気学では年の変わり(2月4日)を24節季の「立春」としております。
冬の寒気の小寒・大寒が過ぎ立春に到来する訳です。しかし実際の冬の寒気は立春以後も続きますが、日々の陽射しの明るさは「冬至」から比べれば雲泥の差があり明るく感じます。
立春前の18日間を「冬の土用」の期間として、自然界の森羅万象が次の季節に対する充電期間と考えて「事々」の自粛期間とも言われて自重する習慣があります。
また年度変わりや月の節季(24節季)の変わり目には、大きな事故や株式の暴落等がありました。これは「気の変動」による因果関係と気学上で教示された事柄であります。
冬の年中行事の「札幌雪まつり」は過去において毎年1月の下旬に行われていました。東京方面から北方位となり、3年に一度の気学上の月盤の五黄殺(万人の凶方位)・暗剣殺(万人の凶方位)にあたり、その影響から飛行機の墜落事故も幾度となく起きました。
今では立春直後の開催日定(今年は2月5日から11日)となり、2月の天道方位(南方位)・生気方位(北方位)の吉方位で雪まつりが開催されております。
過去の大事故のような事象は回避されて無事な状態が続いております。改善することで観光客に対応し、そして改善することで観光客に安心なる状況を呈すること、これを実行した札幌の主催者は英断を選択した訳で、以後大きな凶作用は起きていません。
方位学で悪いと言う事に対して謙虚に対応する事が大事です。
節の変わり日、前後に暴落した株式の例
スターリン暴落 昭和28年3月6日(節入り日は3月6日)
日銀公定歩合引き上げによる暴落 昭和32年5月8日(節入り日5月8日)
国際収支悪化による暴落 昭和36年10月9日(節入り日10月9日)
世界的な為替株式の暴落 平成9年11月 9日(節入り日11月8日)
リーマンショックの暴落 平成20年10月6日(節入り日10月8日)
一つの事象や事柄が生じる背景の裏側には、節の変わり目や、あるいは凶方位に出掛けることにより、発現することが多く見られます。