NHK紅白歌合戦から

2020年1月11日 土曜日

昨年暮れのNHK紅白歌合戦の視聴率がワーストだったと高齢者の間で囁かれています。視聴率が悪くなった原因はいろいろとあるでしょう。

そもそも紅白歌合戦とは赤組(女子)と白組(男子)に分かれて歌で勝負をするものです。それが最近では主旨が違ってきているように思います。
本来の歌の勝負からお笑いや演出に重きが変わって来ているように感じます。

歌手になった人の目標・目的が、いつの日か「NHK紅白歌合戦」に出たいと言う思いがあります。それだけ権威のあった番組です。

しかし最近の傾向は3分間の歌のドラマが省略され半分の1分30秒ほどになっています。これでは本当の歌の醍醐味も良さもわからず、歌う歌手の皆さんも、物足りないのではないでしょうか。

そして男も女もグループばかりで、単独の人が少なくなっています。
時代の流れと言えばそれまでかもしれませんが、これでは特に年配の人は面白くないのではないでしょうか。

昭和の時代が懐かしく思います。昔の視聴率は常に他を圧倒する高視聴率でした。あの昔の司会者の初出場の自己紹介(例として田舎を後にして10年、田舎のお父さん・お母さん、ご覧いただいておりますでしょうか。見事に初出場を勝ち取った息子さんを褒めてやってください。今から、歌います。人生の晴れ舞台です。どうぞ)涙・涙でした。

会場も田舎の家もすべてが一つになっていた番組です。
大晦日の夜、家族全員で(帰省者も含み)見たあの頃が懐かしいです。
どんどん昭和が遠くなっていきます。寂しく思う今日この頃です。

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