を使い、金銭に困っていた状況(借金地獄)だったそうです。そして今年の厄年に詐欺容疑で逮捕という結末を迎えたのであります。

ま た結婚においても3度にわたり結婚・離婚を繰り返しています。結婚相手に選んだ女性に共通するのは友達関係の相性関係(結婚よりは仕事仲間で良い)が見ら れ、また女性の中宮位廻座で破局しています。(中宮位廻座は今までやってきた事や努力が善悪・良否で二極化の結果が顕現する年になります。)

小室容疑者の性格・気質からもうかがい知る事が出来ます。

自 分の城を持ちたい人で、他に従う事を嫌います。そして財を失う慢心さがあるので、謙虚なる心掛けを第一として行動する事です。堅実さをこころして余り変化 を求めない事です。特に色情(女)や酒やギャンブル(仕事においても巨額の金をつぎ込む)にのめり込む事が多い人です。

人生を上手くやっていく為には自分の現在の運気状況を知り、必ず吉方位を活用し、良い家相の家に住む事です。そして開運・願望成就・健康・家内安全の為には正しい「祐気とり」の実践と綺麗な心を持つ事です。

小室容疑者には人生は繰り返せないが(人生は2回とない)仕事のミスや事業の失敗は何回でもやり直しが出来ますので出直してもらいたいです。

一日も早く罪をつぐない、再起してくれることをファンは期待しております。

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世の中を荒廃させる七つの大罪

2008年11月5日 水曜日

世界同時株安・大不況と荒れる世界の中で、今、日本が直面している世の中の諸現象は、日本の崩壊につながる深刻な問題です。

インドの偉大なる指導者である「アハトマ・ガンジー師」は世の中を荒廃させる要因として「七つの社会的大罪」を挙げております。

この七つの社会的大罪を現在の日本にあてはめて検証してみます。

【1】 原則なき政治
「国民の思考や意識を将来に対してのいかなる国造りとなるか」を示し指導するところに政治家の役割があります。

無策な目先の行政に走り、赤字を増加させる場当たり的な行政、増税、政治家の指導性の無さ、夢の無さ(将来が見えない)、汚職・天下り・癒着等、国造りの無さが蓄積されて亡国寸前に置かれています。

【2】 道徳なき商業
儲ける為には何をしても良いと言うことはありません。

商売も一定の道徳があります。しかしバブル期における日本の金融界・建設界・証券界・政界・国民は道徳を忘れ、商道を忘れて儲ける事に、利潤を上げる事に熱中になり踊ってしまいました。

そして今日においても、事故米・食品関係の偽装問題等、あきれる事が多発しています。

【3】 労働なき富
金融商品の自由化により、労働して稼ぐよりも頭を使って判断して稼ぐ方法が(投資・株式・IT等)加速しています。

しかし、これは人間的に、好社会を産み出す要因から後退することになる選択であります。

今の社会はバーチャルの姿です。働く事を美徳とする日本、ものづくり日本をもう一度復活さす事です。IT産業においても今後、大変難しい問題が起こって来ます。

【4】 人格なき教育
昭和36年日本の教育界も「偏差値教育」を取り入れました。そして平成11年改めて、この「偏差値教育」のもたらす弊害が生じ「授業破壊」が深刻な社会問題になりました。

産業の発展期に、無個性な横並びの教育を最良として優秀なる均一的な人材を数多く教育して来た背景がありました。経済主義に沿った教育であります。

それにより知識応用においては世界の一・二と言う教育の水準でありました。その教育が今、大きな壁に当っております。教育には二つの要因があります。

一つは「学ぶ」ことから得る知識と応用です。そしてもう一つは「遊ぶ」ことから得る知恵と経験です。

戦前の固定教科書の最初に「よく学び、よく遊ぶ」という事が信条に示されていました。この「遊ぶ」ことの大切さを切り捨てて来た教育に、まず大きな反省点が伺い知れる訳です。

遊びから得られる忠誠心・創意工夫・問題提起・判断力・集団行動による協力精神・勇気等を「偏差値教育」が切り捨てて、真に人格なき教育を実践して来てしまった状況が今の日本の姿です。

【5】 人間性なき科学
人間性を滅ぼしてまで科学の進展があっても良いのかと言う事です。

毒ガス・原爆・クローン動物等、科学者が「謙虚さ」と「尊厳」を忘れて「うぬぼれ」と「錯覚」を持った時は、人間を自滅させる事になります。

人間を物体としてしか扱わない医師も増加しています。科学者やそれに携わる人達が、しっかりとした倫理観を持って開発・研究をして行かなければ社会的な弊害をもたらす要因となります。

【6】 良心なき快楽
文明が進展して世の中が便利になっても、人の欲望や快楽は逆に倫理観を失うと言う現象が生じてきます。

文明が生活の向上をもたらすことと反比例する相で、精神の荒廃が高じて来ます。大麻問題も大きな問題となって顕現して来ています。

また若者中心に援助交際なる売春が流行するのも社会的大罪の一つであり亡国への一歩であります。

【7】 犠牲なき信仰
信仰とは信じる道に従って福分を与えて行く行動であり、神仏に参拝参詣し、自らの願望を叶える事を信仰とは言わずに「敬神あるいは敬仏」と言い一線を画します。

福分とは「愛」であります。その愛を「布施」と言います。信仰とは自己犠牲の上に成り立って来る行動であります。

ですから自己犠牲のない「敬神あるいは敬仏」を行う事です。

今、現在の日本の社会情勢で生じて来ている出来事が七つの内で、いくつ該当するかを確認して見ると、社会の荒廃の度合いが理解出来ます。

経済戦争に敗れたと言う自覚のないまま、また荒廃がここまで進んでいるのだと言う自覚のないまま、目先の景気浮揚にお金をばら撒いている政策しか実行出来ない内閣であります。

軍国主義で敗れ、経済戦争で敗れた現状を、復興させるには大変な覚悟と試練が国民に求められているのです。

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