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あれから5年・・JR西日本鉄道大事故

2010年4月18日 日曜日

あの大惨事から4月25日には早5年を迎えます。時間の経過とともに事故を知らない若者世代も増えていますが、決して忘れてはいけません。そして二度と同じ過ちを繰り返してはいけないのです。ここに当時の事故を気学検証してみます。

平成17年4月25日朝、JR西日本鉄道福知山線尼崎近郊で電車転覆脱線事故が発生し、数多くの死傷者が出ました。死者が百名以上に達したのは、昭和38年11月9日発生した神奈川県横浜市鶴見区の横須賀線での事故以来と言い42年振りの大事故となりました。

戦後65年の間の発生した鉄道事故で第4番目の大事故(死者被害者数)にあたります。(次回の「気学で見る鉄道事故に関する主な大事故」で詳しく説明します)

原因の一つに過密ダイヤ言々と言われていますが、今の日本の状況は一次流行語にもなりましたが「そんなに急いでどこに行く」と言う言葉を通り越して、利便性、早さ(スピード)、自由と言った世の中の動向があり、またこの42年の間、百名以上の死者事故がなかった訳であり、過密ダイヤ言々と言うより、事故の無かった事の方が奇跡と称せるのではと思うのです。

世の中の方向性が、利便性、早さ、自由(グローバルな動向)が、世の全体像として追い求められ、JR始め各産業分野でも、その方向性で進んでいることはまぎれもない現実です。

携帯電話が広く普及し、若い女性が出会い系サイトで知り合い殺害される事件が多発しております。つまり利便性や早さや自由と言うことと表裏一体として安全・安心・機密等の危険度も増大していると言うことであります。本当の意味での危機管理が強く求められ時代です。

「いつ地震が周期的にも発生しても」と言われている東京で、益々情報の一極集中化、高層住宅化、が促進されている状況があり、「もしも・まさか」と言う事が発生しても現実味のある状況であります。こうした大事故にも気学類似の周期性があり心して行動することであります。

大事故発生
平成17年4月25日午前9時18分頃(四緑木星酉年・六白金星辰月・一白水星卯日・六白金星巳刻)事故発生です。
宝塚始発同志社前行き快速電車(七両編成・乗客約580名)
運転手23歳(当時)・車掌42歳(当時)

大事故の要因
六白の事象・・・交通関係の災難被害(月盤・日盤)
4月は六白金星の月で土用の期間に当る。日盤は六白金星が暗剣殺を持つので交通の注意日になる。そして事故の発生した刻が六白金星の刻に当ります。

方位の作用・・・乾方位(北西方位・暗剣殺・宝塚始発)から巽方位(東南方位・五黄殺・同志社前行き)に向かっての事故現場となり、年・月共に暗剣殺・五黄殺になり刻盤も五黄殺となり、方位凶方が発生した。

運転手・・・・・23歳当時(推測・昭和57年生まれ・本命九紫火星戌年生まれ)
北方位本命廻座の厄年に当たる。異常なスピード違反。
月盤・・艮方位(東北)に回座し運気の変化あり。
日盤・・巽方位(東南)に回座し月盤の五黄殺に同会。

車掌・・・・・・42歳当時(推測・昭和38年生まれ・本命一白水星卯年生まれ)
坤方位(南西方位)本命廻座の後厄年に当たる。
月盤・・南方位に回座し露見・変化・停滞運である。
日盤・・中宮位に回座し月盤の六白金星に同会する。

事故現場の土地の因果要因
土地相・家相等が三角地相に建てられた三角家相に近い状況があります。新築マンション完成(平成14年12月・推測・七赤金星午年・七赤金星子月)あくまで推測や推定の範囲でありますが一つの大事故・大惨事が発生するのには、いくつもの要因が重なって交錯しているのであります。

マンションの家相が北方位から乾(北西方位)方位にかけて大きく欠け込んでいるのが判断出来ます。その欠け込んでいる所をJR線路が通過しており、乾(北西方位)方位に年盤の五黄殺(運転手の過失要因)月盤の暗剣殺(JR管理の危機管理の甘さ)がありマンション自体も乾(北西方位)方位(後天の六白の定位)の欠点があり、地相家相共に大凶相の形を露見しております。

マンション建設して2年5ヶ月経過し、4月の辰月は完成した2年5ヶ月前の平成14年の12月の子月と三合の周期に当り、気学の要因から判断すると、こうした周期も事故の背景にあり、この土地の地相そのものの立地が住居地として適合しない土地の形状であります。

JR西日本の事故発生に関し「災害は忘れた頃にやって来る」と言う寺田寅彦先生の言葉を人災も忘れた頃に発生する訳で、JR西日本も平成3年の信楽高原鉄道の大事故の教訓が忘れかけて来た「安全」に対する緩みの中で発生した事故である訳です。歴史を学ばない事は恐ろしい人災の始まりです。

改めてJR西日本脱線転覆事故の犠牲者のご冥福とご遺族・負傷者の心身が一日も早く癒えますようお祈り申しあげます。
    
    

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気学で見る輪廻転生と運気

2010年4月9日 金曜日

運気・運勢も9年を以って一循環する訳です。毎年の運気・運勢の吉凶・禍福に一喜一憂することなく、人生の生涯・企業に於ける周期等の流れを考えながら今年の状況・情勢を考えることも必要な事であります。

仏教においては、「輪廻転生」と言って人の生まれ換わりの説法があります。

この世とあの世を生まれ換わり(転生)ながら、めぐり続ける(輪廻)と言う事です。この仏教の説は、今の世の中の日々の生活にも存在する訳であり、苦境に立たされた時や挫折を味わった時には、「輪廻転生」の心で、自分の心を切り換えて行く訳です。

人の運気とはその人の置かれている状態を示している訳で一定の周期(輪廻)があるのです。そして盛運期・衰運期という「転生」があります。運気を知ると言うことは、この世の「輪廻転生」を知ると言うことであり、それを知ってより良い転生を果たそうとする教示でもあるのです。

自然界はバランスです。常に新陳代謝を繰り返していることを知って、行動する事です。

人間生涯に於ける周期
初年時代(9年×2周期で18年間)0歳から18歳
初年期においての「人は成人するまでに七度変わる」と言います。即ち脱皮であり、三年ごとの七度であり、精神的な変動多い基礎時代です。
「人は成人するまで七度変わる節目あり」(2009年4月9日号)

人は成人するまで七度変わる節目あり

青年時代(9年×2周期で18年間)19歳から36歳
青年期の時代の出会いとめぐり合いによる一期一会は人生の基盤を作る大事な時期であり、吸収と勉学の飛躍と挑戦期です。

壮年時代(9年×2周期で18年間)37歳から54歳
壮年期時代は人生前半で得た事の実践時代であり、社会的責任・家庭内における重責も加わり、大いなる活動責務期です。

晩年時代(9年×2周期で18年間)55歳から72歳
晩年期は今までの人生の結実期にあり、人の人生の吉凶禍福の自省と今まで生かされたことへの報恩も生じて生き様の現出期です。

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運気循環は「自然の理法」なり

2010年4月1日 木曜日

朝、太陽の昇る所が東の方位で、夕方太陽の沈む所が西の方位です。この事実に狂いがない限り、この世に方位は永遠に存在します。

方位とは太陽を中心として、太陽と地球との関係において太陽運行の時間的経過、すなわちその位置によって確立されているのです。

一日に取れば朝の太陽の居る場所が東の方位であり、昼の太陽の居る場所が南方位であり、夕方の太陽の居る場所が西方位であり、夜の太陽の居る場所が北方位であります。

一年に取れば春があり夏があり秋があり冬があります。これは太陽の方位の如何によって起こる気の変化であって万物の生成がこの間に行われます。
発芽・開花・繁茂・結実・洞落・枯死というような盛衰もこの間に生じます。

人間も自然界の一員である以上、万物と同じように天地運営の大作用によって生れ且つ死するものであり、万物と同様にこの大自然の支配と作用を受けるのです。これは当然のことであり天地の運行そのものが人間の運気(運勢)そのものであります。運気の哲理の裏付けをするのが方位哲学であります。

大観すれば人の一生一代は東・南・西・北の運気を巡ると言うことが言えます。

幼青年時代は春で東の運気であり、発展進歩希望の時代であり、壮年時代は夏で南の運気であり、安定円熟活動の時代であります。また晩年時代は秋で西の運気で寛容頑固偏屈時代であります。老後の時代は冬で北の運気であり洞落衰死の時代に当てはまります。

天地・自然界の運行は原則通りであり、また10年(9年廻って振り出しに戻る年)を一期として周期の理と軌とを一つにしております。すなわち自分の本命星(自分の生年の星)が東に廻座した時が春であり、運気も上昇にあり、中央に廻座した時が夏であり運気も旺盛にあり、西に廻座した時は秋で、北に廻座した時は冬の運気となります。

また方位において東方位に向かって事をなせばその運気は東の支配を受けるのです。例えば吉方位として東の方位を活用すれば大変強い作用(吉運)が顕現します。しかし凶方位として活用すれば凶方位現象は大変強く(凶運】作用してくるのです。

この方位また方位の作用が厳存することはこの様な理によって疑う余地のない事実であります。

方位は磁石によって知ることが出来ますが、方位の作用及び作用の吉凶を判断する器械と言うものはありません。

しかしそれを測る無形の磁石と言うべきものが「気学」と言う哲理でありましてその羅針盤となるべき教示が方位哲理学です。

人間は自然界との繋がりがあります。この自然界は人間に恵みを与え教訓と言う試練を起こします。自然界の運気循環作用は人間生活の中に大きく投映され、人の一生に栄枯盛衰の運行のあることを教示してくれます。

運気循環は9年を一期として巡ります。そしてその9年ごとに自然界同様の栄枯盛衰の循環があるのです。運気とはそうした「気の運用」を知ることにあり、運気を知ることは、自然界の恵や働きが今自分にとって盛んであるか衰えているかを知る事です。人生の中にこの気の運用を上手に活用して成果を得ることであります。

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