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七福神の福を呼ぶ

2014年1月1日 水曜日

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

お正月に初参りした祈願祈念の「お礼参り」を五月に、ご奉公参りを九月にと言うのが神仏に対する「礼儀」の基本であります。

勿論月参りや日参りする人も多く見かける姿であります。その人の信心次第です。

「正・五・九」と言う言い回しで言われている要因であり、気学では三合路線と言います。

願いっぱなし、頼みっぱなし、やりっぱなし等と言うことが現代社会では当然視となっているようでありますが、礼儀から言えば大変に失礼なることであり、人間社会で行うことを神仏に対して行う人も多くなっている現状の中で、この理法道を守れないようでは、神仏祈願祈念の資格のない人であります。

気学三合法に「生・旺・墓」の考え方があります。正月(丑)・五月(巳)・九月(酉)と言う三合の関係であります。

七福神めぐりはよく正月に行われることが多いのですが、その正月にめぐった行動を五月のお参りで「育て」、九月のお参りで「結実・成就」と言うことも言える訳です。

七福神とは・・・
恵比寿神(律義の神・日本出身) 
家業繁盛・漁業大漁・無病息災・子孫長久・交通安全・五穀豊穣・開運招福・海上安全・縁日は10月20日

福禄寿神(大望の神・中国出身) 
立身出世・福運招来・天賦の幸・天禄授幸・子供智恵・長寿長命

大黒天神(格福の神・インド出身) 
開運招福・商売繁盛・吉縁結実・家内安全・災難消滅・五穀豊穣・祭日は甲子の日

布袋尊(平和の神・中国出身)  
招福円満・家内和合・相談大量・家庭裕福・仏法説法・吉祥招来・諸願成就・縁日は5日

毘沙門天神(勇気の神・インド出身)
病魔退散・仏法守護・財宝来福・福徳湧出・厄除開運

弁財天神(知智の神・インド出身) 
天下泰平・除魔招福・金銭招来・商売繁盛・芸能彗智・祭日は己巳の日

寿老神(長寿の神・中国出身)  
心の平和・家庭円満・無病息災・延命祈願

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お正月と陰陽道

2013年1月1日 火曜日

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

日本人の暮らしの中で24節季・72候と言う季節や気候に係る行事は数多くあり、毎年繰り返される年中行事として定着して来ました。自然の法則の基準でもあります。

この年中行事は生産過程の区切り、あるいは四季に係りを持つ伝承的行事(儀礼)で行われて現在に至っております。

その中でお正月とお盆は1年の折目・節目として、日本人の暮らしの中に大きな影響を持っており独自の日本文化です。

「正月」は各々家の祖霊や歳神を迎えて祀り、「盆」は家の先祖である仏を迎えて祀る行事であります。前者は神祭りとしてまた後者は仏教行事として伝承されて来ております。12月31日の大晦日には、年越しの大祓いの祝詞(のりと)、6月30日には夏越しの大祓いの祝詞があげられます。

正月の鏡餅は陽形である丸い形を、陰数である二つ重ねにしたものです。ゆずり葉(青・木性)・干し柿(赤・火性)・橙(黄・土性)・餅(白・金性)・昆布(黒・水性)によって陰陽五行の調和する自然界の五気を表しているのです。(各地方で飾る内容は多少異なりますが、基本は5色を中心とします)

お飾りに関する要因すべて「陰陽五行の説」より発しています。
しめ縄「〆縄・七五三縄(シーメなわ)・注連縄(しめなわ)」等にも伺い知れるのです。左施のしめ縄は陽となり、右施のしめ縄は陰を示します。また縄の縒り(より)はじめを陽としておわりを陰とします。

しめ縄の左施・右施は祀る神の性格やその他の習慣で異なります。神社本庁で教示しているのは左施の祀り方であります。しかし出雲大社を中心とした神社は右施であります。また日本最古の三輪神社も右施です。

神棚に供える榊(さかき)(木性)は栄える意味です。器は(土性)状態です。灯明は(火性)清浄を持って照らしめ清める意味です。火は普通にローソクを用います。火を消す時は手や扇であおいで消すようにし、口の息で消す事は慎む事です。そしてお水(水性)を備えます。神鏡(金性)で心の有様を映し出します。

これで宇宙しめ縄の左施は現世利益(商売繁盛)自然の象とし、しめ縄の右施は報恩感謝(家内安全)となります。

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