気学からみた家相と病気

「家相」と「病気」の関係は、全くなさそうなのですが、気学においてはこの2つは深く関わっております。

その理由は、東洋医学は「陰陽五行説」を基本とし、人体を小宇宙と教示し、人体も自然界の五気の影響を受けると考えております。

気学では、「病は不動点より生ず」と言い、止まる所、すなわち「家相」から病が生じ常に新陳代謝を第一として考えております。人体も小宇宙である以上、「方位」「家相」が生じ自然界と人体に因果関係が生じて来ると言うのが基本理念であります。

方位・家相における病気発症と改善


北方位 子宮・秘尿・腎臓・膀胱・股・生殖器・肛門
東北方位 左足・便秘・盲腸・関節炎・首・鼻
東方位 胆のう・左胸・横隔膜・声帯・咽喉・肝臓
東南方位 小腸・大腸・神経・頭髪・気管支・左手・左肩・呼吸器
南方位 脳・頭・目・眼・体温・動脈・血管
南西方位 脾臓・右手・右肩・腹部・胃蔵・消化器・膵臓
西方位 肺臓・女性生殖器・気管支・口腔・歯・右胸・胸膜
北西方位 心臓骨・背柱・助膜・右足・前立腺・血圧


例えば家相方位において南方位の祐気(吉作用)を得れば、頭脳明晰を得て名誉名声の功を成し、学者・政治家・技術者として大成すると教示します。

逆に家相方位において南方位の欠陥があれば頭・脳を中心として病を生じると言う教示であります。

このことは、東洋医学の人体は「自然界と一体で共通の働きを成す」と言う教示からきております。
すなわち、万病は気学の「祐気とり」で改善することが可能になります。→祐気とりはこちら