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野田第3次改造内閣がスタート

2012年10月12日 金曜日

10月1日に野田第3次改造内閣がスタートしました。各閣僚の運気状況は次の通りです。

内閣総理大臣        野田 佳彦(七赤金星酉年・衰運期1年目)

副総理             岡田 克也(二黒土星巳年・衰運期5年目・厄年)

内閣官房長官        藤村 修(六白金星丑年・中宮位)

総務大臣           樽床 伸二(五黄土星亥年・盛運期3年目)

法務大臣           田中 慶秋(八白土星寅年・衰運期2年目)

外務大臣           玄葉 光一郎(九紫火星辰年・衰運期3年目)

財務大臣           城島 光力(九紫火星戌年・衰運期3年目)

文部科学大臣        田中 眞紀子(三碧木星未年・盛運期1年目)

厚生労働大臣        三井 辨雄(四録木星午年・盛運期2年目)

農林水産大臣        郡司 彰(六白金星丑年・中宮位)

経済産業大臣        枝野 幸男(九紫火星辰年・衰運期3年目)

国土交通大臣        羽田 雄一郎(六白金星未年・中宮位)

環境大臣           長浜 博行(六白金星戌年・中宮位)

防衛大臣           森本 敏(五黄土星巳年・盛運期3年目)

復興大臣           平野 達男(六白金星丑年・中宮位)

国家公安委員会委員長  小平 忠正(四録木星午・盛運期2年目)

内閣府特命担当大臣   中塚 一宏(八白土星巳年・衰運期2年目)

国家戦略担当       前原 誠司(二黒土星寅年・衰運期5年目・厄年)

郵政民営化担当     下地 幹郎(三碧木星丑年・盛運期1年目)

運気状況の特に悪い人(衰運期1年目の七赤金星は暗剣殺・歳破を持つ、中宮位回座。衰運期5年目の厄年)は野田・岡田・藤村・郡司・羽田・長浜・平野・前原の8名です。

衰運期の人は他に田中(慶)・玄葉・城島・枝野・中塚の5名です。盛運期は樽床・田中(眞)・三井・森本・小平・下地の6名です。約66%の人が衰運期と言う大変悪い運気状況です。

話題の田中眞紀子氏と野田首相の相性関係は大変悪い相性関係です。一波乱なければ良いのですが、如何なものでしょうか。

平成23年9月2日野田内閣発足後、わずか4ヶ月で平成24年1月13日に5人の閣僚を交代させ野田第1次改造内閣はスタートを切りました。平成24年6月4日に第2次改造内閣を発表しました。そして今回が3回目の改造であります。わずか1年余りで3回の改造であります。

4ヶ月に1回の改造であります。こんな事で本当に閣僚の仕事が出来るのか、今までやって来た事は何だったのかと思います。すべてが中途半端です。議員になった以上は、一度は大臣になりたいと思うのは当然でありますが、次から次への大臣の交代は安売りも程々にして貰いたいものです。今後も更に離党者が出るでしょう。

野田内閣は赤字国債法案・「衆議院議員の定数削減法案」と「1票の格差是正法案」を成立し早急に身を引くべきです。民主党では政権維持が出来ない事がはっきりと解りました。

自民党においては9月26日に新総裁に安倍信三氏(一白水星午年・衰運期4年目)が選出され幹事長に石破茂氏(七赤金星酉年・衰運期1年目)が選出されました。いよいよ選挙ムードに突入かと思われますが、しぶとい野田首相との一戦で年内解散に追い込むことが出来るか安倍総裁の力量が問われます。

一日も早く「国民の信」を問う時期が来ています。長引けば長引く程に弱いリーダー(野田首相)の元での国民は不幸です。

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野田第2次改造内閣がスタート

2012年6月12日 火曜日

平成23年9月2日野田内閣発足後、わずか4ヶ月で平成24年1月13日に5人の閣僚を交代させ野田第1次改造内閣はスタートを切りました。

そして再び平成24年6月4日に第2次改造内閣人事を発表しました。

参議院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相のほか、鹿野道彦農林水産相、小川敏夫法相、自見庄三郎金融・郵政改革担当相の5人の閣僚を交代させ(前回と同じ5名です)、他の閣僚は留任しました。交代のあった閣僚は下記の通りです。

金融・郵政改革担当相  
新任 松下忠洋(まつしたただひろ)   
1939年2月9日(七赤金星卯年)衰運期1年目(暗剣殺・歳破を持つ)

防衛相         
新任 森本敏(もりもとさとし)    
1941年3月15日(五黄土星巳年)盛運期3年目

国土交通相       
新任 羽田雄一郎(はたゆういちろう)  
1967年7月29日(六白金星未年)盛運期4年目(中宮位廻座)

農水相         
新任 郡司彰(ぐんじあきら)    
1949年12月11日(六白金星丑年)盛運期4年目(中宮位廻座)

法相          
新任 滝実(たきまこと)     
1938年9月15日(八白土星寅年)衰運期2年目

新任の5名の閣僚の運気は防衛相の森本敏氏を除いて他の4名は最悪の運気状況です。しかし森本氏は民間人です。机上の知識や理論と現場の指揮は違います。果たして務まるのか疑問が付きます。

参考に過去のブログをご覧頂き野田内閣の軌跡を検証しましょう。

野田新内閣が発足(2011年9月9日号)

野田改造内閣がスタート(2012年1月22日号)

2012年を占う(2012年1月12日号)

ブログ「2012年を占う」で、「六白金星年の事象である国土交通省・防衛省は大変な年となります。」と忠告致しましたように、参議院で問責決議を受けた2名の大臣の交代です。

また「六白金星事象から今年は交通関係・電車事故に最善の注意が必要です。(国土交通省)凶方位への旅行等は避ける事です。」とも忠告致しました。最悪の交通事故が多発しております。

そして今年も半年目に大きな金融の波が押し寄せています。円高・株価の大暴落です。ヨーロッパ経済の悪化が中国(ヨーロッパは中国の最大の貿易国)に飛び火し、そして日本(中国は日本の最大の貿易国)に来る事になったら、それこそ大変な状況になります。真の財政危機(財政恐慌)です。ヨーロッパも中国も日本から北西方位にあたり今年の暗剣殺(他動要因)・歳破に入ります。相当な覚悟と用心が必要です。とも忠告いたしました。

六白金星辰年の事象が多く顕現する中での野田第2次改造内閣のスタートです。

野田首相(七赤金星酉年)が首相に就任した平成23年の運気は中宮位廻座です(新規な事柄や就任は良くない時期)で今年の平成24年度は衰運期1年目で暗剣殺・歳破を持つ大変危険な年です。

そして今回の第2次改造内閣が6月4日(5月度に入ります。月盤で厄月です)スタートです。何もかも最悪の運気状況での改造であります。最後の賭けに出た野田首相ですが、前途は風前のともし火です。

国会会期末を6月21日に控え、消費増税を含む一体改革関連法案が成立するのか、しないのか。国会の延長はあるのかないのか。解散はあるのかないのか。大飯原発再稼働はあるのかないのか等々。最大の山場になります。

前小泉純一郎首相時代の小泉チルドレン・政権交代時の小沢ガールズと数百名の新人議員が誕生しました。政治の素人の集団が今の国を動かす事が出来るでしょうか。すなわち政治の世界での人材不足が今の政治の姿なのです。

既存政党に期待が持てない日本の政治に将来はあるのでしょうか。

そこで今月の6月に東京都知事の石原氏が政治塾を開設し、今後の有力な政治家を育成すると発表しました。大阪の橋下市長の維新塾との連携等、大きな政治の変わり目の時代の到来となるのでしょうか。

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野田改造内閣がスタート

2012年1月22日 日曜日

野田内閣発足後、わずか4ヶ月で平成24年1月13日に5人の閣僚を交代させ野田改造内閣はスタートを切りました。

この内閣は岡田克也前民主党幹事長を副総理に据え、消費税増税に最優先で取り組むとみられます。参院で問責決議を受けていた一川保夫防衛相、山岡賢次国家公安委員長を退任させ、平岡法相、蓮舫行政刷新担当相、中川文部科学相も退任しました。新たに岡田・田中・松原・小川・平野氏が入閣しました。

平成24年2月4日より気学の平成24年度(六白金星辰年)が始まりますので,改造内閣がスタートした1月13日は平成23年度(七赤金星卯年)にあたります。気学鑑定判断の重要項目のひとつである各官僚の運気状況を見てみましょう。

総理大臣・野田佳彦(衆院)  1957年5月20日生まれ
本命七赤金星酉年・盛運期4年目・中宮位廻座

副総理・一体改革・行革担当・岡田克也(衆院)1953年7月14日生まれ
本命二黒土星巳年・衰運期4年目

総務・沖縄北方大臣・川端達夫(衆院)1945年1月24日生まれ
本命二黒土星申年・衰運期4年目

法務大臣・小川敏夫(参院)1948年3月18日生まれ
本命七赤金星子年・盛運期4年目・中宮位廻座

外務大臣・玄葉光一郎(衆院)1964年5月20日生まれ
本命九紫火星辰年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破を持つ)

財務大臣・安住淳(衆院)1962年1月17日生まれ
本命三碧木星丑年・衰運期5年目(厄年)

文部科学大臣・平野博文(衆院)1949年3月19日生まれ
本命六白金星丑年・盛運期3年目

厚生労働大臣・小宮山洋子(衆院) 1948年9月17日生まれ
本命七赤金星子年・盛運期4年目・中宮位廻座

農林水産大臣・鹿野道彦(衆院) 1942年1月24日生まれ
本命五黄土星巳年・盛運期2年目

経済産業大臣・枝野幸男(衆院) 1964年5月31日生まれ
本命九紫火星辰年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破を持つ)

国土交通大臣・前田武志(参院) 1937年10月22日生まれ
本命九紫火星丑年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破持つ)

環境・原発事故担当大臣・細野豪志(衆院)1971年8月21日生まれ
本命二黒土星亥年・衰運期4年目

防衛大臣・田中直紀(参院) 1940年6月19日生まれ
本命六白金星辰年・盛運期3年目

官房長官・藤村修(衆院)1949年11月3日生まれ
本命六白金星丑年・盛運期3年目

国家公安・拉致・消費者担当大臣・松原仁(衆院)1956年7月31日生まれ
本命八白土星申年・衰運期1年目

金融・郵政大臣・自見庄三郎(参院・国民新) 1945年11月5日生まれ
本命一白水星酉年・衰運期3年目

国家戦略・経済財政担当大臣・古川元久(衆院) 1965年12月6日生まれ
本命八白土星巳年・衰運期1年目

復興・防災担当大臣・平野達男(参院) 1954年5月2日生まれ
本命一白水星午年・衰運期3年目

野田内閣の18名の運気状況は盛運期4年目(中宮位廻座)の人は野田・小川・小宮山氏の3名・衰運期2年目の暗剣殺・歳破を持つ人は玄葉・枝野・前田氏の3名、そして衰運期5年目の厄年は安住氏1名の合計7名であります。

他の衰運期の人は岡田(衰運4年目)・川端(衰運4年目)・細野(衰運4年目)・平野(達)・古川・自見・松原氏の7名です。18名中14名の運気状況が悪い内閣であります。

盛運期の人は平野(博)盛運3年目・藤村(盛運3年目)・鹿野(盛運2年目)・田中(盛運3年目)氏の4名です。

また2月4日からの平成24年度に入りますと岡田・川端・細野氏は厄年にあたります。平野(博)・藤村・田中氏は中宮位廻座となります。そして野田・小川・小宮山氏の3名は暗剣殺・歳破を持つ危険な年となります。

気学では「人の吉凶は動より生ず」と教示いたします。すなわち新しい事柄を行う時期(始動時)が非常に重要となります。その為、運気状況を判断する必要があるのです。

特に中宮位廻座の時や厄年や暗剣殺・歳破を持つ運気の時は新しい事柄をやる時ではないのです。過去のブログの中で何回も実証しております。

また閣僚の失言や本人の資質・担当する分野の大臣としての実力・人間性は運気状況を判断する以前の問題です。

「社会保障と税の改革」は近い将来に於いて必ずやらなければならない問題ですが、国家公務員給与や議員定数削減の方が先にやるべき問題ではないでしょうか。

野田総理は最善・最強の布陣で臨む野田改造内閣と言っておられますが、大変厳しい(悪い)人事となりました。

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2012年を占う

2012年1月12日 木曜日

平成24年度は「壬辰(みずのえたつ)六白金星年」の年にあたります。(平成24年2月4日から平成25年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の29年目にあたりますのが今年の平成24年は「壬辰(みずのえたつ)六白金星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「壬(みずのえ)」とは第9番目にあたります。壬は「寒い大変な時」を表現します。

十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の辰(たつ)は第5番目にあたり方位は東南方位の位置にあたります。「奮い立つ時」を言います。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では六白金星は「中心・完成・円形・公共・交通・尽力・慢心・自信・元首・大統領・先生・僧侶・役人・官僚・主人・高層・高貴・充実・後援・戦争・選挙・競技・運動・防衛・祖先・円満・証券・学校など」の象意があります。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される年で大きな節目の年となります。過去六白金星の年は政変・事変・変革の多発があった年でもあります。

今年(2012年)を占う

①政治面については野田首相(1957年5月20日生まれ・本命七赤金星酉年・月命五黄土星巳月生まれ(衰運期1年目))の運気が誕生日である5月20日以降から本格的な1年目の衰運期に入ります。野田首相の今年は本命星が北西方位に廻座し暗剣殺・歳破のダブル凶殺を持つ大変危険な年となります。また首相になった昨年は本命星の七赤金星が中宮位廻座の時の就任で今年が進退をかけた勝負の年になります。国民に信を問う時期が迫っています。

平成21年9月16日に民主党政権になり国民は期待したものですが、鳩山・管と受け継がれ早2年4ヶ月経ちました。そして3人目が野田首相です。ことごとくマニフェストが守られない状況が続いています。何の為の政権交代だったのでしょうか。また民主党内でも一本にまとめる事が出来ない状況で、離党も始まっています。

現在の日本の政治は極めて深刻な状況にあります。昨年に起こった東日本大震災の復旧・復興と福島第一原発事故の収束問題・景気対策(円高・デフレ)・財政再建・雇用問題・格差社会・社会保障問題・普天間問題・安全保障問題・領土問題・環太平洋連携協定(TPP)問題等,山積する問題を乗り越える為には指導者の「信念」が強く求められます。この国をどう言う方向に持って行きたいのか、野田首相の考えが見えて来ません。

野田首相は安全運転で行くと言う考えですが余りにも遅いスピードです。ここは一般道では40キロ走行で、ここは高速だから100キロ走行とメリハリをつけてもらいたいものです。逆に昨年末には「社会保障と税の一体改革」に伴い増税問題だけは強い姿勢であります。

また官僚主導から政治主導を掲げた運営も元の官僚主導の政治になっています。一向に改善されないこの不況で国民の家計は疲幣しています。そして消費税の増税問題は国民には大変な負担です。

六白金星年の事象である建設省(東日本大震災の復旧と八ッ場ダム)・防衛省(沖縄普天間基地移設問題)は大変な年となります。

TPP問題もスムーズに進まない気配です。閉ざされた情報にも問題があります・

先の見えない読めない衰退の日本に突入しました。今、必要な事は「改革」ではなく思い切った「革命」なのです。壬辰年(今年)は政治の世界で世代交代が始まる年でもあります。真のリーダーが現れるかが今後の鍵です。

そんな中で今年は大阪市長の橋下徹新市長(1969年6月29日生まれ・本命四緑木星酉年・月命四緑木星午月生まれ。今年から本格的な盛運期2年目が始まります。本命・月命が同じで名声運に幸運の星を持っています)に注目が集まります。彼こそ今一番必要な政治家かも知れません。大いに期待したいものです。

②景気問題については昨年のギリシヤの破綻問題がありました。年末にはイタリアの財政・金融危機・スペインも破綻はすぐ近くです。そしてポルトガル・アイスランド他も危険水域に入っています。ユーロ安が起こり世界の株価に大変な影響をあたえました。

今年の「壬」の事象は「寒い大変な時」で「辰」年は「奮い立つ時」です。復興と大不況の大変な時ですが人々は何とかしなければいけないと言う気持ちから奮い立つでしょう。

しかしヨーロッパ経済の悪化が中国(ヨーロッパは中国の最大の貿易国)に飛び火し、そして日本(中国は日本の最大の貿易国)に来る事になったら、それこそ大変な状況になります。真の財政危機(財政恐慌)です。ヨーロッパも中国も日本から北西方位にあたり今年の暗剣殺(他動要因)・歳破に入ります。相当な覚悟と用心が必要です。

水に属する壬の位置は北方位で「陰極まって陽生じ、万物発生す」です。その為、東北地方のインフラが整備されれば漁港機能も本格復興します。本来なら政治の決断が早ければ本格的な復旧・復興で景気も良く成るでしょうが、復興財源と税制改革が必要ですが消費税の負担(今年からは上がりません)となれば経済は大きく揺れます。またTPP問題が上手くいかなかった時は経済や政治に大変なダメージを与える事になります。

③天変地異については、昨年同様に地震・台風・大洪水等、天変地異が世界中で多く起こります。平成24年度は地震に於いては2月・3月・4月で噴火は2月・5月・7月・11月が要注意月となりますが、過去の歴史から地震や噴火は少ない年(辰年)ですが「備えあれば憂いなし」です。

また空気が乾燥する要因から大火災には注意が必要です。天候不順による大型台風による増水や氾濫にも注意が必要です。

④国際問題は中国・韓国・北朝鮮・ロシア・欧州・米国に注目する年となります。中国は七赤金星年(平成23年)から六白金星年(平成24年)にかけて大きく変動する年にあたっています。バブル景気も陰りが見え始めました。そしてインターネットによる情報が今では簡単に入る事から、国への国民の不満や言動の自由が国はコントロール出来るかが大きな鍵になります。

欧州の経済危機は世界の危機でもあります。この地域は日本から見て北西方位にあたり今年は暗剣殺・歳破殺のダブル凶方位にあたります。中国の出方や欧州危機は日本には大変不利な要因となります。

そして今年は政変・事変・変革の多発する年で台湾・韓国・ロシア・アメリカ・中国・フランス等多くの国で大統領選挙があります。

また北朝鮮に於いては金日生誕生100年にあたり、昨年12月17日死去した金正日政権から息子正恩への継承となります。今後の北朝鮮から目が離せません。

アメリカにおいては今年大統領選挙があります。日本のTPP参加問題がクリアされたら(米国の策略に日本がはまらない事を期待します)、普天間問題が進展するなら、オバマ大統領の再選に対して望みをつなぐ事になります。

貧困・格差社会・失業等から世界で多くのデモが起こります。

また世界的な課題の地球温暖化問題や原子力発電問題は国連を中心に今年も数多くの会議が開かれるでしょう。そして昨年同様の異常気象で世界に大きな被害が出るかもしれません。

⑤社会問題は今年もまた不景気による凶悪犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。身内に起こる児童虐待や殺人は絶対に避けなければいけません。

六白金星事象から今年は交通関係・電車事故に最善の注意が必要です。凶方位への旅行等は避ける事です。

7月に行われるロンドンオリンピックは北西方位(暗剣殺・歳破)にあたり方位の不利があります。しかし選手の皆さんには頑張ってもらいたいです。

5月オ-プンの東京スカイツリーの完成で多くの人々が訪れ活気に湧くでしょう。

厳しい寒さの冬、猛暑の夏の電力制限は全国で行われます。一人一人が出来る節電 で今年も乗り切りたいと思います。

今年も厳しい年になりそうですが、明るい展望もあります。本当に良くなる年まで、後少しの辛抱です。希望と夢を持って前向きに進みたいと思います。

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プル型思考の時代とは

2011年11月12日 土曜日

物事の思考の基準には3つの思考があります。プル型思考(将来から現在を考える)・プッシュ型思考(過去から現在を考える)・プール型思考(現在を重要的に考える)であります。

昔から「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」と言う例えがあります。
今日のような激動時代は理念を掲げて、将来から今を思考すると言う要因が求められるのです。

世の中が平和で安定した時代であれば、実績主義・経験・肩書きと言った権威が通用して、時代を形成して来ます。これをプッシュ型思考(過去から現在を考える。)と言います。つまり過去から今と言う立場が確立されて来たことで時代が形成されます。

現在は少子高齢化時代を迎える時代で、出生率が言々といわれていますが日本の国土に対しては適正なる人口がどの位が良いかの基準があって、始めて多いとか少ないかと言う議論であり、現象面、減少面として捉えての話しと異なると思います。

少子化を考えた時、日本の国力や資源等を考え耐え得る人口が求められるはずであります。つまり理念を揚げると言うことは、こうした基準や理念理想があり、その将来像から、今何を成すべきかを考える思考がプル型思考(将来から現在を考える。)であります。

国土による自給率があり、そして不足するべきものはどう補うべきかがあり、その為には何を成すべきかの課題が生まれます。その基準となるべき理念理想に従い初めて議論が生じるのであり、出生率の低下のみで言うべきものではない気がします。

何事にもバランスがあり、国土や国力に見合う人口比率があり、その基準により多いか少ないかの議論が生まれるべきです。

運命学においても出生と同時に理念が生まれます。理念があり宿命もあり、そして成長と共に器量が定まる運命があり、その器量を拡大するための立命があります。宿命・運命・立命は個々に存在するのではなく一体とした流れがあります。

日本は2000年以上の歴史の中で「和」を尊び歴史・文化・伝統を重視するプッシュ型中心の社会でありました。それに対して歴史の浅い米国社会は200年強の歴史の中で「人工的国家」を確立した国であります。人工的国家とは理想を大きく掲げて、個人主義を中心にして成立した国家であります。

「アメリカン・ドリーム」と称され夢を大きく掲げその夢を現実のものにする社会機構であります。貧富の差が二極化する状況を生じさせ中流階級の極端に低い社会です。

そして米国はプル型社会人を幼児教育から行っている国でもあります。一方日本は貧富の差を無くす努力で中流階級が七割を超えて来た社会で、官民一体の社会を造り出して来ました。それにより世界有数の経済大国になったのであります。しかし日本社会は1980年代をピークに今、転げ落ちている状況です。

日本はプッシュ型思考が崩壊し、プル型思考を選択しました。つまり米国型社会の選択でした。それにより社会機構も「官から民へ」の掛け声で大改革が始まりました。

どうしてこうならざるを得なかったか、これもオイルショュク後の米国の戦略であります。つまり実体経済から虚像経済への転換であります。投機対象による消費社会であります。

米国は実体経済では貿易赤字が膨らみ日本に対しての対応策としてドルとの交換を切り離すことにより今の状況を現出したのであります。(昭和46年のドルショック)当時(佐藤栄作内閣)は沖縄返還・中国の国連加入・ドルショックと戦後史の大きな流れに決着を付ける事が要求されました。

しかし中国問題で独自の姿勢をとれずアメリカ追隋の実態をさらけ出した政府は長期の政権への倦怠感も手伝い急速に国民の支持を失って行きます。その後田中角栄首相が誕生し、ここで田中首相は米国追随から日本独自の指導力のある政治に切り替えて行くのですが、困った米国はロッキード事件に関する戦略で田中首相を失脚させます。

米国は日本の現憲法の下で、日本の発展の基盤でありました「家族制度」を徹底的に打ち砕きます。そして日本から近代史が消えて行きます。

戦後60数年、今、若者の失業率は増加しています。(ここでは職がないから働かないと言う意味ではなく自分から働く意欲がない事)また大学を卒業しても3年未満で退職する人も増えています。理由はもっと収入の良い所、しんどい仕事はいや、責任のない仕事、自分の好きな事をしたい等々と言う事です。忍耐と努力で堅実に歩む人は少なく成って来ました。これでは年金の破綻など当然であります。

明治憲法下で一気に世界に駆け上がった日本の力は世界戦略を目指す米国にとって戦後大切に守り抜いて来た憲法は今、大きな米国にとって無用の長物となって来ている訳です。憲法を改正するのであれば日本人が近代史の歴史をもう一度再考して行く冷静沈着の議論が必要です。

今の赤字国債発行は三木武夫内閣から始まり、あれよあれよの間に1000兆円超えまで膨らみました。

現在を守る為に赤字国債が増加する事は崩壊へと進む道のりであり、日本の政治がプル型を選択し改革と唱えていた事が、プール型思考(現在を重要的に判断する)による日本崩壊の状況に入り込んでしまったのではと危惧される状況になって来ています。

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日本の経済社会と政治

2011年10月21日 金曜日

自由主義経済の導入の元で行政改革や市場経済移行が日本全体に来て30数年経過しました。

日本の経済は戦後高度経済成長の元で、社会主義経済を理念として「一億中流家庭」と言う均一の取れた社会を構築目標と成立しました。

1990年代にソ連が崩壊し二極冷戦の世界から米国主導の一極化となりIT社会の隆盛と共に世界もグローバルな状況となりました。

米国の世界戦略の一つに自由主義経済つまり競争社会の弱肉強食社会の実現でありました。

日本は明治以降、世界の強い国になることを目標に掲げ36年後に日露戦争で勝利するも36年後の昭和16年(五黄土星巳年)に太平洋戦争を勃発し敗戦国となりました。そして米国からもたらされた憲法(儒教等の家族制度の崩壊を根底とする)や民主主義の導入がありました。

そして36年後の昭和52年(五黄土星巳年)に世界有数の経済大国となりました。

当時、日米間においては貿易摩擦が生じて米国経済は大きな赤字を出していたのです。昭和50年代日本は社会主義(国主導の元で経済成長を果たす)の旺盛の中にあり、その頃の春闘においては30%近いベースアップも生じた上場企業も多くありました。

しかし社会全体ではオイルショック(昭和49年)があり、田中角栄元首相の逮捕(昭和51年)があり、経済的には成長を遂げて来ている流れの中で、米国の戦略が少しずつ日本へ影響し始めて来るのです。その分岐点にあったのがロッキード事件であり田中角栄元首相の逮捕でした。

1980年代レーガン大統領・中曽根元首相とのロン・ヤス関係により日米間の交流は深まります。表面においての日米間は上々の関係にありましたが、米国は着々と経済の立て直しを図ります。その第一が実態経済から虚構経済への移行であります。

実態経済では日本とは競争にならない事が判ります。(貿易摩擦問題)実態を元として虚構経済(投資・株式・証券)への移行を進めて行きます。

人は汗をかき、物を作りそして利潤を上げると言う生産と言う要因を捨てて虚構の中で利潤を作りだすと言う方法です。

実態として会社を捉えるか、虚構として捉えるかで答えは違ってきます。すなわち実態として捉えた場合は「会社は経営者を含めた従業員のものである」と言うのが当然です。しかし虚構(投資・投機対象)として捉えた場合は「お金を投資している株主のものである」と言う答えになります。

1990年代より米国の虚構社会(自由主義経済の名の元に)が景気回復・経済復興として世界へと進出したのです。

言葉を美化した表現ならば成熟した社会の実現で言葉を現実的に言えば「ギャンブル」社会の実現です。

日本国と言う狭い国土、特別な資源を持たない国、そして1億3000万人が豊かさを堅持して行く為には自由主義経済による競争社会・弱肉強食社会が必ずしも適合している社会機構であるのかどうかは論議の求められる点です。

そうした社会機構造りの理念の論議がされないで、1990年代の日本の停滞期の打開策として自由主義経済が、これしか再生の道はないと言う判断で橋本内閣の1996年当時の経済ビッグバーンへ舵を取る事になりました。すなわち行政改革の始動でありました。

そして消費税を3%から5%に引き上げます。それが国民の購買力低下・大手銀行破綻へと続き経済恐慌へと発展します。その後小泉内閣で景気浮揚策として減税を中心として政策が実行されて景気回復の兆しが見えて来ました。

森内閣は最初から不透明な内閣造りから不人気でありました。森内閣の延長線上に小泉内閣があり、こうして一度橋本内閣で失速した緊縮政策と行政改革を行うと言う名の元で小泉内閣も緊縮政策を行って来ました。

しかし緊縮政策により多少の行政改革は整備されたものの、5年の政権で赤字国債は膨らみ続けたのです。小泉内閣の行政改革は「理念なき改革」であり理念は米国追随と言う選択でしかなかったという事でこの間に失ったものは多大です。小泉内閣のこの5年間の政策では改善は行ったが改革には至らなかったという事です。

景気と言う視点から見れば政策の如何を問わず、5年の歳月は自然に回復する年数であり周期のもたらす要因です。小泉内閣の5年は意義なき歳月であったと言う事です。

バブル景気で有頂天になった日本はバブル崩壊に至ります。つまり事に敗れる時は得意になった時です。それが「好事魔多し」であり「勝って兜の緒を締めよ」と言う教訓へとなって行きます。

バブル崩壊後の不良債権を抱え込んだ銀行はもとより企業も苦しい時代の「創意工夫」に取り組み名を成す努力をしたかと言う事であり、苦を国民に課しただけで(大合併する)銀行本来の役割について再構築する勇気が不足しておりました。

経済運営において少なくとも日本の先哲の人々は、人々の生き方や経済の「おおもと」に高い理念の思考で倫理観や道徳面を「公」と言う考え方も含めて経済活動をやり成長し発展して来ました。

小泉内閣から安倍内閣・福田内閣・麻生内閣そして政権交代の民主党内閣で鳩山内閣・菅内閣・野田内閣と受け継がれて来ました。国民の期待を裏切った民主党政権も今では崩壊寸前の状態です。

そして、あれよあれよの間に1000兆円近い借金となりました。

今年起こった東日本大震災の復旧と復活・福島第一原発事故の収束・今後の増税問題・TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題・デフレ脱却の政策・円高・株安のはどめ・信用をなくした外交問題等、今後の課題は山積しております。

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野田新内閣が発足

2011年9月9日 金曜日

9月2日、野田新内閣が発足いたしました。民主党政権になって2年経過しましたが鳩山内閣・菅内閣に継ぐ早くも3人目です。国民調査では支持率は65%と高い支持率になり、国民の期待は大きいです。果たして今後の結果はどう出るでしょうか?

党内融和を考えた適材適所の人材配置の内閣だと野田新総理は言いました。また泥臭く、国民のために汗をかいて働いて、政治を前進させる。ドジョウの政治をとことんやり抜きたいとも語りました。野田新内閣の人事を見ましょう。

民主党三役

幹事長      輿石東   1936年5月14日生まれ
              本命一白水星子年・衰運期3年目

政調会長     前原誠司  1962年4月30日生まれ
              本命二黒土星寅年・衰運期4年目

国会対策委員長  平野博文  1949年3月19日生まれ
              本命六白金星丑年・盛運期3年目

野田新総理大臣とは3人ともに相性関係は良いです。平野氏とは三合の関係(酉と丑)で良いです。

野田新内閣の閣僚

内閣総理大臣   野田佳彦  1957年5月20日生まれ
              本命七赤金星酉年・盛運期4年目(中宮位廻座)

内閣官房長官   藤村修   1949年11月3日生まれ
              本命六白金星丑年・盛運期3年目

総務大臣     川端達夫  1945年1月24日生まれ
              本命二黒土星申年・衰運期4年目

法務大臣     平岡秀夫  1954年1月14日生まれ
              本命二黒土星巳年・衰運期4年目

外務大臣     玄葉光一郎 1964年5月20日生まれ
          本命九紫火星辰年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破を持つ)

財務大臣     安住淳   1962年1月17日生まれ
              本命三碧木星丑年・衰運期5年目・厄年

文部科学大臣   中川正春  1950年6月10日生まれ
              本命五黄土星寅年・盛運期2年目

厚生労働大臣   小宮山洋子 1948年9月17日生まれ
              本命七赤金星子年・盛運期4年目(中宮位廻座)

農林水産大臣   鹿野道彦  1942年1月24日生まれ
              本命五黄土星巳年・盛運期2年目

経済産業大臣   鉢呂吉雄  1948年1月25日生まれ
              本命八白土星亥年・衰運期1年目

国土交通大臣   前田武志  1937年10月22日生まれ
          本命九紫火星丑年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破持つ)

環境大臣     細野豪志  1971年8月21日生まれ
              本命二黒土星亥年・衰運期4年目

防衛大臣     一川保夫  1942年2月6日 生まれ
              本命四緑木星午年・盛運期1年目

国家公安委員長  山岡賢次  1943年4月25日生まれ
              本命三碧木星未年・衰運期5年目・厄年

郵政改革大臣   自見庄三郎 1945年11月5日生まれ
              本命一白水星酉年・衰運期3年目

国家戦略担当   古川元久  1965年12月6日生まれ
              本命八白土星巳年・衰運期1年目

内閣府特命    蓮舫    1967年11月28日生まれ
              本命六白金星未年・盛運期3年目

東日本大震災復興 平野達男  1954年5月2日生まれ
              本命一白水星午年・衰運期3年目

全18名の中で盛運期の人は藤村修・中川正春・鹿野道彦・一川保夫・蓮舫の5名しかおりません。衰運期の人は川端達夫・平岡秀夫・鉢呂吉雄・細野豪志・自見庄三郎・古川元久・平野達男の7名と暗剣殺・歳破を持つ玄葉光一郎・前田武志の2名と中宮位廻座の野田佳彦・小宮山洋子の2名と厄年の安住淳・山岡賢次の2名で合計13名です。運気の悪い人が多いので前途は多難です。

野田総理(酉)と三合関係(酉―丑―巳の関係)の人は藤村修(丑)・平岡秀(巳)安住淳(丑)・鹿野道彦(巳)前田武志(丑)・自見庄三郎(酉)・古川 元久(巳)で7名もおります。
逆に相性関係の悪いのは玄葉・安住・前田・一川・山岡氏であります。

総理ご自身もおっしゃっておられるように大変地味な内閣となりました。難題が山積する中で、どうこの難局を乗り切っていけるのか、手腕が問われます。

東日本大震災の復旧・復興と福島第一原発事故の収束を第一の優先問題と取り上げておられるように全力で一日も早い解決を望みます。

重要課題の外交の玄葉氏・財務の安住氏・社会保障の小宮山氏と運気が大変悪い状況での就任となり今後の動向には要注意です。早くも山岡氏(厄年・献金問題)小宮山氏(中宮位・タバコ増税発言)等顕現しています。

特に税の問題では過去1995年阪神淡路大震災後の橋本内閣が1996年消費税を3%から5%に引き上げます。それが国民の購買力低下・大手銀行破綻へと続き経済恐慌へと発展します。その後小泉内閣で景気浮揚策として減税を中心として政策が実行されて景気回復の兆しが見えました。同じ過ちを犯さないようにしてもらいたいです。

本来は野田新総理の性格・気質は真のリーダーではなく、むしろ参謀役に適する人です。第3次補正予算成立までは野党の協力も得られますが、その後の野党の反撃は厳しいものになるでしょう。

12月に大きな山場があり、来年は六白金星辰年にあたり野田新総理の運気は衰運期1年目に突入し暗剣殺・歳破を持つ大変厳しい年廻りとなります。それだけに強い信念を持って舵取りをして頂きたいと思います。この政権の失敗は与党を失う事になります。

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民主党代表選

2011年9月1日 木曜日

延命策を次から次へと打ち出した菅首相も、ついに8月26日退陣の条件である3つの退陣条件(第2次補正予算・再生可能エネルギー特別措置法・特例公債法)が成立した事で退陣を表明致しました。

そして民主党代表選が29日に行われ野田佳彦氏が決戦で海江田万里氏を破り新代表に決まりました。30日に菅内閣は総辞職し、野田佳彦氏が第95代内閣総理大臣に就任致しました。

代表選への候補者は下記の5名でした。

野田佳彦財務相 1957年 5月 20日生まれ
       本命七赤金星酉年(盛運期4年目・中宮位廻座)

海江田万里経済産業相 1949年2月26日生まれ
       本命六白金星丑年(盛運期3年目・東南方位廻座)

前原誠司前外相  1962年4月30日生まれ
       本命二黒土星寅年(衰運期4年目・南方位廻座)

鹿野道彦農相  1942年1月24日生まれ
       本命五黄土星巳年(盛運期2年目・東方位廻座)

馬淵澄夫前国土交通相   1960年8月23日生まれ
       本命四緑木星子年(盛運期1年目・南西方位廻座)

第1回目の投票結果
海江田万里氏 143票(盛運期3年目)
野田佳彦氏  102票(盛運期4年目)
前原誠司氏   74票(衰運期4年目)
鹿野道彦氏   52票(盛運期2年目)
馬淵澄夫氏   24票(盛運期1年目)

誰も過半数を取れなかった為に上位2名の決選投票となりました。

決選投票結果
野田佳彦氏  215票(盛運期4年目)
海江田万里氏 177票(盛運期3年目)

運気状態(盛運期1年目~4年目)の通りの結果となりました。

気学では「時期」においても「方位」においても「初めての状況・動き」というものを重視します。すなわち「人の吉凶は動より生ず」であり着手・実施・始動等々を基準とします。

新代表に決まった野田佳彦氏の今年の運気は盛運期4年目で本命星の七赤金星は中宮位廻座であります。それだけに今後の動向に要注意であります。

中宮位廻座は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位廻座で願望成就(民主党の代表になり第95代内閣総理大臣に就任)を果たす事は多くあります。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因があります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。

過去に田中角栄元首相(大正7年4月生れの本命一白水星午年・月命六白金星辰月の生れ)が首相となった昭和47年(年盤一白水星子年)7月(三碧木星未月)7日であります(中宮位廻座での首相就任)。その後あの「ロッキード事件」で昭和49年に辞職します。本命星が中宮位廻座の時は現状維持の時であって多少力があっても衰運に備える時ということになります。

また昭和29年(一白水星午年・中宮位廻座)の時に首相になった鳩山一郎元首相(明治16年1月1日生れ本命一白水星午年・月命七赤金星子月・鳩山由紀夫元首相の祖父)も足掛け3年で次の石橋首相に変わっています

本命星が中宮位廻座の時というのは物事の花開く時であり満開に咲く花のような時期なのであります。過去何十年の努力の表出する時であり吉にしても凶にしてもすべて過去の状態の顕現する時なのです。それだけにこういう時期は大変難しい状態なのです。

ですからその後の首相で福田赳夫元首相(明治38年1月生れ・本命六白金星辰年・月命三墾木星丑月)も中宮位廻座で首相になった為に有利な状態でありながら足掛け3年で大平首相に変わることになってしまう事になりました。

また 検察審が再議決し強制起訴となった小沢一郎氏(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年)も初当選は昭和44年の四緑木星酉年)の本命星が中宮位廻座です。

他には仙谷由人氏(1946年1月15日生まれ・本命一白水星酉年)の初当選は平成2年(一白水星午年・中宮位廻座)です。野田佳彦氏(1957年5月20日生まれ・本命七赤金星酉年生まれ)も初当選は平成5年(七赤金星酉年・中宮位廻座)です。初当選の時期・大臣や首相になった時期が中宮位廻座・厄年である事は後々において不利や凶現象が顕現します。

周期律というのは方位学周期と時期的周期の交差した時により強い現象が起こるのであります。

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菅内閣の1年を振り返って

2011年7月11日 月曜日

鳩山内閣から引き継ぎ、菅政権発足から6月8日で1年を迎えました。ここで菅政権の1年を振り返ってみる事にしましょう。過去のブログを参考にして下さい。

気学で見るこの9年間の日本の政治NO10(2009年10月20日号)

2010年を占う(2010年1月18日号)

鳩山政権誕生から半年(2010年3月22日号)

鳩山総理が辞任(2010年6月3日号)

菅直人内閣がスタート(2010年6月12日号)

参議院選挙を振り返って(2010年7月22日号)

菅直人改造内閣が発足(2010年9月21日号)

2011年を占う(2011年1月12日号)

菅直人第2次改造内閣が発足(2011年1月22日号)

第17回統一地方選挙(2011年4月12日号)

国民の期待で政権交代を果たした民主党ですが、当初の鳩山首相の言動が国民には少しおかしいのではないだろうか、宇宙人と自ら言っているように何かすっきりとしない状況は続き突然の辞任となりました。

そしてその後を引き継いだ菅首相は就任当初から「強い経済、財政、社会保障を一体として実現する」とアピールして来ました。財政再建の必要性を強調してきた菅首相は昨夏の参院選の直前になって突然、「自民党が提案している税率10%を参考にしたい」と消費税率の引き上げに言及した事も一因となり参議院選挙では大敗北となり「ねじれ国会」となりました。自分で自分の首を絞める事となりました。その後の国会運営は当然の事として厳しいものになりました。

鳩山由紀夫前首相が就任時に「任期中の4年間は消費税増税を実施しない」と、公言して来た事が野党だけでなく、民主党内からも反対論が噴出しました。その後の地方選挙を含めすべて民主党の敗北と言う流れになりました。

また菅首相は過去の政権が踏み込めなかった消費税率の引き上げと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に意欲を示したが実現の道筋は見えないままです。

今年1月になって菅首相は社会保障と税の一体改革の担当相に常識では考えられない与謝野馨氏(自民党)を引き抜き(禁じ手)で起用しました。同じ過ちを今度は浜田和幸氏(自民党)を菅内閣の総務大臣政務官にしました。同じ民主党の議員からの選出は出来ないほど役不足なのか?人材はいないのかこの人事には疑問が残ります。

また4名の閣僚の辞任もありました。

亀井静香金融・郵政改革相(議案を先送りした事に対して昨年6月辞任)

柳田稔法相(国会軽視の発言に対して昨年11月辞任)

前原誠司外相(個人献金問題に対して今年3月辞任)

松本龍復興相(問題発言に対して今年7月辞任)

政治家になったからには一度はなりたい大臣・総理の立場でしょうが、何か本当の政治家がいなくなったように思います。むしろ「政治家」ではなく「政治屋」になってしまったのではないでしょうか。上からものを言ったり、態度が急に大きくなったり、偉くなったような錯覚感等、相当勘違いをされている大臣もいます。モラルや人間性の欠けた人にこの国を任さなければならないのは非常に残念な事です。しかしこのような議員を選択したのは国民ひとりひとりでもあるのです。

菅首相は国会で野党より献金問題を追及されていた3月11日に東日本大震災が起きました。本来ならこの日が退陣の強く求められる日だったのですが、この大震災で皮肉にも延命となったのです。

6月2日に菅首相は大震災の「一定のメド」がついたら退陣すると表明した。その後行われた内閣不信任決議案は否決された。不安定な政治は続く事になった。

東日本大震災の復旧・復興も思うように進まず、また福島第一原発事故の終息も見えない状況です。すべてが後手、後手に回っています。「かけ声は勇ましいが、何がしたいのか分からない」菅首相ですが、「政治は結果責任です」しかし菅首相がここまで辞めないのは、もはや自分自身の政治家としての欲望のみのように見えます。むしろ「引き際の大事さ」が解かっていないのです。

このまま首相を続けるなら国民は不幸ですと何回も警鐘を鳴らしておりますが、延命策を次から次へと打ち出し、総理にしがみついている状況です。

6月22日に今国会の会期を8月31日まで70日間延長することが決まった。公債特例法と2次補正予算の成立、再生可能エネルギー買取法案の審議・採決が行われれば、菅首相の退陣となるようですが、果たして結果は?一人の政治家に振り回される国になってしまった。

ブログを拝読頂きましたら、いかにその人の運気状況や相手との相性関係や五黄殺・暗剣殺・歳破等の災いが後日において顕現するか、内閣の人事(会社の人事でも同じです)がいかに重要であるか解かると思います。すべて気学教示の流れ通りです。

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第17回統一地方選挙

2011年4月12日 火曜日

平成23年4月10日に第17回統一地方選の前半戦となる12都道県知事・4政令市長選・41道府県議・15政令市議選が行われた。

東日本大震災の影響で自粛ムードに包まれた異例の選挙となった。

政権交代後初の統一選は、「民主党・自民党の対決型」となった知事選と政令市長選に立候補した現職11人が全勝する結果となった。民主党は議員選でも大敗を喫した。一方、大阪府の橋下徹知事率いる「大阪維新の会」が大躍進をしました。

注目の都知事選は「都政の継続か刷新か」が大きな争点になったが現職の石原慎太郎氏に対し新人10名(東国原英夫氏・渡邊美樹氏・小池晃氏・谷山雄二朗氏、古川圭吾氏、ドクター中松氏、マック赤坂氏、姫路けんじ氏、雄上統氏、杉田健氏)が挑む戦いでした。

事実上の争いは知名度のある4名の戦いでしたが、結果は大差で石原慎太郎氏が4選を果たす結果となりました。過去の実績と現在の運気状況からも当選でした。

開票結果は下記の通りです。上位4名のみ記載。

石原慎太郎 1932年9月30日生まれ(2,615,120票)
      本命五黄土星申年・月命四緑木星酉月生まれ(盛運期2年目)

東国原英夫 1957年9月16日生まれ(1,690,669票)
      本命七赤金星酉年・月命一白水星酉月生まれ(盛運期4年目)

渡邊 美樹 1959年10月5日生まれ(1,013,132票)
      本命五黄土星亥年・月命四緑木星酉月生まれ(盛運期2年目)

小池 晃  1960年6月9日生まれ(623,913票)
      本命四緑木星子・月命四緑木星午月生まれ(盛運期1年目)

第4期目に突入する石原都政にも財政問題・新東京銀行問題・築地市場移転問題・防災問題等、課題は山積します。物事をはっきりと言う性格(失言もたまにはあります)と怖いもの知らずの強烈なリーダーシップは、今の日本の困難を乗り切る気質のリーダー(五黄土星の人)でもあります。

民主党は12都道県知事選のうち、自民党推薦候補と対決した北海道、三重両知事選で敗北し、東京都知事選は自主投票で不戦敗となった。

昨年9月の菅改造内閣発足後、参議院選挙を始めとして主要な地方選では敗北が続き、東日本大震災や原発事故の対応でも指導力不足と批判されています。

菅政権も本来は3月危機でありましたが、東日本大地震の、復旧・復興対策が急務で今は延命となっておりますが、菅首相自身の引き際が強く求められ時が来ました。

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