参天両地の説

2013年5月1日 水曜日

参天両地の説(さんてんりょうちのせつ)について解説します。少し難しいかも知れませんが、後天.定位(五黄土星が中宮位)の配置についてです。今年は五黄土星巳年ですので今年の年盤を頭にイメージして下さい。

おおよそ数の始めは、みんな一陰一陽によってなり、陽の象は円です。円の経は一です。円に一を囲みて三になる(円の中に三角形が出来る)。囲み三なる陽は一を以って一とし、その一を三つにして三とする。

陰の象は方(四角)なり、方の経は一で囲み四になる(四角)。囲み四なる陰は二を以って一とし、その一を両方にして二とする。
これを称して参天両地(参は3で天となり、両は2で地となる)と言います。

天の数は奇数で、地の数は偶数になります。奇数一を以って一とする故にその数は三となる。偶数二を以ってこの天地奇偶の数である三と二の合計は五になり、五は一から数えて九に至る真中の数である故、中央に置くとなります。

四象である一・二・三・四の数はこの五の中の数を得て(一・二・三・四にすべて五を足す)と六・七・八・九の数となる。これを五行(水・木・火・土・金)によってその徳と働きを始めてなし得る象となる。

陽数の始めは一白水星より始まり参天の三を乗ずる事によって順々に循環する。1×3=3が三碧木星で震(東方位)の木となる。
3×3=9が九紫火星で離(南方位)の火となる。
3×9=27がこの20の数を除き7を以って七赤金星で兌(西方位)の金となる。
3×7=21がこの20の数を除き1を以って一白水星で坎(北方位)の水となる。
この陽数である1(北方位)・3(東方位)・7(西方位)・9(南方位)はすべて四正位に位置する。

陰数の始めは二黒土星より始まり三元理法の三を乗ずる事によって順々に循環する。
2×3=6が六白金星で乾(北西方位)の金となる。
3×6=18がこの10の数を除き8を以って八白土星で艮(東北方位)の土となる。
3×8=24がこの20の数を除き4を以って四緑木星で巽(東南方位)の木となる。
3×4=12がこの10の数を除き2を以って二黒土星で坤(南西方位)の土となる。
この陰数である2(南西方位)・4(東南方位)・6(北西方位)・8(東北方位)はすべて四隅位に位置する。

陽数(1.3.5・7.9)の合計は25で、陰数(2・4・6・8)の合計は20となり、陽数と陰数をプラスすれば合計45となる。
1・3・5・7・9はみんな奇数にして陽なればこれを天に属するものとし
2・4・6・8・10はみんな偶数にして陰なればこれを地に属するものとする。

数の始めの・・・・
1に中央の5とプラスして6となり、1と6その根気を同じくして北方位の水となり冬に象る。
2に中央の5とプラスして7となり、2と7に働きて南方位の火を生ずる故に夏に象る。
3に中央の5とプラスして8となり、3と8その道同じくして東方位の木を生ずる故に春に象る。
4に中央の5とプラスとして9となり、4と9共に働きて西方位の金を主ずる故に秋に象る。
5と10は互いに中央を守り、土を生ずる故に四季の土用となる。
以上各陰陽は自然の数理となる。

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