三才観発秘

2010年7月12日 月曜日

東洋の思想の考え方に「三才観」による見方があります。一つの事象・一つの事柄には必ず因縁・原因・結果があると言うように考える思考です。

そうした物事に対する諸般諸事の現象を三つの視野から考えることを心掛けて行く思想を「三才観発秘」と言う表現で示しているのです。

人の一生を語る時、過去があり、現在があり、未来があり、それらは三才観と言う見方が根底にあり、それに沿って人の一生を語ることが考えられ土台になります。

人の成功や成就においても、色々な努力が付いてきます。人の運命も同様です。運命学の分野では「開運」主眼の運命学は気学が唯一の運命学であります。それは気学と言う教示がこうした「三才観発秘」による考え方・見方に則して成立している教示であるからです。

開運とは「自らの手で、自然の法則の理法に従って努力実践」することが出発点です。生まれながらに強運な人もいるでしょうし、逆もあります。しかし強運であるからと言って幸せになれるか、成功成就するかは別な事です。

運命には常に「バランス要因」が生じて来ると言う原則があります。若い時代に大変「強運」の持ち主が社会人になりその「強運」のために組織の中で協調出来ずに独立独歩の道を歩む事になり、若い時代の強運が以後の人生にマイナスになってしまうこともあります。

また成功成就しても「永続」が果たせなかったりする事も多く、人は「生誕時」に先祖から授かった「器量」と言うエネルギーの「バランス要因」を天寿までいかに上手に使い切るかと言う面があります。

また一方、人との出会いやめぐり会いによってエネルギーの補充を受けることもあります。そのエネルギー(祐気)の度合いと器(気質)との兼ね合いが「幸福度」の指数となります。

お釈迦様は「この世は苦の世界と」説き

徳川家康は「身の程を知れ」と説き

伊達正宗は「仮の世」と説きました。

現在は気学の周期理論で「下元期」に入りその周期通り世界や日本も大きな流れの変動期にあります。その変動期の行き先は「温故知新」すなわち歴史を知ることで、今の舵取りの大切さが強く求められ、問われている時代なのです。

「三才観発秘」による考え方・見方の重要性が解ると思います。

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