‘節分’ タグのついている投稿

24節気とは

2010年1月26日 火曜日

24節気は四季の変化を24節気・72候に分割した自然界の増長と衰退を示したものです。

節の変わり目には「気の変化」の起こる時であり、自然界の法則に則っとり
天候の変化や地変等の変化が生じる象が発現するものです。

特に節の変わり日を中心として、前後3日間が注意を要する日であり、この頃の節の変わりの旅行等は避けることが賢明です。

気学は自然界の周期を基盤教義としている教えであり、農作業等に従事している人は、この24節気が切っても切れない関係にあります。「天候と景気」「天候と事故」「天候と病気」等天候は私達の社会に与える影響は、計り知れないくらい大きな存在です。

この天候が24節気を中心として、日夜変化して行くことは周期のもたらす要因は人間の生活にも当てはまってきます。

24節気は太陽と地球の角度に関係してきます。その為、毎年1日位の違いがあります。太陽の黄道を24等分したものです。

平成22年の24節気日
1月
小寒(しょうかん) 1月5日  寒の入り。寒さが増してくる。
大寒(だいかん)  1月20日 寒さが最も厳しくなる。

2月
立春(りっしゅん) 2月4日  春の始まり。
雨水(うすい)   2月19日  日雪が雨に変わり、氷が融けて水になる。

3月
啓蟄(けいちつ)  3月6日  冬ごもり中の虫が目を覚まし姿をあらわす。
春分(しゅんぶん) 3月21日 昼と夜の時間が同じ。

4月
清明(せいめい)  4月5日  南東風が吹く春のよい季節。草木の芽がでる。
穀雨(こくう)   4月20日  穀物を育てる雨が降り、芽を出させるという意味。

5月
立夏(りっか)   5月5日  夏の始まり。
小満(しょうまん) 5月21日 植物が育ち茂る。

6月
芒種(ぼうしゅ)  6月6日  雑穀の種まきをする時期。田植えの時期に入る。
夏至(げし)    6月21日 昼間の時間が一番長くなる。

7月
小暑(しょうしょ) 7月7日  梅雨が明ける。
大暑(たいしょ)  7月23日 暑さが最高になる。

8月
立秋(りっしゅう) 8月7日  秋が始まる。
処暑(しょしょ)  8月23日 暑さが終わる。

9月
白露(はくろ)   9月8日  秋の気配が深まり、露の量も多くなる。
秋分(しゅうぶん) 9月23日 春分から半年目。昼と夜の時間が同じ。

10月
寒露(かんろ)  10月8日  露が寒さで凍ろうとする。
霜降(そうこう) 10月23日 霜が降りるほどに寒くなる。

11月
立冬(りっとう) 11月7日  冬が始まる。
小雪(しょうせつ)11月22日 雨が雪になって降る。

12月
大雪(たいせつ) 12月7日  雪が降り積もる。
冬至(とうじ)  12月22日 昼間の時間が最も短い。立冬と立春の真中。

2月3日は節分です。習慣の豆まきは「鬼は外、鬼は外、福は内」と豆を蒔きます。このとき蒔かれた豆を自分の年の数だけあるいは、年の数+1だけ拾って食べ、一年の無病息災を願う風習があります。また最近では定着しました「巻きずしの丸かじり」を恵方に向かって食べる習慣です。今年の恵方は西南西方位です。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

節分と陰陽道

2009年1月23日 金曜日

2月4日は気学及び旧暦の年度変わりです。日本では明治5年12月3日を以って明治6年1月1日となり、今の暦の太陽暦になり西暦何年と言うようになりました。

それまでは、太陰太陽暦(旧暦)でありました。

しかし今現在、アジア地域においては、旧暦が主流であり中国・台湾・韓国・香港・タイ・シンガポール等が旧暦を使用しています。

2月3日は節分で2月4日が立春(24節季)となり年度変わりとなります。

2月の立春の前日は節分会であり、陰陽道の重要な祭りの一つであります。

節分とは本来、季節の変わり目であります立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。

そのなかで立春の前日は中国の暦法では24節季の起点であり、すなわち年の始めであり、立春を元旦とする古い暦では大晦日にあたり俗に年越しとも言われるところです。

その為、立春が重視されて、今日では立春の前日の節分のみが称されており、太陽暦(グレゴリオ暦)では節分は2月の3日か4日か5日にあたります。(年によって変わります。)

歴史的事件や祝い事の行事において、旧暦の年月日をそのまま新暦に置き換えているために、季節に違和感が生じている状況や、本来の行事と意義とずれるために形式のみとなってしまったことも多くあります。

七五三は11月15日ですが、旧暦では冬至の頃にあたり、冬至祭がその行事の意義なのですが、新暦のぜんぜん関係のない月日に祝う行事となっています。

今日、節分の夜に行われる行事に豆まきがあります。人を疫鬼(赤鬼・青鬼)に扮装させて駆逐する行事です。

鬼の姿は1月(丑の月)・2月(寅の月)の丑と寅の混合した姿であり、陰の気(丑)から陽の気(寅)へ始動する時季であります。

陰気(鬼)を追い陽気(福)を入れると言うことです。

春が来る前日に全ての悪鬼を払い、新たなる年の始動に向かうことへの思いが節分と言う行事の中に含まれており、自然の法則の中での人の生活や営みの感謝の念がこうした行事に含まれていることに日本人は心豊かな民族と思うのです。

習慣の豆まきは「鬼は外、鬼は外、福は内」と豆を蒔きます。このとき蒔かれた豆を自分の年の数だけあるいは、年の数+1だけ拾って食べ、一年の無病息災を願う風習があります。

また最近では定着しました「巻きずしの丸かじり」を恵方に向かって食べる習慣です。今年の恵方は東北東方位です。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら