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懐かしい昭和時代

2020年10月11日 日曜日

昭和・平成・令和と時代は流れ、あの昭和時代が懐かしくも何か一番良かった時代のように思います。高度経済成長で国民みんなが、不器用ながら頑張った。みんな名もなく貧しいけれど夢と希望があった。

世界が変わったのは、やはりインターネットである。使い方ひとつでよくも悪くもなる。そして次はAI時代である。世の中、便利にはなるでしょうが、本当に人間として幸せな選択なのでしょうか。どんどん人間性が無くなって行くように感じます。

2019年の暮れに亡くなった映画スターの梅宮辰夫さんは「昭和の時代はスターがいた」「今は、スターがいない」悲しいことであると言っていた。

最近では1億総芸能人のような背景の中で、歌手は男も女もグループで、みんな同じようで、単にかわいい、かっこいいというようなところから、少し人気が出るとドラマや映画に出る。そしてちやほやされる。これが現実の姿であり俳優、歌手の今での表現はアイドルである。

昔のスターは一切、私生活は見せない(今のように追跡取材はなかった。マスコミも心得ていたと思う)そして雲の上の存在である人がスターだったのです。本当のスターだった。何もかもさらすことで今では人気があるのか、身近に感じるから良いのか、その辺は賛否があるでしょう。

高倉健さんは最後まで私生活を見せる事はなかった。その為、生前住んでいた家も取り壊し墓も移したとの事です。「夢を売る商売」と言う考え方が昔のスターにはあったし、それがある意味でのプライドでもあった。どんどん昭和の時代が遠くになってしまいます。

「親父を超えよ」という考えには疑問があります。成功したすごい親父を超えた二世はほとんどいない。しかし愚かな親父を見てそれを反面教師にして頑張った人は軽く親を超えた。これが現実です。

本当のスターのスター超えはないのである。だから二世はきついのです。