米国相と事象については,12年毎の巳年に注目してください。
1929年(昭和4年・ 八白土星巳年) 世界恐慌が起きる。
1941年(昭和16年・五黄土星巳年) 太平洋戦争勃発・真珠湾攻撃される。
1953年(昭和28年・二黒土星巳年) スターリン死去・朝鮮戦争休戦となる。
1965年(昭和40年・八白土星巳年) ベトナム戦争において北爆を開始する。
1977年(昭和52年・五黄土星巳年) 日米貿易摩擦が起きる。ドル安・円高続き不況。
1989年(平成元年・二黒土星巳年) レバノン内戦。翌年湾岸戦争へ。
2001年(平成13年・八白土星巳年) 同時多発テロ勃発。
2013年(平成25年・五黄土星巳年) 果たして何が起こるのでしょうか?
因果律がもたらした事件は気学周期の重要予測の基盤です。
家相と住居している人との運気との関連があるように、国相と国民との間にも運気の関連があります。
家相の場合は「水廻り」による吉凶・良否・善悪等が生じ、また家の欠けや張りが家族の状態を示すように、国相は首都を中心にして拡がる相(カタチ)により長所・短所が生じ運気事象に大きな影響を及ぼすことになります。
米国の場合は、首都ワシントンを中心にして大きく南西方位から酉方位に広がる国土であり、東方位・東南方位は海となる状態であり、特に「東南の方位[巳方位]」は河川と海の相となっております。
過去の巳年において大きな過度や分岐にあたる困窮・試練・恐慌等をこの巳年の年に味わってきた歴史的経緯が米国にはあり、国相の持つ相と歴史上に起きた事象に因果関係が生じて来ております。
日本国にとっての鬼門方位(東北方位)は米国であり、常勝国日本が初めて敗戦国となり、米国によって思想の改革がなされ変革を求められた。
第二次大戦中、常勝ヒットラーはソ連(現在のロシア)(東北方位・表鬼門)へ進攻し失敗。以後敗戦へところがりました。
中国にとって満州は東北方位(表鬼門)に当たり、長い歴史の中で争い事の発端となって来た。八路軍(中国政府)は満州で旗揚げして全土を制圧。物事の紛争や征圧や介入は東北方位(表鬼門)と南西方位(裏鬼門)との方位関係が多いのです。
大戦中のフランス(南西方位)とドイツ(東北方位)の関係・ベトナムにとってのアメリカ(東北方位)・チェコスロバキアにとってのソ連(現在ロシア)(東北方位)・エジプトにとってのイスラル(東北方位)等、国と国の関係の交流にはこうした方位によって生じる因果的要因があります。
陰の気に代表される丑寅の表鬼門方位も使い方一つで上手に活用出来るのは、こうした改革や変革をもたらす方位であり、その要因をプラスに引き出せば良果になります。
戦後日本がアメリカで半強制的に押し付けられた憲法も、今では平和憲法として、当時の経緯も忘れて当然視している姿は、結果として約半世紀以上、大きな戦争もなく争いもなかったと言うことは、明治以降10年に一度は争い戦争をして来た国としては大変良かったと言えます。
しかし歴史は流動的であることも心に明記して置く必要はあります。いつ現況が変わるかは方位的に見て米国の出方一つと言えます。