除夜の鐘と気学

2008年12月19日 金曜日

新年を迎える行事に大晦日の「除夜の鐘」があります。

長い間にわたっての習慣である除夜の鐘ですが、なぜ108つなのかは余り聞いた事がなく「人間108の煩悩があり、それを打ち祓うために鐘を108回打つ」と言います。

しかし簡単に言えば十二支・九星の掛け算(12×9=108)を、しただけとも言えます。

気学では、十支は人の精神・十二支は人の肉体・九星は人の行動を言います。

その肉体と行動に着く邪気を拭うと言う意があり、これが気学の解釈です。

他の説として煩悩を108つとした根拠として、死苦(しく・4×9)の36と八苦(はっく・8×9)72で、36+72で108になります。

また1年の12ヶ月が苦(く・9×12)で108つという説もあり、もうひとつは1年間の12ヶ月+24節気+72候で合計108つとなる説等々あります。

人と自然界との係わり合いが108の数の中に含まれていることが解ってきます。お数珠も108つの数です。

日常生活の中で誰しもが持ち合わせるような悩み事(煩悩)を鐘を叩くことにより、「報恩と感謝」の心となり、また煩悩から解かれることにも成っていきます。

親や先祖から授かった糧と言う「宿命」を自分の「立命」(心を磨く)によって「運命」が定まるということです。志なかばで頓挫するのは糧「宿命」の使用法「立命」の使い方「運命」を誤ったからです。

大晦日の除夜の鐘とともに煩悩を一つ一つ反省し、来年は良い年になりますようにと鐘を叩くことです。

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