あなたは解っていますか

2019年7月1日 月曜日

私たちの日常の仕事の中でつい忘れていたり、解かっていたようで解っていなかったことがあります。
代表的なものに、①説得と納得の違い②手段と目的の違い③知っている事と解っている事の違いです。

①説得と納得の違いは、部下や得意先や販売相手に対して説得はしてはいけません。上手く行かないビジネスマンは力説して説得しているのです。これでは契約は取れません。契約が取れても必ずその後にキャンセルや返品があります。相手に対して納得して頂くのが一番良い契約となります。
部下の育成においても説得ではなく納得して仕事をやってもらう事が重要です。

②手段と目的の違いは、働いて頑張ってお金(手段)が欲しいのではなく、その次にある目的(家・服・車等)が欲しいのである。使わないお金は必要ない。お金じゃなくその次の欲しいものが最終目的です。
会社は利益を上げ存続させ、そして地域に税金を納め社会に貢献する事に 最終の目的があります。
病気を治したい、何故治したいか、次の目標は治ったら何がしたいか目的をしっかり持つなら病気の回復も早いものです。

③知っている事と解っている事の違いは、「高学歴の人は、知識はあるが、知恵がない」と良く言われます。まったくその通りです。
そんな事は解っていると言って動かないのである。すなわち頭でっかちであるのです。その為に経験も実践も失敗もしていないので、アイデアも知恵も湧かないのです。本当に解っているならやった筈です。

目標の達成できない人は何故できなかったかのNOの言い訳がすごいです。すなわち言い訳の事ばかり考えているのである。出来る人はどうすれば出来るかを考えているから目標の達成が出来るのです。

正しい事と出来る事は違うという事を理解する事が重要であり、どんなに正しい事でも現実に出来るかどうかを考える事です。出来ないのならどんなに正しい事でも行動はしてはいけない。

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