欠陥家相

2019年9月1日 日曜日

犯罪者を生み出す家相、つまり警察沙汰や裁判沙汰を起こしやすい家相とはいかなる相かと言いますと、南方位と乾方位(北西方位)と艮方位(東北方位)に欠陥のある家相であり、この内二方位のみでも凶現象の起きる家であります。

これは南三合の欠陥家相と言います。(氣学連続鑑定法)
欠陥要因は欠け込み・玄関・土間・水廻り(トイレ・浴室等)・池・廊下等を言います。

南方位の欠陥作用は「公難」(犯罪者等)に遭遇しやすく、特に欠け込みを嫌う相で、南に五黄殺・暗剣殺や本命が廻座した年・月に凶現象となって顕現する。あるいは本命中宮位廻座の時も注意を要することになります。

乾方位(北西方位)の欠陥作用は主人が居てもその役割を果たさず、家で押さえる者が居ない為、秩序が保っていない家庭となり、主人は午前様の相となり、家に居つかず外泊が多い家相です。

艮方位(東北方位)の欠陥作用は妻が病弱になりがちで、生まれる子供は女子であり、男子が生れても育たずの家相で、後々相続の争いあり、家人欲張りの多い相です。

坂道の家の場合は家から前道路が東に少し高く西に向かって下って行く逆地相に建物が建っている家です。
逆地とは最初は長所面が顕現しますが、後になり短所面が一気に顕現して長所面をも呑み込んで行くことになります。
坂道の途中に土地を求め、家を建築するのは大変難しい条件があり、その坂道が「逆相」であることが災いを受ける遠因でもあります。

人の吉凶においてまたその家族の思想や構成には方位や家相が一体となって作用して来ます。
それが顕現するに至る要因は個人差があります。同一条件であっても運気の強弱・器量の大小・家族構成でも一長一短には差が生じます。

「災害は忘れた頃にやって来る」の言葉のごとく方災も歳月の経過と共に忘れた頃に顕現します。また夫婦には「相見互い」の運気の流動もあり、どちらが主の運気で、どちらが従の運気であるかで吉凶に対する対応も違って来るのです。

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