180年周期について

2022年3月21日 月曜日

いつもお知らせ致しております180年周期について、下元期の終盤を迎えて、色々な意味で事象が顕現してまいりました。

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。事象には復興・建設・上昇・出直し・覇権・後始末・発展・芽生えが生じます。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。事象は権威・安定・学歴・強圧・形式等の円熟期です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(令和25年)癸亥二黒土星年までの60年間です。事象は変化改革・思想・実力・混乱・崩壊・下剋上・不安定・混乱期です。

その下元期60年間の中の39年目にあたりますのが、今年の2022年「壬寅(みずのえとら)五黄土星年」です。この下元期60年間(事象は変化改革・思想・実力・混乱・崩壊・下剋上・不安定・混乱期)の残りが21年間です。

180年前を振り返れば、日本は1853年ペリーの艦隊来航があり、世界の新大陸では原住民族の諸帝国が滅ぼされて欧州諸国の植民地となって以降、18世紀後半まで独立国はひとつもなかった。18世紀後半のアメリカ合衆国の独立(1783年)の後、ヨーロッパではフランス革命とこれに続くナポレオン戦争が起こると中南米でも独立の動きが活発になった。1830年までに、アラスカ、カナダ、カリブ海諸島、ギアナなどを除く主要な地域が独立を宣言または達成し、カナダは1867年に自治権を獲得、キューバも1902年に独立した。

このように世界で国が独立したのがわずか180年前後の歴史しかありません。

人類の進歩はわずかここ100年(中元期)です。想像を絶せるぐらいの超高速の100年でした。世界の人口は増加し、ありとあらゆるものが発明されました。人々の暮らしも大きく変わりました。その半面では人間の醜い姿は今も昔も変わりません。

そして今、大きな出来事が起こっています。下元期の事象でもある崩壊の危機です。それがロシアのウクライナ侵攻です。これは戦争です。独裁者ロシア大統領プーチンの犯した戦争です。

そして国連もアメリカもNATO(北大西洋条約機構)も、言葉や会見では、ロシア制裁を表明しています。事実として裏では、この戦争をウクライナに加担し支援しています。ロシアに対する各国の経済制裁が徐々に浸透して来ました。

プーチンの犯した罪は多くの犠牲者を出しました。一日も早く終息しないと、ウクライナの人々は大変危険です。ウクライナの人達は何としても生きてのびて欲しいです。ソ連が崩壊したのが1991年で30年後の今、今度はロシアの危機が迫っています。

この出来事に便乗してミサイルを発射する北朝鮮、横で見ている中国とすべての行動がおかしいです。

そして今は、世界中で猛威を振るう新型コロナです。発生から早2年が過ぎていまだ収束しません。世界の死者は500万人を超えました。

そして差し迫る自然環境問題です。日本でも南海トラフ大地震の予想、3月16日にはまたしても宮城・福島地震(6強)・同じく18日に岩手地震(5強)が発生しました。山の噴火(御岳山・阿蘇・富士山・鹿児島トカラ列島)が更に大きな爆発が起こる可能性が高くなっています。まさに世紀末の事象が怖いです。

時代や歴史は繰り返すのです。残り21年間が無事に過ぎてくれる事を願うと共に過去の歴史や経験から学び、それを糧に人間はこの状況から乗り越えなければなりません。

コメントは受け付けていません。