甲子の日の御縁日

2014年2月21日 金曜日

大黒さまの御尊影は、人として行うべき道を教える象徴であります。

大黒さまはいつもニコニコとして温顔に、微笑みをたたえておられ頭に頭巾をおかむりなされて、大きな袋を背負って手に打出の木槌を持ち俵の上に立っておられます。このお姿は誠に親しみやすい実に理想の御神相であります。

この大黒さまの袋の中には諸々の重宝を入れ、打出の小槌を持ち、俵を踏んでいる御姿は「忍耐」と「堪忍」を示しており、小槌は「祐気と活動」を示し、そして俵を踏むものは「辛抱強さ」を示し、頭に頭巾をかぶるのは、「報恩感謝」の心の象徴であり、人間理想の象徴がすなわち「神」の相であります。

人より受けた恩義を忘れずに、報恩の実践を行い、人として相和して互いに敬愛の誠を表し忍耐・堪忍・辛抱を第一と心掛け、機嫌よく、元気よく、勇気を持って難儀や苦難や障害を恐れずに、よく働き、邁進し永遠に平和の人生を探求し人生が幸福でなくてはならない相を示しております。

大黒天さまの御尊影は我々の生活の修養であり、教訓であります。

大黒さまをお参り申し上げる日が、甲子の日を御縁日として御参りする事が、古来より習わしとなっております。

その由、大黒さまを、「甲子・(きのえのねさま)」と申し上げております。「きのえのね」とは十干の甲兄(きのとね)と十二支の子(ね)を組み合わせて甲子と言い、甲子の日は60日目に廻って来ます。

平成26年の甲子の日は
2月22日(土)・4月23日(水)・6月22日(日)・8月21日(木)・10月20日(月)・12月19日(金)です。

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