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祐気とり実践NO1

2014年8月21日 木曜日

祐気取り法は目的や希望や志し等を持って実践する「行(ぎょう)」であり、良きめぐり合いや出会いを導き出す気の活力源を授受する「行」であります。
運気・運勢の状態を改善し好転するように実践する「行」であります。

諸事諸般の事柄・商売繁盛・家内安全・護身守護・対人関係の改善・地鎮や安全祈願・開運招福等の生きて行くまた生活して行く諸々の状態の要因を有利にあるいは無難にすること及び成就する方法のひとつであります。

「お水とり」は祐気開運法のひとつで、自分の星の毎月の吉方位にあたる方位から、その方位の「気」を含んだ飲用に適した井戸水や湧き水を頂き用いる方法であります。

お水取りは主に身体健全をはかる方法であります。自分自身に「活力」を付ける開運方法であります。一に気力・二に助力・三に天命です。気力と言う人間の根源に「活力」を与えることそれが気学に於いてのお水取りであります。

気力を高めることにより、日常生活上に於いての活力を充実させ護身守護や病気治療への助勢・精神の集中等、自然界より発動するところの「活然の気」を養うひとつの方法です。

お水取りの効用については方災と言って原因の不明な病気の人に用いた時、病気の治療と言うよりは薬の副作用を抑える効果が強く生じております。お水そのものの祐気が助勢的な役割を果たすと言うことであります。知らず知らずの内に効果が出て来ます。

人間の体の三分の二は水分で成り立っているのですから、自然界の気を十分に受けた井戸水や湧き水を頂くことは良い事であり、それが人体の活力を助長させてくれています。

「お砂取り」については凶方位の災いを防いだり、家内安全・病気の改善・子孫繁栄等で行います。頂いた吉方位のお砂の用い方は家族構成や一軒家・マンション及び新築の地鎮祭等で異なります。

また祐気とりの時間帯も開運は太陽を中心として考えます。日の変わりの刻は子の刻(午後11時から午前1時)でありますが、太陽が東に昇り始めるのは寅の刻(午前3時から午前5時)からであります。卯の刻(午前5時から午前7時)辰の刻(午前7時から午前9時)巳の刻(午前9時から午前11時)午の刻(午前11時から午後1時)は太陽が中天する正午前後の刻であり、陽気上昇の「気」を頂きます。特に午後3時以降の時間帯は陰の気が入りますので効果はありません。

最近は祐気とりと言う事での、海外旅行で吉方位へ行く方も増えています。地球は丸いですので平面図で見る地図では正確な方位は解りません。(特に多いのが例としてアメリカ本土は日本から東北方位でハワイは東方位に入ります。逆にアメリカから日本は北西方位にあたります。東北方位の反対は南西方位と判断してはいけません)また祐気とりの効果は距離に比例します。

家族旅行では吉方位を選択して行動して下さい(親の吉方位でも子供には悪い方位かも知れません。現地で災いに遭遇しない為にも方位の確認が必要です)

何事に於いても「頼る」ことではなく「活かす」姿勢で対応して行く事が大切です。自然に対する保全や保護についてまた汗を流して「祐気取り」をして自然に親しむことも大切だと思います。

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奈良東大寺二月堂のお水取りと陰陽道

2009年2月20日 金曜日

春を迎える行事として、奈良東大寺の二月堂における「お水取り」は有名であります。

もとは旧暦2月1日から14日間行われる修二会行事の一つです。

今日では3月1日より14日間で、12日目の香水を堂下の井から三樽の「お水」を汲みます。

この香水は若狭の国から送られる聖水とされ、同じ時刻に若狭明神の神宮寺で送水神事が行われ、神宮・僧呂・修験の神仏混合によりお水送りの行事が行われます。

二月堂の開祖実忠和尚が天平勝宝4年(西暦752年)に、菩薩衆である十一面観音の悔過行法の様を、人間の世に移し行なったのが初めだと言われております。

お水は若狭国遠敷明神鎮座地を流れる音無川を水源(鵜の瀬)としています。

奈良二月堂より遠敷明神は北方位の子(ね)の方にあたり子(ね)と午(うま)である南方位と北方位の関係と言う事になります。

子(ね)の冬至(一陽来復)で始まる陽差しも春分に至る旧二月は春の陽差しも本格の季節です。

陰陽道で北方位は一白で水性であり、若狭は奈良の真北方位で子(ね)の方であります。この若狭から送水されると言うのは「水」の象徴は北方位だからです。

そして子(ね)の方位は「陰極まりて、陽となすの一陽来復」の方位であり、陽動への発芽への始動であります。

東大寺修二会のお水取りの中には子(冬至)卯(春分)午(夏至)に至る相性(陽動)の理が伺い知られます。

お水取りに際しては椿の造花がいちじるしく堂内を飾ります。椿は「木」と「春」に分解されます。

廻り来る「春」の五穀を象徴する「木気」の精気それらを祝うのに最もふさわしい祭場は、都の東方位「卯の方」の東大寺二月堂です。

お水取りの根本義念は万象の無事の輪廻より、巡り来る春を今年も迎え、精気と活力を迎えると言う春迎えの行事であります。

古代日本神道は東方位と西方位における太陽思想が中心でありました。そこに南方位と北方位の思想を持った仏教、そして陰陽道思想が加わり東・西・南・北の揃った自然哲理が生じて来たのです。

その思想を受け継ぐ行事が東大寺二月堂のお水取りであります。

すべての遂行は陰陽道・五行説の理法の思想哲理によって成立している行事でもあります。自然の輪廻の中で迎い入れる春への期待を含む行事です。

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