イラク戦争は「何だったのか?」その後の検証もされずに10年が経過しました。2回に亘って気学検証をします。
イラク攻撃勃発は平成15年3月19日(六白金星未年・四録木星卯月)でした。あれから10年が経過しました。
米国のブッシュ前政権が始めたイラク戦争は(イラク・フセイン大統領・1937年4月28日生(九紫火星丑年・衰運期3年目)平成23年12月、米軍の全面撤収(オバマ大統領)で終結した。
この戦争で占領統治は混乱し、4500人近い米兵の命が失われ、巨額の戦費(1兆ドル。日本円で90兆円)で財政赤字は膨れあがった。その原因の一つとしてアメリカ経済も弱体化した。開戦の理由とした大量破壊兵器が見つからず、威信は揺らいだ戦争だった。少なくともイラク人は50万人が犠牲になったと言われております。
イラク攻撃賛同派の主たる首脳(当時)の運気状況
アメリカ・ブッシュ大統領 1946年7月6日生まれ(九紫火星戌年・衰運期3年目)
イギリス・ブレア首相 1953年5月6日生まれ(二黒土星巳年・衰運期5年目の厄年)
スペイン・ロペス首相 1953年2月25日生まれ(二黒土星巳年・衰運期5年目の厄年)
日本・小泉首相 1942年1月8日生まれ(五黄土星巳年・盛運期3年目)
イラク攻撃消極派の主たる首相(当時)の運気状況
フランス・シラク大統領 1932年11月29日生まれ(五黄土星申年・盛運期3年目)
ドイツ・シュレーダー首相 1944年4月7日生まれ(二黒土星申年・衰運期5年目の厄年)
ロシア・プーチン大統領 1952年10月7日生まれ(三碧木星辰年・盛運期1年目)
平成15年の主たる首脳の運気状況は衰運年であり、フランス・シラク大統領と日本の小泉首相が盛運年にあり、共にリーダーシップをとれた状態にありました。
しかし現実は、小泉首相は米国を追随する形で、イラク攻撃を承認し、平成16年1月に。自衛隊が初めて他国の戦場下に派遣されることになりました、一方シラク大統領は国連中心でイラク問題を解決すべく、イラク攻撃を回避する方向で対応しましたが、イラク攻撃は開始されました。そして多くの尊い命が失われました。
今日も世界のどこかで起こっている戦争は人間の「欲」しかないのです。現在に於いても核開発を進める北朝鮮・イラン、シリアとイスラエル問題、アフガン紛争等、終わる事のない人間の疎かな行動です。また安倍政権の憲法改正問題で、今後大きな論議になるでしょう。
国の指導者の運気によって国民の良否も生じて来ます。運気の良い指導者に当る国々では、国民が安泰の要因を現出して来ます。しかし運気の悪い指導者に当ると国民が苦労し、思い通りに行かぬ事態を現出します。
戦争問題のみだけでなく、経済問題も国の首脳の運気で左右されます。国の首脳の運気の盛衰が良否を分けるということであり、戦争問題や経済問題の見通しも首脳の運気が大きく左右します。次回に続く。