今月の事象予測
2008年 2月度 甲寅八白土星の月(2月4日から3月4日まで) | |
政治 | 1月11日の午後に給油新法が衆院で再可決し成立致しました。そして18日から通常国会がスタートしました。ねじれ国会によりダラダラした状況の中での福田首相の公約もない国家運営は官製不況を呼び株は大暴落し益々世界から取り残される状況です。強いリーダーシップときっちりとした国造りを掲げる人物の登場がなければ国民は不幸です。 |
景気 | 大正7年(一白水星年)は第一次世界大戦が終了し、昭和2年(一白水星年)は世界恐慌の年でした。平成2年(一白水星年)は株価の大暴落年でした。このように一白水星の年は不況や恐慌の多く起きる年でもあります。この一白水星年が今年であります。当誌で何回も二黒土星年(昨年)と一白水星年(今年)は警戒の年と警鐘を鳴らして来ました。現在株価が急激な状態で暴落しております。 |
天変地異 | ここに来て、ようやく各マスコミが地球温暖化の現象を報道するようになりました。地球温暖化問題は経済のみを考え自然破壊をしている人類に対する警告です。人々が考えている以上に地球は悲鳴をあげています。今、この問題を真剣にやらないと地球の将来が大変な事になります。今月は三碧(地震の事象)が年盤の五黄に同会しますので特に地震には要注意です。 |
社会事象 | 身内における殺人事件が多発しております。今では常識というものが通じなくなってきたような世の中です。長年の鑑定結果からこのような場合、良く見かけるのは移転時の凶方位と「北方位欠けの凶相の家」の人に多く見かけられます。また夫婦共働きの弊害が出ています。都市造りや建設の失敗も事件の要因の一つです。 |
今月の知恵袋 | 奈良東大寺二月堂のお水取りと陰陽道 春を迎える行事として奈良東大寺の二月堂における「お水取り」は有名であります。もとは旧暦2月1日から14日間行われる修二会行事の一つです。 今日では3月1日より14日間で、12日目の香水を堂下の井戸から三樽の「お水」を汲みます。この香水は若狭の国から送られる聖水とされ、同じ時刻に若狭明神の神宮寺で送水神事が行われ、神宮・僧呂・修験の神仏混合によりお水送りの行事が行われます。 二月堂の開祖実忠和尚が天平勝宝4年(西暦752年)に、菩薩衆である十一面観音の悔過行法の様を、人間の世に移し行なったのが初めだと言われております。 お水は若狭国遠敷明神鎮座地を流れる音無川を水源(鵜の瀬)としています。奈良二月堂より遠敷明神は北方位の子(ね)の方にあたり子午(南北)の関係と言う事になります。 子の冬至(一陽来復)で始まる陽差しも春分に至る旧二月は春の陽差しも本格の季節です。陰陽道で北方位は一白で水性であり、若狭は奈良の真北で子(ね)の方であります。この若狭から送水されると言うのは「水」の象徴は北方位だからです。 そして子(ね)の方位は「陰極まりて陽となすの一陽来復」の方位であり、陽動への発芽への始動であります。 東大寺修二会のお水取りの中には子(冬至)卯(春分)午(夏至)に至る相性(陽動)の理が伺い知られます。お水取りに際しては椿の造花がいちじるしく堂内を飾ります。椿は「木」と「春」に分解されます。廻り来る「春」の五穀を象徴する「木気」の精気それらを祝うのに最もふさわしい祭場は都の東方位「卯の方」の東大寺二月堂です。 お水取りの根本義念は万象の無事の輪廻より、巡り来る春を今年も迎え、精気と活力を迎えると言う春迎えの行事であります。古代日本神道は東西における太陽思想が中心でありました。そこに南北思想を持った仏教、そして陰陽道思想が加わり東西南北の揃った自然哲理が生じて来たのです。その思想を受け継ぐ行事が東大寺二月堂のお水取りであります。 すべての遂行は陰陽道・五行説の理法の思想哲理によって成立している行事でもあります。自然の輪廻の中で迎い入れる春への期待を含む行事です。 |
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