世間では何か大きな事故等が起こった時、あの人は運が良かった、逆に悪かったといいます。人の吉凶・禍福・良否を運が良かった偶然と捉えて考えるのか、運が悪かったのは、事故に遭遇したのは必然と捉えて考えるかです。
ひとつの事柄について全て偶然であり、見た目の状況がその事柄を発生させたのか、いやその事柄は起こるべくして起きたのだと言う原因があってその事柄が発生したと言う必然のふたつの考え方が生じます。
今の世に生じる事柄は過去の必然(因縁・原因)の中のめぐり合わせのひとつとして課せられて来た事柄と捉えて考えています。過去の必然的な事柄を払う意味でも「祐気とり」は必要です。
死ぬ人はほとんどが死ぬべき行動(必然)をして死んでいるのです。死んで当たり前の行動なのです。原因と結果を見れば一目瞭然でわかります。
台風の日・荒れた天候の日に山に登ったり、海にサーフインをしに行ったり、船を出して漁に行く、自分の畑や田んぼを見に行く、川の氾濫で流される、コロナ対策でのワクチンを打たない等はすべてある意味、自殺行為であり、必然的に起こっています。また最近では歩きスマホでの事故です。(周りが見えない・物体との衝突・踏み外し事故)
不運が生じたら、いかなる対策を取れば良いかと言う事になります。「不運だったらまず行動すること」であります。気学では「人の吉凶は動より生ず」と言う教示があります。
コロナだ・不景気だと嘆かないで、今の状態で何が出来るのかと気持ちだけでも動かす事からの出発であります。そしてまず頭で考えるのではなく体を動かす事であります。(現在のコロナ状態では行動は十分に注意してください)
そして必然な事は避けることです。この世で活躍出来て永続を果たし繁栄を築けるかと言う事は足元にある「先祖」の力なのです。先祖を大事に感謝の心を持ちましょう。