資本主義社会の分岐路

2020年6月21日 日曜日

人類の幸せや繁栄を願って出来たのが資本主義である。資本主義が出来て250年。対抗する社会主義や共産主義は撤退が続く。今、資本主義の未来を真剣に考えないと怖い時代に突入しました。

世界のトップ(富裕層)62人対低所得者36億人と同じ資産である。高額所得者の資産を見ると、ひとり何十兆円や何兆円という金額である。一体このような資産をどう使うのか、本当にこれだけの莫大なお金が個人で必要なのか、ないものには不思議に思います。

グローバル化が格差社会を作った。TPPも同じことが起こるかもしれない。
今では90%の低所得者の年収が300万で、1%の富裕層が1億以上の年収である。
海外からの安い物が輸入され、製造業の仕事が無くなり、治安が乱れる。中間層がいない社会。今では特権階級の資本主義だ。ますます巨大格差が広がる世界になっています。

世界中には今日の「めし代」もない人達が多い世の中で、一人の年収がこのような金額の人もいるのです。
メキシコとアメリカカリフォルニアの国境であるテイファナに多くの難民がアメリカを目指して押し寄せています。難民・治安・就職・生活保護等でアメリカのトランプ大統領は入国拒否を実行しています。

日本においても永く国に認可されていた職業がありました。特に「米屋」「酒屋」「タバコ屋」です。しかし規制緩和と言う名のもとの自由競争で今ではほとんど単独で見なくなりました。コンビニ等にすべて吸収されたような実態です。

成功する会社や企業があれば、その裏で泣いている会社や小企業があります。
儲かって成功する会社とは反対にはつぶれて地獄を見る会社があるのです。

実際、成功する人(儲かる・貯えが増える)とはどんな人なんでしょうか。
その特徴は・・
・人との交際が少ない人(お金を使わない)
・ケチな人(貯金をする)
・変わり者(何を考えているかわかりにくい)
・チビ・ハゲ・ブタの人(昔はこのように表現されました。ある意味でのハディーのある人)
・悪いことをした人(法を犯すか、ぎりぎりのの事をした人)
・人を蹴落とした人
等々

今の社会は富裕層が政治に献金し政策に影響を与えているのです。現在は政治家が主導するのではなく陰で、裏で富裕層が金を出し、国を動かしています。

本来は富裕層や一流企業に法人税の増額をし、働く低所得者を中間消費者に持って行くことが望ましいが、むしろ法人税を下げる政策を国は取ります。本当にこれでよいのでしょうか。このままでは危ない。

中小企業の悲鳴は働き方改革や9日・10日間の大型連休・賃金の増額・ものが売れない(こんな勤務状況でも社員にまるまる1ヶ月間の給料を支払う事になる。これでは個人経営者は大変です)と聞こえて来ます。政府の取った政策は大手企業や富裕層を豊かにする政策ばかりです。ますます格差は広がっていきます。

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