運命と開運

2019年4月11日 木曜日

運命とは、人が自ら運び行わんとする一切の力が、自己の力量ではなく、天地が人に賦与せるものであります。然る故に、運命とは人間の力以外の天が与える力を言うのです。すなわち運び行う力と作用を天が命じてくれると言う義になります。斯かる運勢の素質を所有する人は天命の運と称せられています。

もし、一般的人間の手腕や力量で物事を成就しようと思う通りに大業が得られるものなれば、天運も天命もなく、一人の力で何業に拘らず開業して隆盛繁栄の境に達し以て一家の基礎を築き得るはずでありますが、何人も最初の一念通りに、最後の結果を得ることが出来るかどうかであります。

皆、目的を達成すべく鋭意努力するのでありますが、中途に至って予定通りに進展しないために、目的を変更したり、あるいは途中で放棄してしまう事が多いです。仮に一念を通し目的を貫徹して大成功に至るものは皆無と言ってよいくらい少ないのです。それが現実であり実際の姿なのです。

この事が間違っていると見る人は神眼を有するものにあらず死眼の持主であります。失敗者の多くは天理に順応する精神に欠け、すべて人間の常識一本で進み、且つそれで成功を成し遂げようとする浅薄者であるのです。

人間の常識は断じて万能なるものではないのです。極端に言えば一寸先は闇です。その闇の中で常識の万能を唱えて努力邁進してみたところで見当や方向が見いだせないのです。その闇の中をさまよって居る状態では決して成功はありません。天地の示す明朗な道に進出して、人間としての真善の成功をためす事を悟らなければならないのです。

然るに開運の方法は一日も早く運命を自覚し一日も早く吉方を使用することで、運命が開花してくる事を知ることです。


しかし今日、吉方位を使ったからすぐに大金が入ると考えるのは間違いです。
吉方位を使えば先ず自分自身の健康を増進することが出来ます。そして健全なる精神が促進されます。今日、吉方位を使った人と使わなかった人とでは、3年・5年後に天地の差ほど相違が生じます。この点を留意して運命・運勢の開拓を図るべきなのです。

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