北朝鮮のミサイル・核開発問題

2017年9月11日 月曜日

北朝鮮が次から次へと核ミサイルを発射しています。その度に政府は「北朝鮮に厳重に抗議した」「日本、アメリカ、韓国と国連安全保障理事会とも協力し更に強い制裁を下す。」と表明する。もう聞き飽きたぐらい同じ答えである。今まで取った制裁で何が変わったのか、何が効果を出したのか、まったく見えません。

その間に北朝鮮のミサイルや核の開発は進み、益々性能が良くなり脅威になって来ました。

特に日本の安倍首相の発言は「制裁を下す・最大の圧力をかける」と強い発言です。逆に北朝鮮をさらにエキサイトさせ、どんどん対話は離れて行くのではないでしょうか。中国やロシアは対話路線を推奨しているのに、日本の安倍首相はアメリカとともに強い制裁と圧力を求めています。本当にこれで良いのでしょうか。北朝鮮を刺激して本当に日本に撃ったらどうしますか?安倍首相は責任を取ることが出来ますか。

拉致被害者問題も長年にわたり解決される事無く、このまま永久に埋もれて迷宮入りの公算が強いです。対話も拉致も解決できる時期が2014年(解決の為のチャンスの最終年・拉致から36年周期・この時、北朝鮮は再度調査をすると約束したのです)にあったのです。そのタイミングを外したのです。まさに人ごとのような口先ばかりの対応なのです。

こんなに外交が下手な日本です。(問題が山積する外交問題はロシアとは北方四島返還問題、北朝鮮とは拉致問題・核問題、韓国とは慰安婦問題・対馬問題、中国とは尖閣諸島問題、アメリカとは日本国内中にある基地問題等々)

日本が独自に解決する案を提案するのではなく、必ずアメリカの指示に従うというものです。自力では何もできない日本の力が情けないです。

どんなに意見や忠告をしても北朝鮮は核実験やミサイルは止めないでしょう。なぜなら核を持つという考えで国や今の金政権が成り立っている国だからです。
北朝鮮が生きていく手段はこれしかないのです。

現に核兵器保有の資格を国際的に認められた核保有国はアメリカ、ロシア(ソ連からの継承)、イギリス、フランス、中国の5か国(いわゆる五大国)である。
一方では持つことが認められる国、一方では認められない国があること自体がおかしな話と捉えているのが北朝鮮です。

核と言う最大の武器を持ちたい。対等に世界と向き合いたいし戦争には勝ちたいと思うのは自然な事です。しかし、本当に戦争をしようと思っている訳ではないと思います。
① ここはまず核保有国の5ヶ国が核を放棄する案。
② 5ヶ国と北朝鮮が対話の席に着く案。
③ 北朝鮮の核保有を認める案。
④ 保有国を認め、生産や性能を制限する案。
等々
他にもっと良い案はないか、検討し行動を起こすべきです。難しい問題ですが解決しなければならないのです。また絶対に戦争は起こしてはならないのです。
例え戦争に勝ってもどれだけの被害や死者が出るかは想像が出来ると思います。

日本の防衛費がどんどん上がっています。本当にイージス艦やPAC3は信じて良いのでしょうか。迎撃は確実にできるのでしょうか。ミサイルを連射で撃って来たら、迎撃は出来ないと思います。アメリカからまたもや陸上型のイージスシステム導入費用が年末までにさらに上積みされます。この迎撃システムは1基800億円で、まずは2基導入。また、迎撃ミサイルが1発30億円もします。アメリカの軍事産業の一助を担うように感じます。韓国も同じように軍備の強化で米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」4基を装備しました。

この世から争いは無くならないのでしょうか。人間という動物の愚かな姿です。この世の中から戦争が無くなれば、どれだけ多くの人が幸せになれるのでしょうか。

自然災害が世界中で起こっています。メキシコ南部沖の太平洋で7日深夜(日本時間8日午後)に発生したマグニチュード(M)8.1の地震やハリケーンのイルマは勢力を維持したまま西進し、6日(水)にプエルトリコ、7日(木)にドミニカ共和国、8日(金)にキューバに最接近そしてアメリカのフロリダです。国家史上最強のハリケーンとなる可能性もあり、大きな被害が心配されます。

このままでは戦争でなく自然災害で世界は終わります。この戦争の為の防衛の為のお金を、全世界が自然災害に使ったらと強く願うのです。

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