夏の最盛期を迎える季節

2018年6月21日 木曜日

二十四節気の中の「小暑節(7月7日)」「大暑(7月23日)」」の夏の最盛期を迎える季節となりました。

各神社に於いては「夏越の大祓い」が6月の末あるいは7月の末に行われる所もありますが、無事に夏が越せますことを感謝して息災を祈願する行事であります。

寺院仏閣に於いては「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の行事が行われたり「みたま祭」が神社で行われたり、先祖を現世にお迎えする行事が7月にあるのです。7月はまた夏土用の時期にも当たり、立秋までの18日間あります。

1年の折り返しの候にこうした行事があり、自然界の周期の営みと人間社会との営みは決して無縁ではないことをこうした行事を通して知らせてくれています。

気学と言う学問教示は、こうした自然界を人間社会に活かす実践的な教えです。

移り変わる四季の中で先祖への報恩そして子孫への和合を「輪廻」として継承して行く教えでもあり、人がより豊かに生きる「感性」も示し与えてくれる教えでもあります。各自が本格的な夏の季節を独自の工夫で健康に乗り超えるよう願っております。

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