祐気とりの実践は常に人間が自然と共にあると言う自覚の「行い」行動であると思います。
人間には「五感」と言うものが備わっております。自然界にも五つの「発動の気」があります。この五感を働かせる事が、「開運」への基盤作りであり、根元要因であります。
①自然を目で見ることで、今の季節の色彩や情景や風情を知り、自然の移ろいを感じます。(視覚)
②自然を耳で聞いて、自然の中の生きる物音を聞き、自然界の躍動感を感じます。(聴覚)
③自然界を鼻で、香りをかぐことで、腹いっぱいに香りを吸いこむ事で、自然の祐気を感じます。(臭覚)
④自然より湧き出るお水や果実や山菜を味わうことで、素朴な臨場感と味覚を感じます。(味覚)
⑤自然に触れて見て共に共生しているものより、活力と励みを得て、より共生を深める事が出来ます。(触覚)
この五感で得る体験は成長期に於いても、また成人しても大変重要な事であります。
生活や実社会では自然観がどんどん希薄となり、疎外される状況になって来ております。本来の自然と親しむと言う事は、自然のサイクルを知り、人間の五感を働かせて、楽しみ行動することであります。
自然は楽しい感動の反面、恐ろしい脅威の面もあります。自然を軽く見てかかれば生存すら危うくなる時もあります。十分に注意して行動して下さい。