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東京都知事選挙

2014年2月11日 火曜日

投票日前日の8日は東京で45年振りの積雪27㎝の大雪となりました。

前東京都知事の猪瀬直樹氏の徳州会からの5000万借入問題で辞職した後任として、「景気や雇用」「医療や福祉」「原発やエネルギー」「教育や子育て」「防災対策」「オリンピックへの取り組み」等への対策などの争点で17日間の選挙戦を経て、2月9日に投開票されました。

前日の雪の影響で交通が乱れ足元の悪い状況で投票率は46・14%と悪い結果となりました。

候補者は下記16名でした。
ひめじけんじ氏・宇都宮健児氏・ドクター中松氏・田母神俊雄氏・鈴木達夫氏・中川智晴氏・舛添要一氏・細川護熙氏・マック赤坂氏・家入一真氏・内藤久遠氏・金子博氏・五十嵐政一氏・酒向英一氏・松山親憲氏・根上隆氏(届け出順)

投票結果は上位のみ記載します。

当選 舛添要一氏(65)  2112979票
    1948年11月29日生まれ(本命七赤金星子年)  
    衰運期3年目で東北方位(表鬼門)廻座

    宇都宮健児氏(67)  982594票
    1946年12月1日生まれ(本命九紫火星戌年)
    衰運期5年目の北方位廻座(厄年)

    細川護熙氏(76)    956063票
    1938年1月14日生まれ(本命九紫火星丑年
    衰運期5年目の北方位廻座(厄年)

    田母神俊雄氏(65)   610865票
    1948年7月22日生まれ(本命七赤金星子年)
    衰運期3年目で東北方位(表鬼門)廻座

舛添要一氏が新知事に当選しました。

舛添氏は支援を受ける自民支持層・公明支持層・連合東京・民主支持層・無党派層からも支持を集める。前日の雪の影響で交通も乱れ、投票率が低下する選挙では組織票を持つ者が強いです。また特に知事選は圧倒的に知名度勝負であります。

過去、自民党から除名処分を受けた桝添氏は自民党や都議会に頭を下げて和解し、自らが公約する政策がほぼ一致した事から自公の支持を受けたのです。与党の神輿に乗った固い選挙をしました。

今後の議会運営に於いて議員の顔色をみながらの運営になるのではないでしょうか。過去の厚生労働大臣の経験が争点の第一になった医療や福祉で圧倒的な支持を得ました。

宇都宮氏は、「医療や福祉」「原発やエネルギー」「教育や子育て支援」で共産支持層・社民支持層を受けて、庶民や女性の支持が比較的高いのが特徴でした。

反原発が争点にならなかったのは原発のない東京での関心が少なかった。宇都宮健児氏と細川護熙氏が票を二分したのも落選のひとつの要因である。

細川氏は脱原発を最優先課題に掲げ、小泉純一郎元首相と街頭で訴えました。そこで大きな東京都の声を、「脱原発を訴えて政府に物申す(この問題も大きなテーマです)」と言う思いが都民に理解されなかった。準備不足は致命傷となった。「脱原発基本法案」は2月にも決まりそうです。

宇都宮、細川両氏を足した票が桝添氏の票を超えていたなら、今回の選挙結果は歴史の悲劇となっていたでしょう。

今回は「脱原発」は大きな争点にはなりませんでしたが、今後の国政選挙における大きなテーマとなるでしょう。また今年の四緑木星の事象である「大きな風」が吹くでしょう。

田母神氏は「防災対策」「原発維持」を政策に個人的に支援する石原慎太郎元都知事の応援があった。組織のない選挙では苦しかった。

本来なら4年に一度の選挙なのに猪瀬氏辞任における急な選挙の為、各候補の政策準備不足は否めなかったし、今回は討論会もほとんどなく盛り上がりの少ない選挙だった。上位4名の運気はすべて悪いです。

新知事に高望みはしない事です。石原元知事は任期2年で国政に、猪瀬元知事は1年で辞職しました。また大阪でも橋下市長の辞任による再選挙が3月に予定されている。知事任期の4年間はしっかりとやって頂きたいです。

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