会者定離  

2023年8月10日 木曜日

このお盆期間(8月13日から16日の4日間)は、皆さんはどうされていますか。帰省ですか。先祖の供養をしていますか。それとも旅行ですか。台風6号・7号が来ています。十分に注意をしてください。

人生には必ず人は出会いがあり、そして誰もが死んでいくのです。これを仏教では「会者定離(えしゃじょうり)」と言っています。また良く、人は一人で生まれ一人で死んでいくと言われます。

人生は長いようで短いと感じます。年をとると余計に人生が短く感じるのです。もっと生きたい、もっとあんなことがしたい、もっとあの時、頑張ればよかったのに、こうしていれば良かったのにと思えば切りがありません。

自分が死んだ後、どうして欲しいですかと聞くと、人さまざまで色々な意見や要望があります。家族で話し合っておくことは大変重要です。

大きな葬儀をやる人、大きなお墓に入れる事。死んだ本人は何もわかりません。ある意味、残された家族や会社の見栄でやるのかもしれません。

今までの墓が自然災害で壊れた。身内が離れ離れで墓参りが出来ない。遠くに住んでいるので墓の守が出来ない。最近では様々な問題が出て来ています。

最近では荼毘にして、散骨(山・海・河等)する人。墓は持たない人。納骨堂で永代供養してもらう人。時代とともに先祖供養も変わりました。

こんな世の中ですので身内・親戚・友人・知人には死亡連絡だけして、葬儀はしないで荼毘にして散骨する方法が一番きれいな後始末かなとも思います。

今一度、お盆の時期でもありますので、家族や身内で話し合ってみてください。

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