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中国共産党の節目

2011年12月12日 月曜日

中国共産党の節目の出来事は下記の通りです。

1921年(七赤金星酉年)   中国共産党結成

1937年(九紫火星丑年)   日中戦争開戦

1949年(六白金星丑年)   中華人民共和国成立

1957年(七赤金星酉年)   反右派闘争開始

1966年(七赤金星午年)   文化大革命始まる。

1977年(五黄土星巳年)   文化大革命終結宣言

1976年1月(七赤金星卯年) 周恩来首相死去

1976年9月(六白金星辰年) 毛沢東主席死去

1980年(二黒土星申年)   趙紫湯首相就任

1987年(四緑木星卯年)   総書記就任

1989年(二黒土星巳年)   民主化運動・天安門事件・江沢民総書記

1993年(七赤金星酉年)   社会主義市場経済確立のための方策を採択

1994年(六白金星戌年)   江沢民体制

1997年(三碧木星丑年)   香港返還

2004年(五黄土星申年)   胡錦濤体制

2008年(一白水星子年)   オリンピック開催

2009年(九紫火星丑年)   世界同時大不況

2010年(八白土星寅年)   万博開催  

2011年(七赤金星卯年)   インフレ景気で湧くが格差社会が露見

2012年(六白金星辰年)   胡錦濤体制が終わる。次期は習近平国家副主席有力 

中国は現共産党結成以来90年経過(9年×10周期)しております。中華人民共和国として成立して来年で63年(9年×7周期)に至っております。

酉年・丑年・巳年(酉・丑・巳は三合の関係)に節目があり、七赤金星年・六白金星年である金星の年に脱皮している波動があります。

国でも個人でも会社でも誕生する年・月・日があります。それを基準にして運気運勢の周期が発生して行きます。それを一歩踏み込んで「事象・現象の予測」をして行くのであります。

金星年は今年の2011年(七赤金星卯年)・来年の2012年(六白金星辰年)にあたります。この2012年は胡錦濤体制が終わり次期は習近平国家副主席が有力です。また巳年(2013年)・酉年(2017年)にも注目の年となります。

中国においては急速なる発展により、国内の貧富の差の拡大、学生や若者のインターネット情報による自由等への憧れの高まり、そして共産主義体制を堅持するために日本を標的にして、不満をかわしている状況があります。そして節目の63年(9年×7周期目・来年)が加わります。

世界の経済が今、中国を中心に動いていると言っても過言ではない流れの中で、インターネット上で得る情報が「自由」と言うことに関して、立ち遅れている現状に対して(政府の管理下にある)、若者中心にイラ立ちが発生しています。

中国人の気質は「自分に余裕があり優越のある時は、今の上海市のように国際的に開かれて外国の企業が殺到して来る姿を「千客万来繁栄の姿」と見ます。しかし、一見手放しで受け入れてこそ中華文明の勝れたる優越の証としての度量の広さがありますが、ひとたび事態の悪化や損を受けると被害妄想的な排他的に変貌します。自己中心的に基づく寛大さがありますが、状況に対する繊細さに欠ける大陸的風土の気質があります。

ですから自国同志で戦った中国国民党と八路軍の事や、文化大革命での多大なる人民の犠牲や、文化歴史消失等を日中戦争の要因に置き換えても疑問を持たない雑な気質があり、殿様気質(よきに計らえ要因)があります。度量の広さと被害妄想的な良否二面性のある民族気質であり、自己主張の強い国民性です。

中国の勢いは日本全国各地で中国系資本など外資による土地買収が深刻な状態になって来ています。水源地や森林だけでなく、中国資本が企業を買収して「中華街」のような街を作っています。

千葉県木更津市の中華門(中国資本に買収された老舗ホテル)をはじめとして、新潟市の現在、衰退著しい中心商店街が誘致に名乗りを上げているが、「新潟が東京・池袋(中国人が大量に流入した)のようになる恐れがある」(住民)と、地元には景観や治安の面から無警戒な進出を危惧する声もある。平成18年に仙台市内で進んでいた「中華街構想」は撤退させた。

そしてチュニジア(ベンアリ大統領)、エジプト(ムバラク大統領)、リビア(カダフィ大統領・死亡)等、北アフリカや中東で相次ぐ反体制の動き(民主革命)が活発化した。独裁政権側が情勢の急激な変化に対応できない状況をさらしています。この民主革命運動が中国に飛び火しないか中国は警戒をしています。

中国共産党の一党独裁による言論統制や国民の貧富格差、また地域格差など国内のひずみを解決しなければ、いずれ内部崩壊を起こして再度国内の混乱状態に陥り、ソ連同様に中華人民共和国という国家体制そのものが解体し消滅するという事も考えられるのです。そのようにならないように中国政府は舵取りをしなければいけません。

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気学より見た隣国近代事象

2011年12月2日 金曜日

来年の2012年は六白金星辰年にあたり、中国は1931年の満州事変の六白金星未年より満81年(9年×9周期)に当たります。

明治期の中国は清王朝による西太后の摂政時代であり清王朝は中国東北部の満州出身の王朝であります。そして清王朝も末期時代となり、明治27年(七赤金星午年)には日本との間で日清戦争が勃発しております。

17世紀に明が滅びて、当時夷狄(イテキ)の地の満州から清王朝が国を建てることにより、中国での「儒教思想」は崩壊し、李王朝の朝鮮はその儒教思想を受け継ぐことになり、すなわち「中華思想」が朝鮮へと儒教伝承として入っていく事になります。中華の儒教思想を受け継いだと言う自負心が朝鮮にはあります。

明治27年2月に朝鮮全羅道に暴動が起こります(東学党の乱)これに端を発して日清戦争へと発展していきます。翌年明治28年(六白金星未年)に日清講和条約が調印されますが、独・露・仏三国による遼東半島の清国返還を勧告されます。(三国干渉)

日清戦争(明治27年8月1日清国へ宣戦布告)
日本と中国は五黄殺・暗剣殺の対立関係にあります。

日清戦争休戦(明治28年3月30日) 三国干渉4月23日
日本と三国が五黄殺・暗剣殺の対立の関係となり満州・朝鮮半島の統治権をめぐります。

日露戦争が勃発(明治37年2月10日)
三国干渉より10年目の年にあたり露国は暗剣殺方位でありました。日露戦争に一応勝利した日本ですが、明治43年(九紫火星戌年)より日韓併合となり、大陸への侵略に至ります。そして中国では革命運動が盛んになっていきます。

第一次世界大戦(大正3年8月・五黄土星寅年)が勃発
露国では大正6年(二黒土星巳年)11月(五黄土星亥月)にレーニンによる革命が起きます。富国強兵の世界烈強の支配から共産主義の台頭へと変革して行くのであります。歴史の事象には一定の周期があります。

この時期台頭したレーニンの共産主義も36年後の昭和28年(二黒土星巳年)にスターリンが死去して、そのまた36年後の平成元年(二黒土星巳年)に崩壊に至る道筋が生じてきております。

大正6年(二黒土星巳年)3月に2月革命(ロシア暦)が起こる(ニコライ二世退位)11月に10月革命(レーニン・ソ連政府樹立する)昭和28年3月スターリン死去(二黒土星巳年)平成元年(二黒土星巳年)共産党崩壊し始める。

ロシアは二黒土星巳年を基点として国としての周期があります。九星・十二支の36周期が国の興隆衰退の分岐点を発生しています。中国においても明治45年(七赤金星子年)に十二世297年(9年×33周期)続いた清王朝が滅びる。革命運動のリーダーであった孫文・袁世凱等の権力闘争があります。ここから中国は混迷混乱の時代を迎えます。多くの内乱や権力闘争の流れの中で、外国圧力の入り込む素地が生じていったと言う状況があります。

特に昭和に入り金融恐慌・世界恐慌の時代が襲来し日本は満州事変(昭和6年9月18日(六白金星未年・七赤金星酉月)を勃発させます。日清戦争後、独・露・仏の三国による干渉から36年後の周期であります。周期には緑・因・果の要因があります。

そして36年後の昭和42年(六白金星未年)中国歴史上の最大の汚点となる「文化大革命」の発生をみるに至ります。

中国は清王朝が「七赤金星子年」で滅びて、中華民国を孫文が成立させます。しかし、翌年の(六白金星丑年)より、革命や革命運動等の権力闘争が続き外圧の影響を受け易かった状態でありました。満州を日本が侵略しなければ露国、あるいは革命後のソ連の侵略は当然あった訳です。

中国は六白金星という年を基点として、国としての周期があります。九星・十二支の36周期、国の興隆衰退の分岐点を発生しています。

第二次世界大戦後の昭和24年(六白金星丑年)に中華人民共和国が成立しています。清王朝が滅びてから36年後のことであります。昭和41年(七赤金星午年)には紅衛兵が出現して翌42年(六白金星未年)文化大革命へと発展し、大きな粛清の嵐が吹き荒れました。昭和51年(六白金星辰年)9月に毛沢東が死去し、強行的指導の 実権者の江青・張春橋ら文化指導者が逮捕失脚します。鄧小平権力復活し、以後中国の近代化が促進することになります。

近代中国は七赤金星の年から六白金星の年にかけて大きな事象事件の周期を巡っております。七赤金星年は今年で来年は六白金星年です。

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