十二支による景気予測

2020年6月11日 木曜日

十二支は自然界の12年のサイクルを表した区切りであります。景気もこの繰り返しの影響を受けることが大です。太陽の黒点は11年周期であり、黒点と気象そして気象と景気と言った因果関係もあり、こうした教訓を目安として判断する事も大切です。
景気の流れは下記のように則して動いているくらい類似しております。
上手に取り入れて予測の目安にする事です。

子の年は【困窮】実力なき者は倒産し実力ある者は縮小し自然淘汰の期。

丑の年は【発奮】不景気に懲りて不自由を忍び、生計困難より脱出せんと各人大いに励む。

寅の年は【勤勉】真面目に働けば少なくとも利益あり、各人とも業を励む。

卯の年は【節倹】汗を流して儲けたる金は容易に己を散せず。人々は堅く節約を守る。

辰の年は【蓄積】塵も積もれば山となり銀行資金豊富となり輸出超過となり正金流入する。

巳の年は【豊満】資金充実・金利低落・有価証券暴騰・事業勃興・物価騰貴。

午の年は【騎慢】物価続騰・投機熱盛んとなり一般に流れる。

未の年は【豪争】投機全盛・益々募り輸入超過・生産過剰・正貨流出・資金需要激増・金利暴騰。

申の年は【自爆】貨物停滞・物価低落・生計困難・信用乱用。

酉の年は【禍変】事業衰退・資金減少・不景気の声。

戌の年は【失望】破産改革・失業者続出・輸入超過・株式低落。

亥の年は【困難】整理され一時的には良いが競争激しく、不景気の度益々強くなる。

亥・子・丑年は反省期間である。
寅・卯・辰年は発奮期間である。
巳・午・未年は好景気期間である。
申・酉・戌年は不景気期間である。
となります。

証券業界の干支に絡む相場の格言は、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」というものです。

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