年金問題

2019年7月11日 木曜日

来る7月21日の参議院選挙でも争点の一つになっているのが、年金問題です。

65歳の退職後、残りの人生で後2000万が不足するという国の説明は明らかにこの先、年金は破綻する。破綻しないなら減額になるまた支給年齢を上げると言う意味です。

政府は、年金は100年間安泰と言います。長く維持する事は出来るでしょうが中身が問題です。生活の出来ない金額をもらってもしょうがないです。年金とは人間が人間らしい生活が出来る保証であるべきです。

国民年金は40年間分の保険料を全額支払うと、65歳から満額の年間77万9300円が支給されます。だいたい1ヵ月当たり6万5000円が受給できる上限ということです。
支給される金額は、保険料を支払った期間や支給開始年齢を前後にずらすかどうかによっても変わりますが、平均受給額は月5万5000円となっているようです。

生活保護費は生活扶助・住宅扶助等で、単身で60歳以上の方でだいたい月12万ぐらいになります。住む地域によって多少は異なります。
そして・所得税、住民税などの税金・国民年金保険料・国民健康保険料・NHKの受信料はすべて免除となります。

こつこつと国民年金を40年間も掛けて来て、65歳からもらえる額は最高で月6万5000円です。年金受給資格もなく、財産もない人は生活保護で月平均12万もらう。これっておかしくないでしょうか。

人間が最低の生活を営むのに月12万かかるのでしょう。だから生活保護は12万何でしょう。それなのに国民年金は月65000円ですか、国のやっていることがおかしいです。

逆でしょう。40年間、支払ってきた人が月12万で、生活保護者が月6万5000円でしょう。本当に正直者が馬鹿を見る世の中で、システムです。

こんな状況の年金に若い人に年金を払ってくださいと言っても将来もらえないものに支払う人はいません。これなら支払わずに生活が困難になった時に
生活保護に頼れば良いと言う考えになります。

今こそ、年金問題の最善の解決策を見いださないと、大変な事になります。
政府の先見の明のなさを痛感します。

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