伊勢神宮の式年遷宮

2013年9月1日 日曜日

伊勢神宮(三重県伊勢市)は20年に1度、社殿を建て替え、装束神宝を新調してご神体を移す式年遷宮の「遷御(せんぎょ)」の儀を、10月2日に皇大(こうたい)神宮(内宮(ないくう)、同5日に豊受(とようけ)大神宮(外宮(げくう)で、ともに午後8時から行うと発表されております。

約1300年前に始まったとされる式年遷宮は今回が62回目です。内宮、外宮の社殿などを造り替えるほか、714種1576点の装束神宝も古式のままに新調します。伊勢神宮と気学の係りは陰陽五行説・三合の説・参天両地の説があります。

伊勢神宮が日本国発展の願いとして建立されて20年毎の遷宮が行われて「新しい息吹」がその都度吹き込められて今日に至って来ている訳でありますが、その遷宮の要因が日本国の隆盛にも因果関係を及ぼしているのであります。
栄枯盛衰の自然界の輪廻を象徴的に表しているのが「遷宮祭」と言えるのです。

日本の景気の上昇と下降が、伊勢神宮の遷宮と結びついている因果があり、東から西への遷宮時の20年間は日本の景気は下降線を辿ることになり、西から東への遷宮時の20年間は日本の景気は上昇を辿ることになります。

昭和28年(二黒土星巳年で西から東へ遷宮)
昭和29年(一白水星午・甲年)から昭和48年までの20年間。
戦後復興から世界経済大国になる。

昭和48年(九紫火星丑年で東から西へ遷宮)
昭和49年(八白土星寅・甲年)から平成5年までの20年間。
オイルショックからバブル崩壊となる。

平成5年(七赤金星酉年で西から東へ遷宮)
平成6年(六白金星戌・甲年)から平成25年までの20年間
社会機構の見直しから現在のアベノミクスまで。マスコミ関係や政財界や世間ではデフレ・不況と言われた時代でしたが、あの異常だったバブルを引き合いに出して比較するところに問題があるように思います。これがある意味で普通だったと言う見方もあるのです。

平成25年(五黄土星巳年で東から西へ遷宮)
平成26年(四録木星午・甲年)から平成45年までの20年間
人びとは景気回復を望んでいますが、果たしてどんな20年間になるのでしょうか。流れから推測しますと景気は下降線を辿ることになります。20年間と言う長い時間の中での浮き沈みがありますが、総合判断です。

気学180年周期の最初の60年間(上元期・1864年から1923年)・中元期の60年間(1924年から1983年)・下元期の60年間(1984年から2043年)と言う流れも重なります。下元期の事象は「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」です。下元期の残された30年間(来年は2014年で残り30年の内の20年間が今年の伊勢神宮の式年遷宮と重なる)も一つの要因です。

西から東へ向かう、つまり遷宮すると言う事は「太陽」の昇る「陽の気」の方位へ向かうことであります。東から西へ向かう、つまり遷宮すると言う事は「太陽」が沈む「陰の気」の方位へ向かうことであります。

日本が明治以降から140数年の間に多岐多難の中で世界有数の国に成長したのも、京都から東方位にあたる東京に「遷都」した要因もある訳であり、「日出る国」の日本が、伊勢神宮を建立した(当時は大和朝廷)祈願の趣旨が東京へ遷都することで成就したと言えるのです。

気学は「太陽」信仰の実践とも言えるのです。日本経済界の大きな所は関西出身の企業が大半を占めます。芸能界では箱根より西の出身者が多いです。これらは気学実証としての統計であります。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

タグ: , ,

コメントは受け付けていません。