気学における家相と子育て 

最近、会員様よりお子様の教育や将来のことで、ご相談いただくことが多くなりました。
特に子供の関連した事件・事故が多く報道されておりますし、心の痛いことです。

気学では子供が成人の20歳になるまで七度脱皮すると教示します。

第一反抗期

つまり3年毎の36ヶ月を一つの目安としております。
その中で3歳から6歳くらいまでを第一反抗期で、自我に目覚めて親から別行動しようとします。

諺で教示すると「子は離しても目は離すな」と言う親側への心構えの時であります。

第二反抗期

そして第二反抗期は13歳から15歳までの3年間を言います。少年から大人への脱皮であります。より自立心が確立する年代です。

親の目線を超えたら親の生き様、後姿で教育しろ」と言う事です。

親の目線より低い内に、しっかりとしつけや道徳を行う事であり、親の目線を超えたら子供に対し、強く言葉でしつけや道徳を説いても手遅れと成り易いと言う事です。

幼児時代には「目線教育」と言って、幼児の目線に親の方から目線を下げて、事の良否を話して論すと言う姿勢を取ります。
しかし親の目線を超えてからしつけや道徳を諭しても、反発が返って来るだけです。
ここに子育てにおける父親の存在と言うものが求められて来るのです。
家族団欒写真
子供は大人を縮小した存在ではなく、20年間の成人になるまで七度脱皮するのです。

幼児期・小学生時代と比較的優秀な成績の子が、第二反抗期を至て一変し不良化の道に入り込む要因は、今も昔もそんなに変わっていません。

ただ子供の成長には個人差があり、20歳までに七度脱皮するのに1・2年の個人差はあります。子供に取っての1・2年の個人差は大きな要因となります。

また成人してから発病する「過食症」「拒食症」等の摂食障害は、その因は幼児期時代の成長段階の体験にあると言われるぐらい、後に表面化する症状もあるのです。
そうした子育てを大人の都合で、親と子とのコミユニケーションを欠いたままで成長した子供の将来は、大変重圧ある人生と言えるのではと思います。

人は成人するまで七度変わる節目あり  詳しい記事はこちら→

家相との関係

昔は子供は地域の宝もの、子供は親のかすがい等、と言って大人側から子供に対して接する温もり北欠け家相:凶家相暖かさがありました。
しかし現在ではそうした尊厳は希薄となり、どんどん子供が少子化されているのに、子供の尊厳は失なわれている現実があります。
これは大人側も同様で、尊厳とモラルが失われて行く状況は今の日本の姿であり、子供は大人の社会の映し鏡であります。

大人以上に子供の方がしっかりと見極めているのかも知れませんし、親や友人の反省点であります。

気学の家相から述べれば、その原因はこの30年間に建てられた高層集合住宅・大量建売住宅の間取りの多くが、北欠けであることが原因していると思われます。

家相において生誕家相と言って、幼児期の6歳頃までは成長した家相の影響は大であります。また引越しにおける方位作用も影響するのです。子供写真

家相は思想に影響し、特に子育てに欠かせない方位は北方位(後継者)・(東北)方位(相続)・東方位(長男)です。女子は別方位となります。
また家庭円満は(南西)方位であり、方位の作用は住居人の状況まで、また思想まで決定されてくるのであります。事件に遭遇したり、出合ったりするのには必ず因果があります。
決して無縁や偶然ではなく、有縁と必然の中で生じて来ます。戦後の教育の中で「公」と言うより「個」と言うことが優先され、子供も核家族と言う土壌で成育して家族や一族の連帯感も希薄となっている現状は悲しい事です。

このようなことを少しでも避けていただくために、家相に関する興味をお持ちいただければと思います。 また、お子様には特にきをつけていただきたい小児殺方位がありますので、気をつけてください。
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