地球を救おう

2021年11月20日 土曜日

バブル崩壊後のグローバル化時代の到来による世界の販売は、大量製造・大量販売・売り上げを上げるための政策ばかりで、人類は大きなものを多く失いました。

ひとつは自然災害です。豊かな緑の山を伐採する事による自然災害の多発や地球温暖化(CO2問題)です。

世界の各地で起こる、地震・噴火・火災・豪雨・洪水・竜巻・台風等の自然災害は年々拡大しています。地球温暖化で気温は上がり、海水は温度が上がり、氷山は溶けています。沈んでいく国もあります。

今回の熱海の土石流もこの自然災害(盛り土問題で一部人災でもあります)です。また世界的に起こっているコロナ問題(感染症)も自然災害のひとつです。

今、この地球温暖化問題では世界の若者が立ち上がりました。今の「若い者は」と年寄りは敬遠していましたが、なかなか若者も捨てたものではありません。賛同する人々が世界で多く集まって来ています。更に大きな輪になり、みんなで地球を救おうではありませんか。今やらなかったら地球は50年から100年しか持ちません。

次に人間の格差社会を多く作りました。世界には今日のご飯が食べられない人が沢山いるのに、反面、裕福な国や企業や人は残飯処理や廃棄処分(今回の2020東京オリンピックでも問題になりました)にしています。日本でもテレビ番組でやっている大食いバトル番組には抵抗があります。

一方では食べられない人たちがいます、一方では廃棄している人たちがいます。このような社会である現在を変えなければ本当の人々の豊かさはありません。

衣・食・住があって本来の人間のあるべき生活です。この問題が解決しないから戦争があるのです。

この差とは何なんでしょうか。何が必要なのでしょうか、これからはどうすればよいのでしょうか。

大手の企業や富裕層といわれる人が立ち上がって頂き、困っている人を助けて欲しいです。今回のワクチンでも先進国は入荷があり、早く接種することができました。しかしお金のない後進国はいまだ、接種を受けられずに困っています。死者も多く出ています。人間としてこの世に誕生したのに、これだけ差があるのはおかしいです。これが平等でしょうか。

これからの世の中は、社会は、販売において、ものを大切に無駄のない量を販売する方向に持って行くことです。

世界の人口70数億人の中で、限定された富裕層や独占販売的な大企業にはこれからの販売や消費動向を考えて頂きたいです。

人々は、企業は、限られた狭い市場に売り込みをしているのが現状の姿ではないでしょうか。この点に注目して欲しいです。

大きな海で、耳かきで水をすくっているような市場で競争している現状です。

だから競争が激しいのです。裾野を広く販売する方法を探すことです。

世界人口の70億人が、普通に買い物ができるなら、世界の皆が物を買うことができたら、それこそ想像を絶するマーケットです。いくらでも、ものは売れます。これが自然な市場(大きな海)なのです。

昔、こんなセールスの話を聞きました。

あるAセールスマンは「裸足で生活しているアフリカに靴を売ろう」と。あるセールスマンBは「裸足で生活しているアフリカでは靴の販売は無理だ」と。とりあえず、売りに行くとAセールスは行動を起こしました。びっくりする位、多くのアフリカの人たちが靴を求めました。

岸田内閣の「成長と分配の好循環」を経済政策の一番に掲げていますが、安倍政権の二の舞になりませんか。本当に分配があるのでしょうか。またまた企業だけが儲けるのではないでしょうね。

実際にコロナで人員の削減・在宅勤務・サービスが悪い(人がいないのですべてが遅い)にも係わらず販売価格やサービス料金は変わりません。大手の企業は「只今、コロナ対策で人員をカットして営業を行っています。その為、ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします」とのメッセージです。

どれだけ経費の削減があるのでしょうか。その結果として企業は最高の純利益を上げています。しかし私たちの給料は上がりません。

今まで儲けた利益を、大手企業や富裕層は今こそ、このコロナで失くした損失を埋めるぐらいの投資や寄付が必要です。

自然災害(地球温暖化)と格差社会の是正を急がなければ時間がありません。

大手企業といわれるところはそこまで考えた未来を構築しないとこれからの世の中や社会は空しいものになるでしょう。やらなければ、今のままの社会や企業が継続します。それでは世界に未来はないでしょう。

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