‘政治’ タグのついている投稿

鳩山総理が辞任

2010年6月3日 木曜日

6月2日、世界にそして日本中に衝撃が走りました。

鳩山由紀夫首相(1947年2月11日生まれ・本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月)は6月2日午前、国会内で開かれた民主党の両院議員総会で退陣を表明しました。(2日は五黄土星の日で「崩壊と新生」の日です)同時に小沢一郎幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月)も辞任しました。(鳩山首相と小沢幹事長の相性は悪い相性関係です。)

政権交代からわずか8ヶ月の短期内閣になりました。(アメリカとの蜜月状態(親密な関係)であった中曽根内閣と小泉内閣は永く続いた。)

一寸先は闇と言います政治の流れは社民党の離脱からわずか4日で大きなうねりとなりました。

社民党は5月30日、普天間移設問題(移設先を名護市辺野古と決めた日米共同声明・この決定にはアメリカの策略陰謀・官僚主導・反閣僚の動き等がありました。)に反対をした福島瑞穂党首(1955年12月24日生まれ・本命九紫火星未年・月命四緑木星子月)の閣僚罷免を受け、連立政権から離脱し、昨年9月にスタートした民主、社民、国民新3党の連立体制は8カ月余りで幕をおろしました。そして政治は大きく動きました。

8ヶ月間迷走した「普天間移設問題」・「社民党の連立政権離脱問題」・「2トップの政治とカネの問題」・「今後の国会運営が非常に困難な問題」・「7月の参議院選挙での勝利問題」等でこれ以上の政権維持は困難と鳩山首相が判断した上での決断でした。

今年の平成22年度(平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間)は八白土星寅年で5月度(5月5日から6月5日までの期間)も八白土星巳月にあたっています。すなわち年盤・月盤の揃った月です。年盤と月盤の揃う時は中宮となる星(八白土星が中宮位で八方塞がりの月です)の事象が象徴的に顕現します。その為、過去のブログや今月の事象予測でこの5月が山場ですと予測してきました。

福島氏と鳩山氏の十二支の関係は三合の関係(亥年生まれと未年生まれ)で大変良い相性関係だったのですが、社民党の福島氏の連立離脱が大きく鳩山政権の命取りになりました。

鳩山首相の本命星である八白土星が年盤・月盤の中宮位に廻座し今までのやって来た事象が良否・善悪の二極化で顕現する年・月で、最悪の辞任と言う答えが出ました。次回の衆院選挙には出馬しない意向も発表しました。

また小沢幹事長も厄年の厄月で辞任と言う結果が出ました。昨年の南方位廻座(衰運期4年目)では衆議院選挙で大勝し名誉・名声があがりました。しかし政治資金問題で秘書が逮捕される事になり、今年の厄年・厄月で辞任となりました。すべて気学教示の流れ通りの結果です。

今の日本の困難を乗り切る気質のリーダーは五黄土星の人(カリスマ性・大胆・中心人物・強いリーダーシップがある等)の登場が待たれます。

参考ブログは
鳩山政権誕生から半年(平成22年3月22日号)

鳩山政権誕生から半年

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10(平成21年10月20日号)

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

鳩山政権誕生から半年

2010年3月22日 月曜日

昨年の9月16日に政権交代を果たした鳩山内閣の支持率は発足当初の73%から現在では(3月20日現在)支持率は43%で不支持率は45%で初めて支持率を不支持率が上回ると言う世論調査が出ました。

その結果として自民党の支持率が伸びているかと言うと伸びていないのが現状です。国民の政治に対する期待度は遠のく一方です。

この半年の鳩山政権は「政治と金」の問題が大きな支持率の低下のひとつになっています。

政権2トップのお金の疑惑は国民の政権に対する大きな失望となりました。

今年の鳩山総理(1947年2月11日生まれ・本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月・盛運期4年目)の運気は今までのやって来た成果や事柄が良否・善悪の二極化で顕現する年です。

小沢一郎幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月・衰運期5年目の厄年)の運気は昨年の衰運期4年目(南方位廻座)で警察沙汰・裁判沙汰の問題(南方位廻座の事象)が顕現し元秘書を含む3人が逮捕されました。そして今年の運気は最悪の厄年です。

ここで過去のブログを「気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10」(平成21年10月20日号)思い出して下さい。http://www.hiroro.jp/blog/?p=258

一部記事から抜粋します。
「特に原口氏(総務大臣)・藤井氏(財務大臣)は厄年で、長妻氏(厚生労働大臣)・中井氏(国家公安委員長)は暗剣殺(他動要因から発生)を持ち、平野氏(官房長官)は歳破殺を持つ、そして問題が山積している前原氏(国土交通大臣)の運気状態が悪いのと岡田氏(外務大臣)の巳年生まれが、今後の舵取りに微妙な影響が出るでしょう。」と予告しました。

財務大臣の藤井裕久氏(1932年6月4日生まれ・本命五黄土星申年・月命八白土星巳月)の運気は昨年の衰運期5年目の厄年に大臣になり体力・気力・多忙等の問題で早々と退任致しました。

原口・長妻・中井・平野・前原・岡田各大臣においては難問題が山積しております。

今までの自民党政権の残した(やって来た事の精査と検証)宿題が余りにも多すぎると言う問題もあり、この半年ではまだまだ評価の出来ない点は沢山あります。アメリカのオバマ大統領も支持率が低下しておりますが、両国共に「チェンジ」する為には時間がかかります。

現在の鳩山政権は「首相のリーダーシップがない」「小沢幹事長に仕切られている」「政策のぶれを国民にさらしている」「マニフェストが守られない」等の悪評価です。しかし評価出来るものもあります。「事業仕分け」や税の重みをオープンな形で感じさせる手法はよかったです。

また自民党政権では絶対に露見されなかった「非核3原則」の問題も突きつめる事が出来ました。あんな事をこんな事を政治家はやっていたのかと国民からは見えないものを現政権はすべて公表しているところは評価の出来るものです。

一方の自民党は谷垣総裁(1945年3月7日生まれ・本命一白水星酉年・月命七赤金星卯月生まれ・今年の運気は衰運期2年目)のリーダーシップのなさや執行部との意思疎通も上手く行かずに新党立ち上げの話題も出て一枚岩でない状況です。

すでに鳩山邦夫氏は離党(新党の立ち上げの為と言っていますが本心は?)致しました。このような状況で迎えるのは、今年の山場は何と言っても夏の第22回参議院選挙です。

民主党が過半数を取れば政権は安泰となります。もし過半数が取れずに敗れる事になれば再びの「ねじれ国会」となります。

5月の八白土星巳月に小沢幹事長は年盤・月盤のダブル厄年・厄月の運気にあたります。ここで小沢幹事長の辞任はあるのか?また鳩山首相においても5月に普天間基地移転問題の答えを出さなければいけません。沖縄住民の反応は?アメリカの反応は?これからが本当の意味での正念場を迎える事になります。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

2010年を占う

2010年1月18日 月曜日

平成22年度は「庚寅(かのえとら)八白土星年」の年にあたります。(平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の27年目にあたりますのが今年の平成22年は「庚寅(かのえとら)八白土星年」です。

十干(じっかん)とは天であり、天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。

十干の「庚(かのえ)」とは第7番目にあたります。庚は「自然界の実がなり秋を表現」します。

十二支は地であり、四季の形象で人の身体でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。

十二支の寅(とら)は第3番目にあたり方位は東北東の位置にあたります。
「春の訪れの時」であります。

九星は人であり、人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。

九星では八白土星は「相続、止まる、変化、蓄財、革命など」の象意があります。山のたとえで人生にも変化の多い人となります。止まる作用や物事の節目・火山噴火・爆発崩落・現状打開・物事の依頼成就。変化の障害が生じる。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が明けました。

今年(2010年)を占う

①政治面については鳩山内閣の威信が問われる事になります。運気最高の時期に総理になった鳩山首相の真のリーダーシップの発揮が出来るかが大きなカギになります。運気は盛運期4年目にあたり、吉凶・善悪・良否がはっきりと顕現する年となります。

今年の政治のキーワードを「革命・変化・蓄財・止まる」から判断しますと舵取りが大変難しい年になります。特に八白土星の事象から山積する問題を抱える国土交通(前原大臣)・厚生労働(長妻大臣)・総務省(原口大臣)に注目です。(国土交通・厚生労働・総務省は八白土星に該当します。)また夏の参議院選挙で民主党が過半数を取るかどうかの大きな年でもあります。

そして鳩山首相・小沢幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月生まれ)の政治献金問題もあります。特に小沢幹事長の運気は最悪の厄年にあたります。鳩山首相と小沢幹事長の相性関係は大変に悪いので今後の展開は微妙な状態にあります。

新しい展開を進めるには波風は付きものです。勇気と信念を持って前進してもらいたいです。

②景気問題については今年の庚年は実りの秋で収穫の時でもありますが、寅年は始動の時ですので、良かったり悪かったりの年で総合的には景気回復はまだ先になります。そして寅の年は【勤勉の年】真面目に働けば少なくとも利益あり、各人とも業を励む。と言う年になります。

九星においての過去の景気の動向を見ますと「八白土星年」に恐慌が生じているのが判ります。
大正9年(八白土星申年)  戦後の恐慌始まる。
昭和4年(八白土星巳年)  世界大恐慌。
昭和40年(八白土星巳年) 東京オリンピック後の不況。
昭和49年(八白土星寅年) オイルショック
平成13年(八白土星巳年) 金融ビッグバーン。
平成22年(八白土星寅年) 非常に危険な年です。
また十二支による景気動向を見てみますと、過去の寅年は不景気です。その為、今年の2010年の八白土星寅年は不景気からまだ抜けられないと判断します。

この不景気は五黄土星年(2013年)まで続き、四緑木星年(2014年)から本格的な好景気になるでしょう。

③天変地異については地震と火山の噴火に注意の年となります。寅年は自然災害や天災の多い年ですので、「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」を念頭に入れて普段からの用心が大切です。また航空機事故にも注意です。

特に8月は五黄土星の月で地震・噴火の要注意月となります。またこの8月は月盤の二黒土星が年盤の五黄土星に同会します。

過去の事象においても明治35年寅年は大寒波襲来・大正3年寅年の桜島噴火・新潟大地震・昭和61年寅年の三原山噴火等が起こっています。

④国際問題は上海の万国博覧会が今年の平成22年(八白土星寅年)5月に予定されています。中国の景気の見通しには明るい材料です。しかし中国はお金儲けに走り、安全を置き去りしている状態に問題があり、炭鉱の事故多発等の安全問題も大きくクローズアップされます。

そして今年の南西方位(中国の一部も含めたアジア地域)は日本から見て歳破殺にあたっています。鳩山政権がアジアに期待する政策(東アジア共同体)ですが、アジアの経済問題・安全保障問題・経済格差等は大変難しい問題に直面するでしょう。経済の後退期に入ったアメリカ(イラク戦争に突入した事が、今日のアメリカの経済危機を作った。またブッシュ大統領と小泉内閣でアメリカも日本も壊れた。)から着々と国際戦略を固める中国が大注目を集めるでしょう。またアメリカにおいても日本より中国に力を入れています。お互いの腹の探り合い状態です。

日本から鬼門方位(東北方位)にあたるアメリカが今年は暗剣殺方位にあたり、2国間の問題(特に基地移転問題・温暖化問題・経済問題等)で苦慮するでしょう。

オバマ大統領(1961年8月4日生まれ・本命三碧木星丑年・月命九紫火星未月生まれ)の今年の運気は衰運期4年目の南方位廻座です。名誉・名声のあがる時でもありますが、逆に離反・離別や露見のある運気です。また鳩山首相との相性関係は大凶の相性関係です。鳩山首相から見て大変難しい相手となります。

また世界的なテロ問題も要注意年です。北朝鮮においての核問題は世界的な問題です。金 正日(キム・ジョンイル・1942年2月16日生まれ・四緑木星生まれ)今年は厄年にあたります。また病気が重くなる暗示があります。

また世界的な課題の地球温暖化問題は国連を中心に数多くの会議が開かれるでしょう。

⑤社会問題は不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。国民7人に1人が貧困者と言われるようになった日本です。経済の底打ちは終わって景気回復の兆しに向かっていると言いますが、残念ながら就職難と各企業の安売りは続いています。

すなわちデフレスパイラル経済の流れに歯止めが利きません。車・電化製品・食品関係・衣服・旅行等々、次から次への値引き合戦です。こんなことではサラリーマンの賃金UPは遠のくばかりです。

生産は外国の安い給料で過酷な勤務時間で働いている(俗に現代版の「野麦峠・飛騨の女性(多くは10代の少女)が女工として働くためにこの峠を越えた昔の日本の労働」)と同じだとの一部批判があります。このようなやり方での安売りは決して日本の経済には良くない事です。さらに格差は付いていきます。

非常に厳しい先の見えない時代ですが、良くなる事を信じて前向きに進みたいと思います。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

2009年の10大ニュース

2009年12月25日 金曜日

今年も残すところ数日となりました。今年もいろいろな事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した10大ニュースは下記の通りです。

①衆議院総選挙で鳩山由紀夫民主党が圧勝し政権交代となる。

②円高・株安・デフレ経済が加速しました。大不況から就職難民が増え続け、年越しが出来ない人が増えています。自殺者が今年も3万人を超えました。

③世界的に新型インフルエンザが流行しました。

④アメリカのオバマ大統領が誕生。そして「核廃絶」を世界に表明しました。

⑤中国経済の勢いは世界をリードしました。

⑥天変地異の地震・噴火・台風の被害が多かった。地球温暖化問題は世界の危機です。

⑦九紫火星年の事象である火災が山火事も含めて世界的に続発した。

⑧凶悪犯罪が増加しました。(市橋達也事件・島根女子大死体遺棄事件他)

⑨野球日本代表がWBC連覇。イチロー選手が9年連続200安打達成!!

⑩酒井法子夫婦・押尾学等の芸能界の麻薬汚染が止まりません。

等々あげれば沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して5000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

気学下元期(60年間)の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が暮れようとしています。ある意味では大変な時代ですが、前向きに進みたいと思います。

そしてこのブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。

皆様、1年間ご購読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10

2009年10月20日 火曜日

平成21年9月16日(九紫火星丑年・七赤金星酉月・三碧木星子日)に第93代内閣総理大臣に鳩山由紀夫氏がなりました。民主・社民・国民新の三党連立による鳩山政権の誕生です。

鳩山由紀夫首相(1947年2月11日生まれ・本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月生まれ)は年盤で盛運期3年目の最高の運気です。「変わり者、宇宙人」と言われる性格・気質は生まれ日の生年月日より判断できます。

鳩山内閣の人事

総理       鳩山由紀夫 62歳 1947年2月11日
         本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月(盛運期3年目)

副総理・国家戦略 菅  直人 62歳 1946年10月10日
         本命九紫火星戌年・月命六白金星戌月(盛運期4年目)

総務       原口 一博 50歳 1959年7月2日
         本命五黄土星亥年・月命七赤金星午月(衰運期5年目厄年)

法務       千葉 景子 61歳 1948年5月11日
         本命七赤金星子年・月命五黄土星巳月(盛運期2年目)

外務       岡田 克也 56歳 1953年7月14日
         本命二黒土星巳年・月命六白金星未月(衰運期2年目)

財務       藤井 裕久 77歳 1932年6月4日
         本命五黄土星申年・月命八白土星巳月(衰運期5年目厄年)

文部科学     川端 達夫 64歳 1945年1月24日
         本命二黒土星申年・月命九紫火星亥月(衰運期2年目)

厚生労働     長妻  昭 49歳 1960年6月14日
         本命四緑木星子年・月命四緑木星午月(衰運期4年目暗剣殺)

農水       赤松 広隆 61歳 1948年5月3日
         本命七赤金星子年・月命六白金星辰月(盛運期2年目)

経済産業     直嶋 正行 63歳 1945年10月23日
         本命一白水星酉年・月命九紫火星戌月(衰運期1年)

国土交通     前原 誠司 47歳 1962年4月30日
         本命二黒土星寅年・月命九紫火星辰月(衰運期2年目)

環境       小沢 鋭仁 55歳  1954年5月31日
         本命一白水星午年・月命五黄土星巳月(衰運期1年目)

防衛       北沢 俊美 71歳 1938年3月6日
         本命八白土星寅年・月命一白水星卯月(盛運期3年目)

官房       平野 博文 60歳 1949年3月19日
         本命六白金星丑年・月命四緑木星卯月(盛運期1年・歳破)

国家公安委員長  中井  洽 67歳 1942年6月10日
         本命四緑木星午年・月命四緑木星午月(衰運期4年目・暗剣殺)

金融・郵政問題  亀井 静香 72歳 1936年11月1日
         本命一白水星子年・月命九紫火星戌月(衰運期1年目)

消費者・少子化  福島 瑞穂 53歳 1955年12月24日
         本命九紫火星未年・月命四緑木星子月(盛運期4年目)

行政刷新     仙谷 由人 63歳 1946年1月15日
         本命一白水星酉年・月命六白金星丑月(衰運期1年目)

盛運期の人は(鳩山・管・千葉・赤松・北沢・福島・平野)7名で衰運期の人は(原口・岡田・藤井・川端・長妻・直嶋・前原・小沢・中井・亀井・仙谷)11名です。

特に原口氏(総務大臣)・藤井氏(財務大臣)は厄年で、長妻氏(厚生労働大臣)・中井氏(国家公安委員長)は暗剣殺(他動要因から発生)を持ち、平野氏(官房長官)は歳破殺を持つ、そして問題が山積している前原氏(国土交通大臣)の運気状態が悪いのと岡田氏(外務大臣)の巳年生まれが、今後の舵取りに微妙な影響が出るでしょう。

鳩山首相との九星相性関係で良い人は(菅・原口・千葉・岡田・藤井・川端・赤松・前原・北沢・平野・福島)11名です。福島氏とは十二支の三合の関係で大変良い相性関係となります。九星相性関係の悪いのは(長妻・直嶋・小沢・中井・亀井・仙谷)6名です。

国民の鳩山政権の支持率は73%と大変に大きなものです。そこには国民の大きな期待があります。鳩山首相の外交デビューは国連において、今までにない衝撃的な形で世界に発信しました。選挙公約のマニフェスト実現に向けて期待したいものです。

運気最高の鳩山首相の下でスタートをする新政権には大いに期待したいものです。そして鳩山首相の来年の盛運期4年目の開花・成就で大きな成果を期待します。新しい日本の出発です。

また9月28日には自民党総裁選(野党)において谷垣貞一氏が第24代総裁に選出された。「気学で見るこの9年間の日本の政治」を回顧する事により、より良い日本を作って貰いたいと願わずにはおれません。終わり。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO9

2009年10月15日 木曜日

平成20年(一白水星子年)9月24日、麻生 太郎氏(1940年9月20日生まれ・本命六白金星辰年・月命七赤金星酉月)が第92代内閣総理大臣に就任しました。

本命星の六白金星は北方位廻座の厄年にあたり、運気最悪の時の就任になりました。自民党内の圧倒的人気を得た麻生氏は福田氏に替わり解散・総選挙を行う筈でしたが、その時期を延ばし続けたのです。

そしてあの世界的な金融危機が起こりました。「政局より政策(景気回復)」を旗頭に解散総選挙を、またまた延ばし続けたのです。支持率が急落した背景には、麻生氏の発言や漢字の読み間違いが続き、繰り返し批判を受けたこともありますが、最大の要因は経済政策に一貫性がないと見られていることでした。

日本郵政西川社長問題・中山成彬(国土交通大臣)・中川昭一(財務大臣・金融担当大臣・10月3日急死)・鳩山邦夫(総務大臣)の相次ぐ辞任も続きました。

また都議選を含んで地方選挙に惨敗・民主党に6連敗(知事選)をしたのです。そして平成21年7月21日ついに解散したのです。総選挙は8月30日に決まりました。

総選挙にあたりこの人の話題も大きく取り上げられました。
東国原英夫氏(昭和32年9月16日生まれ・七赤金星酉年・一白水星酉月生まれ)は平成19年1月21日(気学では前年にあたります。三碧木星戌年・衰運期4年目の南廻座)に宮崎県知事に当選しました。

南方位廻座は名誉・名声があがる時(知事に当選)ですが、離反離別もある時です。(かとうかずこ氏と離婚した)平成19年は衰運期5年目の厄年でしたが宮崎のセールスマンとしては活躍しました。

そして平成21年(盛運期2年目)は国への転身をはかるが世論は反対し大きな逆風が吹き、自民党からの今回の衆議院選出馬予定も公認されなかったのです。すべては「人の吉凶は動より生ず」です。当選した時期の悪さがあります。本来は来年が最高の盛運期3年目ですが、知事に就任した時期が悪かったので逆運(本来は運気の良い時期なのに悪い事が起こる)の運命に遭わなければ良いのですが心配です。連日、マスコミに取り上げられた人気も最近では下降気味です。

また人気のある枡添要一氏(昭和23年11月29日生まれ・七赤金星子年・八白土星亥月生まれ)は平成13年初当選(八白土星巳年・盛運期3年目)・平成19年2回目の当選(二黒土星亥年・衰運期5年目の厄年)です。

平成21年8月30日の衆議院総選挙で自民党の勝利であったならば次期総理大臣の呼び声もあったのですが、平成19年の厚生労働大臣になった時が衰運期5年目の厄年であっためぐり合わせが、大きな夢の実現を逃したのです。(今回の選挙での自民党の大敗)

平成21年(九紫火星丑年)8月(八白土星申月)30日に総選挙が行われ民主党の大勝利になりました。今年の占いのキーワード(みちのしらべの占い予測)である「風」が民主党に大きな風が吹き歴史が動きました。そして「政権交代」が実現したのです。

4年前の選挙で自民党が大勝したように今回はその逆の民主党が大勝しました。小泉チルドレンと言われた人の当選は83名中で10名でした。また次ぎ次と大物代議士も破れ世代交代も起こっております。

選挙の神様と言われる小沢一郎の巧みな戦法は故田中角栄氏から学んだもので、今回は小泉チルドレンに変わって小沢ガールズが旋風を巻き起こしました。

1955年(九紫火星未年)の自民党結党以来、第一与党であったが2009年(九紫火星丑年)のこの選挙で実質的な野党になりました。九紫火星未年で始まり九紫火星丑年の歴史的な敗北です。

民主党・鳩山由紀夫氏(1947年2月11日生まれ・本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月生まれ)は年盤で盛運期3年目の最高の運気です。また月盤においては盛運期4ヶ月目の開花・願望成就の月でもあります。

自民党・麻生 太郎氏(1940年9月20日生まれ・本命六白金星辰年・月命七赤金星酉月生まれ)は年盤で盛運期1年目ですが歳破を持つ運気です。

今回の選挙は吉田茂氏と鳩山一郎氏の孫同士の戦いでもあったのです。

麻生太郎氏の祖父である吉田茂氏(1878年9月22日生まれ・本命五黄土星)は1946年(九紫火星戌年)に第45代内閣総理大臣になった。第48代・49代・50代・51代も総理大臣を務めた。
同じように民主党・鳩山由紀夫氏の祖父である鳩山一郎氏(1883年1月1日生まれ・本命一白水星午年)は1954年(一白水星午年)に第52代内閣総理大臣になった。第53代・54代も総理大臣を務めた。

1954年の吉田茂内閣から鳩山一郎内閣に替わったように、2009年に孫の麻生内閣から孫の鳩山内閣に替わった。1946年(九紫火星戌年)の吉田茂氏が総理大臣になってから鳩山由紀夫総理大臣の誕生(2009年・九紫火星丑年)は63年後(9年×7周期)です。

「平成21年(九紫火星丑年)が自民党の節目の周期にあり政界も混迷度が加速する状況もあります。」とNO5で予測いたしました。

また「政界において70年変動説があります(気学では72年周期)。平成19年は明治維新から140年であります。明治維新から70年後に太平洋戦争が勃発し、そして終戦となり新しい息吹による社会造りが成され、そしてまた70年と言う節目の時期を迎える周期の流れの中に、今の日本と言う混迷時代が生じている事を知る事であります。」とNO8で予測いたしました。

そして新しい民主党政権がここに誕生し、新しい日本の夜明けです。
次回に続く。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO8

2009年10月10日 土曜日

世の中の構成状況の中で勝ち運に乗る人がいれば、負の役割の立場に立つ人に分かれます。

小泉純一郎元首相が改革を行い世間から高支持率を得た5年間で、勝ち運状態で来られたのは、表面には目立ちませんが負を担ってくれた人々の存在があり、長い政権を堅持する上での「役割分担」がしっかり作用し、思う存分に政策が実行出来るように表舞台で行動出来るよう、支えてくれた負の立場の姉弟が有り優秀な秘書官やブレーンの発案者が存在しておりました。

しかし、安倍元首相はそうした「勝負の法則」「正邪の法則」とも言うべき運気の存在を知らずに権力の座に着いてしまいました。

小泉元首相は改革・改革と言いながら無難な官僚主導の主軸から遠い道路行政・郵政民営化と言う枝部の改革を大きく誇張し、国民の目を真の官僚主義の改革には手を着けず崩れかけた自民党をうまく延命させたのです。

自民党をぶっ壊すと言って5年間以上自民党延命の時間稼ぎを立派に果した訳で、安倍元首相はそうした手練手札の小泉流でなく、真に実行し官僚主導のアキレス腱の公務員制度改革を断行するにおよび、各官僚関係の巻き返しが安倍元首相辞任の背景にあるのです。

国民を味方にして官僚主導を打破することが重要なのに、その国民に年金問題や政治とカネの問題で支持率を失い辞任に追い込まれて行く背景に、勝ち運(政策を実行する)に乗るには、負を担う立場の人たちの存在が必須なのに、改革のブレーン人材も負を担う立場や優秀な人がいない現実がありました。

福田首相は崩れ去って行く自民党の派閥の長を集めた再生内閣であり、元の官僚主導を貫く自民党の復興であります。小さい政府からの転換であり、民主党の説く大き目の政府である社会主義要因へ少し近づいている内閣です。

民主主義は国民主導を目指す社会です。国民主導の政治があり国民が勝ち運になるよう官僚や政治家は負の担い手である存在が、逆の官僚が勝ち運に乗り、国民への負担増があります。これが今の現実状態であります。

福田内閣の誕生は平成19年9月26日(二黒土星亥年・四緑木星酉月・七赤金星亥日)でした。

前内閣の任命された閣僚13名の再任がありその中で法務大臣・鳩山邦夫(再任)、文部科学大臣・渡海紀三郎(新任)、厚生労働大臣・桝添要一(再任)、環境大臣・鴨下一郎(再任)、沖縄北方大臣・岸田文雄(再任)と厄年廻座の閣僚が5名おります。運気上、前途多難が伺えます。
福田首相の運気も「順運状態の中で突風や高波を受ける」と言う要因があります。

政界において70年変動説があります(気学では72年周期)。平成19年は明治維新から140年であります。明治維新から70年後に太平洋戦争が勃発し、そして終戦となり新しい息吹による社会造りが成され、そしてまた70年と言う節目の時期を迎える周期の流れの中に、今の日本と言う混迷時代が生じている事を知る事であります。これから最低10年は覚悟していかなければいけない時代が続きます。次回に続く。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO7

2009年10月5日 月曜日

安倍首相の辞任表明は「青天の霹靂」の感がありました。安倍内閣は高支持率で平成18年の発足始動の時でありましたが、「安倍総裁は父晋太郎氏の惜福を引き継いだ要因で選出されましたが、好機盛運年ですが暗剣殺を持ち政権に微妙に影響しそうです。とNO5で予測いたしました。

平成19年(二黒土星亥年)9月(四緑木星酉月)12日(三碧木星酉日)の昼過ぎに安倍首相の辞意表明が報道されました。参議院選敗退後、意欲を持って続投を決意し、10日に臨時国会が召集され所信表明演説が行われた3日後の事であります。正に全てを放り出しての行動であります。

丁度、9月の運気は上昇機運月であっても月破殺に同会し(12日は月盤に同会し暗剣殺も持つ)、9月・10月は試練月が続く状態であり、苦境に立たされる状態から11月の本年の山場まで持つのかなと言う懸念がありました。

気学では精神・肉体・行動の一致を見ることや順調に合致して行動出来る時を盛運期状態(4年間、4ヶ月間)の時期と言います。逆に衰運期状態(5年間、5ヶ月間)の時期は精神の不一致・肉体の病・そして行動の不一致を見ると判断します。

父安倍晋太郎氏の死去に伴ない跡目として国会議員として初当選(始動)した年は平成5年の七赤金星酉年で衰運期3年目の鬼門廻座でした。めぐり合わせの時期が凶悪の始動(平成5年)となり、今回の事象要因の根元に、国会議員としては当選したが天運の要因(めぐり合わせの悪さ)が始動時から発生していた事になります。

そして国会議員として180ヶ月のタイムリミット(15年)の気学周期で逆運作用(本来なら盛運期3年目の最高の年ですが過去の要因により凶現象が顕現する事)の極限が作用して活力・活気・活動が消滅するに至ったと言う事です。

運気的要因においては盛運年にありましたが暗剣殺(他動要因)を持っている年に首相就任となり多くの重要法案を通して来た情勢にかかわらず任命した大臣の不祥事で足を引っ張られてしまい、多大なるストレスを受けてしまったようです。

その後、後任の総裁を決めるにあたり福田康夫氏・麻生太郎氏の決戦となりました。

福田康夫氏 昭和11年7月16日生れ(本命一白子年・月命三碧未月生れ)初当選は平成2年(一白午年)で本命は中宮位に廻座の盛運4年目でした。平成19年は巽(東南)廻座の盛運期3年目の最高の年です。

麻生太郎氏(昭和15年9月20日生れ(本命六白辰年・月命七赤酉月生れ)初当選は昭和54年(三碧未年)で本命は艮方位(東北・鬼門)に廻座し衰運期の3年目でした。麻生氏が勝負時のめぐり合わせの平成19年は本命が南廻座の衰運期4年目であります。

総裁選は福田氏の勝利でした。その後、9月25日に第91代福田康夫首相が誕生致しました。まさに父・福田赳夫氏が首相になった年齢と同じ71歳です。

福田氏は昨年、麻垣康三(麻生の麻・谷垣の垣・福田康夫の康・安倍晋三の三を取った言葉)と小泉首相の後継争い時にひとり争いを回避し辞退した背景に、今日の情勢を見抜いていた要因があります。勝負は時の運と言い「天」は思いがけない命を降ろします。

しかし本命の巽(東南・盛運3年目)廻座は、運気は良いのですが歳破を持つ状況です。今後、忍耐力と辛抱が強く求められます。国民にとっては一長一短の生じる首相です。国民不在では自民党の衰退は加速します。

激動して行く世界情勢の流れの中で衆院の大多数を得ている与党が高慢な強引な態度で法案を通し、国民と乖離(かいり)した行動は失敗に値するものです。改革も機構の改善程度で7年と言う歳月の無駄がありました。

改革とは社会や政界を含む大改造であり、旧態依然と実権を握る官僚主導による政治全体の機構が改たまらぬ限り、中途半端な目先きのみの改革で政権のたらい回しと堂々巡りに終り、国民主導の政治は夢の彼方の絵空言で時の無駄使いが続きます。次回に続く。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO6

2009年9月30日 水曜日

小泉前首相の改革政策は、安倍内閣へと引き継がれていると言います。しかし今の安倍内閣は、反安倍首相の立場の人たちも多く取り込まれており、小泉前首相のように思い切りのよい姿を国民の前に見せるのは難しいようです。

小泉前首相の行政改革の本格実施はこれからであり小泉内閣の行った改革が真に日本の為であったかは今後の成り行きを待たず、多くの破綻が生じて来ております。タウンミーティング時の水増し請求や、やらせ質問等が生じ小泉前内閣の丸投げ体質もあり、この政権の5年間は該当者方でなく、内閣府の主導で決定され強引な姿で行われて来た状況の顕現であります。

内閣府における経済財政諮問会議と規制改革・民間開放推進会議の二つが、ここ5年の改革の一大発信地であり、その中心に竹中平蔵改革大臣が位置し小泉前首相は政策をこうした機関に丸投げして来た状況があり、その真意や責任に不明瞭さも露呈してきております。

就任時において(平成13年度・八白土星年)宮内義彦オリックス会長(昭和10年9月13日生れ・本命二黒土星亥年・月命四緑木星酉月生れ・規制改革会議議長・平成18年村上ファンド事件の余波で辞任する)

本間正明阪大教授(昭和19年3月11日生れ・本命二黒土星申年・月命一白水星卯月生れ・経済財政諮問会議・安倍内閣で税調会長に任命されますが、官舎に愛人と同居しているのが発覚し辞任する)この二人の本命二黒は艮方位(東北方位)で暗剣殺を持ち衰運年3年目でした。

また佐田玄一郎行政改革担当相は27日に自身の政治団体の政治資金収支報告書に不適切な処理があった問題の責任を取って辞任する意向を表明しました。

竹中平蔵前大臣(昭和26年3月3日生れ・本命四緑木星卯年・月命八白土星寅月生れ)と吉川洋東大教授(昭和26年6月30日生れ・本命四緑木星卯年・月命四緑木星午月生れ・経済財政諮問会議)の二人の本命である四緑木星は北廻座のすなわち厄年でした。

小泉前首相(昭和17年1月8日生れ・本命五黄土星巳年・月命九紫火星丑月生れ)の星で政策の良否の可能性を判断するのですが、改革を立案して行く人たちがほぼ運気的に良果に至る時期に就任していないと言う事です。これらの要因は行く末は結実しないと言う事で当事者には「労して功なき」と言う事で負を担うマイナスが後に出て来ます。

小泉前首相の5年半に亘る良否の評価が統括されずに、小泉政権を引き継ぐ形で安倍内閣が誕生しました。出足は順調に見えた安倍内閣も、3ヶ月経過し支持率も低下の傾向が生じて来ており、打つ手が逆風となって来ております。その一例が本間氏を税調会長に任命し裏目となったり、佐田玄一郎氏の問題も不利を受ける状況が出始めていることです。

1月は安倍首相(昭和29年9月21日生れ・本命一白水星午年・月命一白水星酉月生れ)にとってこの吉凶・良善・悪善等の、評価の顕現の生じる月であり、首相にとってこの試練月となり凶現の不利も生じます。

小泉前首相は常に対峙する相手を設定して国民の目を自分の側に引き寄せて、対決する姿勢を演出して来ました。その国民を誘導する手腕は天才肌であったと言えます。しかし対峙する相手に正義や正論があっても国民を上手に自身側に引き込み高支持率を保って来ました。

そうした手腕は時として行き当たりばったりの要因を含んでいるのです。その結果が小泉政権下で一気に250兆円と言う国の負債が増大した事です。多くの改革と言う名の元で改革が促進されたと思っている人は余程現実を直視しない人たちであり、小泉政権下で高成長したのは経済財政諮問会議や規制改革会議の大企業経営者それに関連する日本経団連・経済同友会などの経済団体であります。

今の日本の景気上昇の恩恵に属しているのは約3割の企業と言います。そして切り捨てられた人の側にニートやフリーターやパート従業員やリストラになった高齢者がおります。

本来政治は弱者を救済する政策が重要な項目です。しかし長く続いた不況を脱出すると言う改革を旗印にして実際行った事の結果として、格差は増大し250兆円の負債を嵩上げし、国民の目をかっこ良さと劇場型政治に引き込んだのです。そして次に来るものは増税であります。

本命五黄の小泉首相の登場は月命九紫で九紫命のパフォーマンスと実利の乏しさが際立ち本来の五黄命の「新生」と言う要因より「破壊」要因のみが働き自民党をぶっ壊す所か日本をぶっ壊してしまった状況があり、国民にとってこの行方は大きな後遺症に悩む状況です。安易な人気投票的な選挙での一票がやがて自分自身に跳ね返ると言う試練の行く末です。次回に続く。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO5

2009年9月25日 金曜日

平成18年(三碧木星戌年)9月(七赤金星酉月)20日(九紫火星子日)午後に自民党第21代総裁選挙が行われました。立候補者は3名で安倍晋三議員・谷垣禎一議員・麻生太郎議員です。自民党国会議員403票、全国自民党員300票の合計703票による投票であります。

安倍晋三(昭和29年9月21日生まれ・本命一白午年・月命一白酉月)

谷垣禎一(昭和20年3月7日生まれ・本命一白酉年・月命七赤卯月)

麻生太郎(昭和15年9月20日生まれ・本命六白辰年・月命七赤酉月)

年盤の運気は本命一白(安倍氏)が盛運期年2年目で断然有利で、本命六白(麻生氏)は衰運期年3年目であり断然不利であります。そして何よりも安倍氏は一族の「惜福」(掴まず使用しなかった福分)が残っていたと言うことが断然有利に働いたのです。

自然界はバランスであることを自民党50年の派閥の流れで見ると運の流れが理解できます。

首相就任は官僚出身の吉田派は吉田・佐藤・田中・細川・竹下・小渕・羽田・橋本・池田・大平・鈴木・宮沢の12名であり、党人派中心の派閥からは鳩山・石橋・中曽根・岸・福田・森・小泉・安倍・三木の9名であります。

小泉首相が田中派を分裂に追い込み民主党の主たるメンバーは皆、田中派に属していた議員たちであり、今回早々と民主党代表になった小沢一郎代表(本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月生まれ)・鳩山由紀夫幹事長ともに田中派出身です。安倍総裁は父晋太郎氏の惜福を引き継いだ要因で選出されましたが好機盛運年ですが暗剣殺を持ち政権に微妙に影響しそうです。

そして平成18年(三碧木星戌年)9月(七赤金星酉月)・26日(三緑木星午日)に安倍総裁は第90代首相になり安倍内閣が発足しました。

閣僚においては首相との三合の縁に当たるのが寅年生れの塩崎官房長官です。最上の縁を結んでおります。しかし辰年が4名おりこのポストの4名の閣僚が内閣の良否を左右し、つまり外務(麻生太郎氏)・防衛(久間章生氏)・金融(山本有二氏)・行政改革(佐田玄一郎氏)の所に大きな課題の生じる要因となります。

自由民主党である今の自民党は昭和30年(九紫火星未年)に当時の自由党と民主党が合併した党であります。安倍政権の流れの中でもう一度・二度政権再編成の機運に至る状況もあり、平成21年(九紫火星丑年)が自民党の節目の周期にあり政界も混迷度が加速する状況もあります。

新生安倍内閣に期待することは、どう言う国にするかのしっかりとした国家像を示してもらいたいと言う事です。

戦後、歴代の内閣は、敗戦による失われた国権の回復に主眼が置かれ、日本と言う国の姿というものが示されずに来ました。そして東西冷戦の終着以降の日本は、ただただバブル崩壊の不良債権の処理を抱えたままで漂流して来た状況がありました。

その間の10年間で宮沢内閣・細川連立内閣・羽田連立内閣・村山内閣(社会党・自民党連立)・橋本内閣・小渕内閣・森内閣と続きました。
そして小泉内閣が5年半において不良債権の処理は解決されましたが、この間約60年間日本の将来像や国の姿が国民の前に示されずに経過して来た歳月でありました。

小泉内閣の功と罪を揚げれば、功の部分は不良債権の処理を解決・政権の安定・派閥政治打破や状況を破っての世界貢献があります。罪の部分は市場原理経済の導入による格差の広がりから、社会対立や荒廃や道徳の崩壊・日中・日韓に見られる外交関係の停滞(しかし中韓以外の外交は評価が高い)そして何より議会制の規律を破って大勝利はしたものの衆院においての郵政民営化解散であります。

一つの案件で内閣が飛んだであろう難問を国民の高支持率で乗り切って来た背景がありました。ではこの5年半の小泉内閣への評価となれば戦後政治の積み上げた功と罪を崩壊させる事に成功したと言えます。そこには戦後政治の功の部分も失なわれてしまった訳です。

昭和の初期に軍部の台頭が生じて政治も軍事色に染まり、国民もその方向へと流されて行き国家が崩壊して行きます。新陳代謝が果せずに国そのものが閉塞間漂う暗い時代がありました。

72年後(気学周期)の今、政治そのものが劇場型となり、自民党はいつの間にか公明党の支援なくしては存在出来ない状況にあり、政権そのものが半端な閉塞間漂う目先きの利害のみに終始して来ております。マスコミもスポンサーの中に新興宗教の力が浸透して、善悪の基準の良否を失って来ております。昔は軍部、今は新興宗教となり国民が物言えぬようになって来ていることが、どれだけの人が認識しているかの状況があります。

歴史は何の為に学ぶのかと言うと、同じ過ちを繰り返さずに良い国を造って行く為に歴史を学ぶのです。

また小さな政府を目指すと言って「国民主導による政治を」と言っても官僚主導は改革されずに終わりました。東西冷戦の終焉した以後の15年間でやっと日本もソフトランディングして国民主導の政治が実現の状況になったと言うことであり、新しい内閣には国民の側に立った主体性のある国造りの将来像を示して頂きたいと思います。

それにはまず私たち一人一人が哲学を持ち理念と将来像を示せる政治家を選ぶことが必須です。今、私たちはある意味で絆や心や道徳の失われた原野に立っているのです。次回に続く。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら