気学で見る「そごう百貨店」の軌跡

2009年8月4日 火曜日

百貨店業界の低迷により再編や閉店が続く中で、老舗百貨店「そごう心斎橋本店」の閉店が8月31日に近づいています。

ここでその軌跡を振り返ってみたいと思います。

1830年(天保元年・八白寅年)古着屋「大和屋」として大阪船場で創業。

1877年(明治10年・六白丑年)大阪・心斎橋に移転。

1919年(大正8年・九紫未年)株式会社「十合(そごう)呉服店」を設立。

1933年(昭和8年・四緑酉年)百貨店第一号大阪店が一部開業。

1957年(昭和32年・七赤酉年)東京有楽町に進出。

1962年(昭和37年・二黒寅年)興銀出身の水島広雄氏が社長就任。

1967年(昭和42年・六白未年)4店目・千葉そごう開業。

1969年(昭和44年・四緑酉年)社名「そごう」に変更。

1984年(昭和59年・七赤子年)タイに初の海外進出。

1991年(平成3年・九紫未年)国内外の店舗数30店。

1994年(平成6年・六白戌年)水島氏会長に、第一次再建計画。

1997年(平成9年・三碧丑年)第二次再建計画。

1999年(平成11年・一白卯年)山田恭一社長。

2000年(平成12年・九紫辰年)2月茂原そごう閉鎖・4月水島会長辞任。倒産。その後セブン&アイ・ホールディングスが運営。

2009年(平成21年。九紫丑年)そごう心斎橋本店が閉店。

昭和32年(七赤酉年)に東京有楽町への進出でしたが実利が伸びなかった。気学上において大凶方位の五黄殺に進出しました。

水島広雄 明治45年4月15日生まれ(本命七赤子・月命六白辰)

拡張路線の陣頭指揮に当ったのは、1958年(昭和33年・六白金星戌年)に日本興業銀行から副社長として入社し、4年後の1962年(昭和37年・二黒土星寅年)に社長に就任した水島広雄氏で、約40年間に亘り実権を握って来た社長です。

水島氏の入社は衰運期1年目の年であり、自ら暗剣殺を持ち、気学上は不利多難の状況年です。そして社長に就任した年は、衰運期5年目の厄年に当たり、「一陽来復」の機運があっても周囲は決して良い因の時とはいえず、始動年としては良果に至る年ではない要因です。

昭和42年の多店舗展開も衰運期1年目であり、バブル期の昭和60年(六白丑年)から平成2年(一白午年)までの5年間は、バブルの上昇期と、水島氏の運気状況が反比例しており、水島氏の5年間の衰運期の時期にバブルの拡大時期と重なり、膨大なる負債額へと広がり倒産に至りました。

大正8年(九紫未年)に㈱十合呉服店を設立し、百貨店経営業を始めて72年後の平成3年(九紫未年・気学周期の9年×8周期=72年)拡張のピークを迎え以後、減収と不良経営へと転じて行く事になり、平成12年(九紫火星辰年)に倒産となります。

倒産後はセブン&アイ・ホールディングスが運営しましたが、9年後(平成21年・九紫火星丑年)の今年、そごう心斎橋本店は8月31日に閉店となります。

大正8年の九紫火星年に始まり、今年の平成21年の九紫火星年で終わる運命でした。

店舗は大丸や松坂屋を傘下に置くJ・フロントリテイリングが買収、南隣にあって長年のライバルだった大丸心斎橋店の「新館」として11月に営業を始めることになります。

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