エネルギー価格の高騰

2023年4月10日 月曜日

ロシアによるウクライナ侵攻や円安でのあおりを受けて、あらゆるものが高騰しています。その中でも直接生活に影響のあるエネルギー価格の高騰に歯止めがかからない状態です。電気代の高騰には、庶民からは生活が出来ないと悲鳴が上がっています。

政府は援助金を出してくれているが追いつかない状態です。4月から一般家庭で1000円ほどの援助があります。しかし物価はどこまであがるのでしょうか。

このような状況の中で岸田政権は原発再稼働を閣議で決定した。国民との対話もなく大きな政治方針を変えた。こんな勝手な行動をする内閣です。

国の勧めるままに、多くの企業や個人が太陽エネルギー・風力発電に多額の投資をしました。結果は報われない状況です。政府はどう責任を取るのでしょうか。

海外旅行もびっくりです。ヨーロッパやアメリカに行くのに燃料サーチャージが10万円ぐらいかかります。旅行費用が通常で30万とプラス燃料サーチャージが10万円で合計40万かかります。これでは一般人は簡単にはいけないですね。

メーカー(大手企業)は諸物価(エネルギーや材料費や運搬費等)が上がっているので、〇〇月〇〇日から何%値上げしますと告知します。

値上げの出来るメーカーはそれでやっていけるでしょが、庶民はすべてのあおりを受けて高いものを買わなければいけないのです。今の会社の代表者はどういう考えで経営をしているのでしょうか。

春の春闘が近づくと毎年、労働者の給料UPが求められます。労働組合における春闘は当然の行動であります。今年は特に重要です。

個人的な意見として考えるなら、まず自分の働いている会社は儲かっているのか、健全経営なのかを見分ける事からです。そして自分の活躍は会社にとって利益をもたらしているのか、それとも会社に「おんぶにだっこ」状態かを確認する必要があります。

会社に対して貢献が出来ていない人は給料のUPは望めないし、会社に申し訳ない気持ちで必ず信用や実績を取り返す覚悟や気概が必要です。

自分はこれだけ頑張って会社に貢献していると思うなら、給料UPを懇願するべきである。実力があり評価されないなら会社を去ることもひとつの選択です。

誰もかれも上げてくれと言うのはおかしな話だ。しかし現実はこのような考え方や捉え方が今は否定される時代でもある。平等と言う言葉が邪魔になる資本主義社会である。

今年の大手の賃金は上がりますが、中小企業は上がりません。現在のインフレ状況で物価の値上げと賃金のUPには開きがあり、生活は苦しい状況が続きます。

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