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九星について

2018年4月1日 日曜日

気学をご理解頂く為に、今回は九星について簡単に説明します。

九星とは一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星を言います。
九星の木星、火星、土星、金星、水星は天体の惑星ではなく易の八卦から来るものです。

人の地・「自然界の動」と言う実践であり十干の精神と十二支の体と心によって行動へと発動して行くと言う考え方である。

結果を表す(行動・子孫・気質・植福・未来・感謝)

一白水星(いっぱくすいせい)・定位は北方位・(坎・カン)・象は水
流れる、交わり、陥る、結ぶ、などの現象を意味する水性です。適応力が抜群です。物事の終りであり始めでもある。苦労・困難多く厄年。

二黒土星(じこくどせい)・定位は南西方位・(坤・コン)・象は大地
母親、温順、忠実、努力、迷いなどの意味があります。地道にコツコツ努力するタイプです。努力育成の星・内実に練気の面がある。物事の安定・計画準備をして好運を待つ時。

三碧木星(さんぺきもくせい)・定位は東方位・(震・シン)・象は雷
進む、昇る、震う、若者、希望、驚くなどの意味があります。激しい性格、陽気で、はつらつが特徴です。春の気を受けて一斉にふるい立つ。新規発展・努力の成果が上がる時。

四緑木星(しろくもくせい)・定位は東南方位・(巽・ソン)象は風
整理、遠方、信用、旅、商売、迷い、柔軟性の意味があります。世話好きな人が多いようです。物事が整う。信用から福分を掴み良縁に恵まれる。

五黄土星(ごおうどせい)・定位は中宮位・象は地震
戦争、古い、破壊など支配者、帝王の座といわれ頭領運の人で強力なリーダーシップの持ち主です。破滅・新生・過去を振り返り反省と小休止の時。

六白金性(ろっぱくきんせい)・定位は北西方位・(乾・ケン)象は宇宙
天であり、父親、頭、尊い、施し、地位、活動などの意味があります。プライドが高く負けず嫌いな人です。争う。変化・不利なる要因あり・白黒はっきりする。一か八かの時ハイパワーの運気がめぐる。

七赤金性(しちせききんせい)・定位は西方位・(兌・ダ)象は沢
湖、口、悦ぶ、食べ物、恋愛・金銭・飲食などの意味があります。美食家で愛嬌が良い人です。緊張感から解放され軽快な時。

八白土星(はっぱくどせい)・定位は東北方位・(艮・ゴン)象は山
相続、止まる、変化、蓄財、革命などの象意があります。山のたとえで人生にも変化の多い人となります。止まる作用や物事の節目・火山噴火・爆発崩落・現状打開・物事の依頼成就。変化の障害が生じる。

九紫火星(きゅうしかせい)・定位は南方位・(離・リ)象は火
離別、出現、輝く、発見、頭脳、 の意味があります。情熱家が多いでしょう。離反離脱・露見の象・両極端な時・地震に注意・台風・徐々に影が忍び寄る。

あなたの守り本尊

2013年11月21日 木曜日

最近の傾向として神社やお寺や仏像等に興味を持たれる方が増えております。殺伐とした現代社会の中で「癒し」「心の安定」「パワースポット」等を求められています。本日は各星の「守り本尊」をお知らせいたします。自分の「守り本尊」を知る事は大切な事であります。一度は訪れて見たいものです。

一白水星の人(昭和20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)  
守り本尊は観世音菩薩(かんのんぼさつ)さまです。
一般的には「観音さま」とも呼ばれる。有名な所では中尊寺(栃木)・浅草寺(東京)・広隆寺(京都)・特に京都・奈良・大阪・和歌山・滋賀等に多い。

二黒土星の人(昭和19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)
守り本尊は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)さまです。
一般的には「子供の守り神」として信じられております。有名な所では帯
解寺(奈良)・東大寺(奈良)壬生寺(京都)等です。

三碧木星の人(昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)
守り本尊は晋賢菩薩(ふげんぼさつ)さまです。
究極の慈悲を司る法華経の守護者とされる菩薩です。(普賢延命菩薩)として松尾寺(京都)・法隆寺(奈良)・竜田寺(佐賀)等が有名です。

四録木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)
守り本尊は薬師如来(やくしにょらい)さまです。
薬壺を持ち、病気を治す仏様として有名です。法隆寺(奈良)・唐招提寺(奈良)・仁和寺(京都)・薬師寺(奈良)等が有名です。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)
守り本尊は大日如来(だいにちにょらい)さまです。
大日如来は金剛界五仏(五智如来)の中心として尊崇される。東大寺の毘盧舎那仏(大日如来)・東寺(京都)・唐招提寺(奈良)・金剛峯寺(和歌山)等が有名です。

六白金性の人(昭和15・24・33・42・51・60年生まれの人)
守り本尊は毘沙門天(びしゃもんてん)さまです。
仏教における天部の仏神で、持国天・増長天・広目天とともに四天王の一尊に数えられる武神である。鞍馬寺(京都)・神峯山寺(大阪府)・神楽坂(東京)・本山寺(大阪府)等が有名です。

七赤金星の人(昭和23・32・41・50・59年・平成5年生まれの人)
守り本尊は不動明王(ふどうみょうおう)さまです。
「お不動さん」の名で親しまれています。成田山新勝寺(千葉)・東寺(奈
良)・金剛峯寺(和歌山)・大山寺(神奈川)等が有名です。

八白土星の人(昭和22・31・40・49・58年・平成4年生まれの人)
守り本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)さまです。
仏教における信仰対象である菩薩の一尊です。五大虚空蔵菩薩像は、息災・増益などの祈願の本尊にもなっている。神護寺(京都)等が有名です。

九紫火星の人(昭和21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)
守り本尊は文殊菩薩(もんじゅぼさつ)さまです。
一般に知恵を司る仏とされる。安倍文殊(奈良)・切戸文殊(京都府)・亀岡文殊(山形)・中山文殊(京都)等が有名です。

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おとぎ話の中での三合の理法

2012年4月21日 土曜日

童話の「桃太郎」は気学の三合の考え方を物語にしたお話です。

「むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。すると川上から、大きな桃が流れてきました・・・」という話で始まる童話です。

自然界に於いて西方位(酉)は太陽の沈む方位であり、人間にとっては、晩年を意味します。お爺さんお婆さんは人間の晩年の象徴的なる姿です。結実した桃は西方位であり、財であります。

桃が川上から流れてきたと言うことは、山に繁っていた桃の結実が流れてきたことになります。山は古来から神様であり、その山から流れてきた桃の核(亥)から男子が誕生(子)したので、お爺さんとお婆さんは、神様からの授かった子として大切に育てました。そして立派に成長(卯)しました。

ある日、桃太郎は旅人(辰・巳)から鬼が島の鬼(丑・寅)の話を聞きました。そして鬼の悪行をこらしめるために、鬼を征伐に行くことにしました。鬼は牛の角(丑)と虎の牙(寅)を持つ架空のものであります。酉の財宝は、巳の世間信用(苦労と努力)で、人生の花となり、丑の明暗蓄積に至ります。

人は成功成就(酉)の後、その財を有功に使う心掛けがあればよいが、財をガッチリと握って欲(丑・寅)を張っていると、やがて没落の暗運(丑・寅)に至ります。丑は陰の終焉であり十二支の最終干支であります。十二支すべての明暗けがれを含む士気であります。それが鬼門と言われている方位です。

神話に出てきます「醜女(しこめ)」の醜という字は酉と鬼であり酉と丑であり赤鬼を意味します。丑は赤鬼になり、寅は青鬼となります。

お爺さんとお婆さんは桃太郎にきび団子を作って鬼征伐に送り出しました。

きび団子は丸い(六白金星)石のような(六白金星)団子であり、六白金星を守護、武運とし、桃太郎が武運に恵まれますようにと言う意味が込められているのです。

しばらく行くと初めに猿(申)次にきじ(酉)次に犬(戌)が来てそれらをお供に連れていきました。猿・きじ・犬をお供にということは申・酉・戌であります。自然界の後半期に当たる状態です。開花しそして結実しました。

丑(赤鬼)は1月・寅(青鬼)は2月で丑寅の鬼門の季節を至て、春の期に地上に芽を出すとなり鬼に打ち勝った事になります。

三合の理法には人の縁と言うものがあります。生・旺・墓の関係において縁が生じます。
2月(寅)と6月(午)と10月(戌)の三合の関係
3月(卯)と7月(未)と11月(亥)の三合の関係
4月(辰)と8月(申)と12月(子)の三合の関係
5月(巳)と9月(酉)と1月(丑)の三合の関係

気学では相生相剋の吉凶は九星で判断、十二支は「縁」「容姿」を判断します。つまり外因的なる要因は、時や時節に左右されることが生じますが、内因的なる要因は、時や時節に左右されません。現役時代の縁だけでなく一生涯の縁となって行きます。

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