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ソチ冬季オリンピックを振り返って

2014年3月1日 土曜日

冬季オリンピックがロシアのソチ(2月7日から2月23日までの17日間)で開催され88国が参加しました。テロ問題もあり欧米の首脳は開会式に欠席する大会となりました。

日本選手団(橋本聖子団長)は、海外での冬季オリンピックでは史上最多となります248人が参加しました。メダル目標を10個以上として頑張りました。結果は金メダル1個・銀メダル4個・銅メダル3個で合計8個でした。

メダルを獲得した選手
金メダル  羽生結弦19歳・フィギュアスケート男子

銀メダル  平野歩夢15歳・スノーボードの男子ハーフパイプ
        渡部暁斗25歳・ノルディックスキー複合
        葛西紀明41歳・ジャンプ男子個人ラージヒル
        竹内智香30歳・スノーボード女子パラレル大回転

銅メダル  平岡卓18歳・スノーボードの男子ハーフパイプ
        葛西紀明41歳・伊東大貴28歳・清水礼留飛20歳・竹内択26歳・
        ノルディックスキー・ジャンプの男子団体ラージヒル
        小野塚彩那25歳・女子ハーフパイプ(HP)

メダルを獲った選手のインタビユーでは実に謙虚な言葉が多く述べられ自分を取り巻く周りの人への「感謝の気持ち」でした。

日本代表として勝ち抜いて来て、世界の中で勝利者となるには、言葉では語る事の出来ない努力・試練・意志力が必要であります。そして勝利の女神に微笑んでもらえる強運がないと勝利者にはなれない難しさや困難があります。ソチ五輪での日本代表選手の活躍が多くの国民に勇気や感動を与えました。

ソチは日本から北西方位にあたります。今年(2月4日から)は四緑木星午年で、北西方位は五黄殺(自発的要因)が廻座しています。この地の不利(凶方位)を受けた選手も居たでしょう。実力通りの結果を出せなかった選手・途中でケガの為、棄権した選手等がいました。

年盤の北西方位の五黄土星と言う事象の影響が強く受けた人も居たと思います。(海外は2000キロ以上離れるので年盤要因が強く顕現します)特に2月4日以降にソチに入った人です。年盤の運気は大きな流れの判断・月盤の運気は状態の判断・日盤は状況の判断と言う事になります。

連日、深夜遅くの時間帯でしたが(ソチとは時差が-5時間)数々の歓喜と感動とドラマが生まれました。

特に注目を集めたフィギュアスケート女子は史上まれに見る激戦でした。大きな期待を背負って登場した浅田真央選手はSPショートでまさかのジャンプの失敗でメダルにはほど遠い16位と出遅れました。放心状態の真央ちゃんの姿に国民は驚きました。

しかし翌日のフリーでは前日とは打って変わり「これが私の最後の五輪」と話してきた集大成で、見事にフリーで自己ベストを出し6位入賞しました。滑り終えた真央ちゃんのあの涙に、日本中が、いや世界中が涙しました。

前回の2010年のバンクーバーオリンピックで流した悔しさの涙(銀メダル獲得)ではありませんでした。自分自身が信念を持って4年間頑張って来た事が出来た事への喜びでした。

この10年間、日本のフィギュアスケート女子のトップ選手として国民的スターの存在でした。そしてライバルには韓国のキム・ヨナ選手(前回は金メダル獲得・今回は銀メダル獲得)がいつも居ました。お互いをライバルとして認め、世界のフィギュアスケート女子を引っ張って来ました。

金メダルを期待されたキム・ヨナ選手もインタビューで、メダルの事には触れずに「これで終わった」と伝えました。プレツシャからの解放や安堵の気持ちが内心にあったのでしょう。精神的にも肉体的にも限界だったのでしょう。ライバルだった浅田真央選手の事を「好きでした」とも答えました。ひとつの時代が終わりました。

真央ちゃんのソチでのメダル獲得はなりませんでしたが、もっと大切な大きなメダルを獲りました。真央ちゃん「あなたの笑顔がメダルです」この感動は我々の心の中に一生刻まれる事になりました。

勝負事には「天の時」・「地の利」・「人の和」と言う事が付いて回ります。今回のソチ冬季五輪は方位的に開催月日が、年の変わり目(2月4日)に選手の移動があり、良い気を受けない方位開催でありました。懸念されたテロ事件もなく無事に終わった事は喜ばしい限りです。

次回の開催は2018年の韓国の平昌(ピョンチャン)です。

大きな夢と感動を全選手に感謝の気持ちを持って「ありがとう!!」と言いたいです。

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東京都知事選挙

2014年2月11日 火曜日

投票日前日の8日は東京で45年振りの積雪27㎝の大雪となりました。

前東京都知事の猪瀬直樹氏の徳州会からの5000万借入問題で辞職した後任として、「景気や雇用」「医療や福祉」「原発やエネルギー」「教育や子育て」「防災対策」「オリンピックへの取り組み」等への対策などの争点で17日間の選挙戦を経て、2月9日に投開票されました。

前日の雪の影響で交通が乱れ足元の悪い状況で投票率は46・14%と悪い結果となりました。

候補者は下記16名でした。
ひめじけんじ氏・宇都宮健児氏・ドクター中松氏・田母神俊雄氏・鈴木達夫氏・中川智晴氏・舛添要一氏・細川護熙氏・マック赤坂氏・家入一真氏・内藤久遠氏・金子博氏・五十嵐政一氏・酒向英一氏・松山親憲氏・根上隆氏(届け出順)

投票結果は上位のみ記載します。

当選 舛添要一氏(65)  2112979票
    1948年11月29日生まれ(本命七赤金星子年)  
    衰運期3年目で東北方位(表鬼門)廻座

    宇都宮健児氏(67)  982594票
    1946年12月1日生まれ(本命九紫火星戌年)
    衰運期5年目の北方位廻座(厄年)

    細川護熙氏(76)    956063票
    1938年1月14日生まれ(本命九紫火星丑年
    衰運期5年目の北方位廻座(厄年)

    田母神俊雄氏(65)   610865票
    1948年7月22日生まれ(本命七赤金星子年)
    衰運期3年目で東北方位(表鬼門)廻座

舛添要一氏が新知事に当選しました。

舛添氏は支援を受ける自民支持層・公明支持層・連合東京・民主支持層・無党派層からも支持を集める。前日の雪の影響で交通も乱れ、投票率が低下する選挙では組織票を持つ者が強いです。また特に知事選は圧倒的に知名度勝負であります。

過去、自民党から除名処分を受けた桝添氏は自民党や都議会に頭を下げて和解し、自らが公約する政策がほぼ一致した事から自公の支持を受けたのです。与党の神輿に乗った固い選挙をしました。

今後の議会運営に於いて議員の顔色をみながらの運営になるのではないでしょうか。過去の厚生労働大臣の経験が争点の第一になった医療や福祉で圧倒的な支持を得ました。

宇都宮氏は、「医療や福祉」「原発やエネルギー」「教育や子育て支援」で共産支持層・社民支持層を受けて、庶民や女性の支持が比較的高いのが特徴でした。

反原発が争点にならなかったのは原発のない東京での関心が少なかった。宇都宮健児氏と細川護熙氏が票を二分したのも落選のひとつの要因である。

細川氏は脱原発を最優先課題に掲げ、小泉純一郎元首相と街頭で訴えました。そこで大きな東京都の声を、「脱原発を訴えて政府に物申す(この問題も大きなテーマです)」と言う思いが都民に理解されなかった。準備不足は致命傷となった。「脱原発基本法案」は2月にも決まりそうです。

宇都宮、細川両氏を足した票が桝添氏の票を超えていたなら、今回の選挙結果は歴史の悲劇となっていたでしょう。

今回は「脱原発」は大きな争点にはなりませんでしたが、今後の国政選挙における大きなテーマとなるでしょう。また今年の四緑木星の事象である「大きな風」が吹くでしょう。

田母神氏は「防災対策」「原発維持」を政策に個人的に支援する石原慎太郎元都知事の応援があった。組織のない選挙では苦しかった。

本来なら4年に一度の選挙なのに猪瀬氏辞任における急な選挙の為、各候補の政策準備不足は否めなかったし、今回は討論会もほとんどなく盛り上がりの少ない選挙だった。上位4名の運気はすべて悪いです。

新知事に高望みはしない事です。石原元知事は任期2年で国政に、猪瀬元知事は1年で辞職しました。また大阪でも橋下市長の辞任による再選挙が3月に予定されている。知事任期の4年間はしっかりとやって頂きたいです。

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2014年のあなたの運勢は?

2014年1月21日 火曜日

平成26年度は平成26年2月4日から平成27年2月3日までの期間です。

今年は「甲午(きのえうま)四緑木星年」にあたります。各星(本命星)の今年の運勢をお知らせします。今年が皆さんにとりまして、より良い年になれば幸せです。(注意・・1月1日から2月3日までの生まれの人の本命星は前年になります。)

一白水星の人(昭和11・20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)
本年は本命星が南西方位に廻座する盛運期1年目に当たります。
諸事に於いて上昇機運の年となります。昨年は一般的に厄年に当たっており、何かと悩み苦労が生じて今一息の感が強くありました。しかし本年は好調期の第一歩となる年で、徐々に運気も開ける状態となります。本年は努力・育成の年で過去5年間続いた衰運状態年に発生したマイナス面は一気に清算し整理整頓を心掛け悪い要因を断ち切る事です。本業に専念し努力すればしただけの良果を得られる年です。土地・家屋等の不動産に関する動向があり、特に老婆や目上の女性からの助援と助力があり、思いがけない伸展も生じる機運です。

二黒土星の人(昭和10・19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)
本年は本命星が東方位に廻座する盛運期2年目に当たります。
諸事に於いて発展進展の年です。過去努力してきた事が認められて来る年であり、物事の表面化する年です。(今までの努力が良否・善悪・吉凶に分かれ表面化する。また隠し事や秘密も表面化します)
本年は運気そのものは盛んな状況下にあるのですから、働けば働いただけの成果を得られます。事業の拡張や着手には好機の年です。火の元に用心してください。

三碧木星の人(昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)
本年は本命星が東南方位に廻座する盛運期3年目に当たります。
諸事に於いて順調機運の生じる年です。物事は出来るだけ先手先手で早めに対応する事です。取引・交渉事も有利に運びます。周囲も協力的で発展して行きます。事業の拡張・着手・新しい事柄は大変良い年で自信を持って積極的に行動実行する年です。また独身者には良縁のある年です。運気が良い年だけにくれぐれも有頂天にならないように注意しましょう。

四緑木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)
本年は本命星が中宮位に廻座する盛運期4年目に当たります。
諸事に於いて開花・結実の年となります。開花・結実とは運勢的には頂点にあります。それだけにかえって難しい局面となり得る年です。過去の努力の成果が吉凶・善悪・良否で二極化の顕現を見ます。ある意味で「天命の下った年」で成果に対して良くも悪くも受け入れて行く年です。好調状態にある人でも本年は新規な事柄や拡張・着手は絶対に行ってはいけない年です。そして来年からの衰運期年に入ると言う自覚を持って行動しないとすべてに於いて永続性はありません。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)
本年は本命星が北西方位に廻座する衰運期1年目に当たります。
諸事に於いて備えや計画出費や足元固めに専念する年で、自重する年であります。今まで努力してきた仕事を充実させ円滑に進んでいる状況時に、貯蓄や余裕ある事柄に力を注ぐ事です。勤め人の方は栄進のある年で、目上の人や上司に引き立てられ前進する年となります。また今年は多忙な年で冷静に考慮すると言う事の出来ないくらい忙しい年であります。それが時として自分を見失う原因となり、高慢さから人と争ったり、トラブルを起こしたりします。謙虚なる心で頑張る事です。

六白金星の人(昭和15・24・33・42・51・60年・平成6年生まれの人)
本年は本命星が西方位に廻座する衰運期2年目に当たります。
諸事に於いて充実感を味わう年であり、金銭に関する事や喜び事の多い年です。しかし運気は徐々に減退機運も生じて来ます。本年は営業面に於いても仕事面に於いても従来通りの動きは続きますが、出費の嵩む年であり苦しい状態に至ります。男性は女性に関して喜びがあり、交際も深まり散財する機運も生じますが慎重な対応の求められる年であります。また女性は浪費が増大し苦労するので、男女共に計画第一で出費を心掛ける事です。

七赤金星の人(昭和14・23・32・41・50・59年・平成5年生まれの人)
本年は本命星が東北方位に廻座する衰運期3年目に当たります。
諸事に於いて変化・改革の機運が生じやすい年です。一昨年・昨年と非常に出費が多くなり、ここで何とか生活や営業の立て直しを図る機運が生じることになります。気持ちも何とかなると言う本来持っている楽観気分が積極的な行動へと突き動かすことになります。転業や転職、従来の仕事の改革や改善等を行いたくなります。しかし動いても結果は全て裏目となります。本年は本業に専念する事です。家庭内の事・相続の事・土地家屋に関する事等も生じます。勤め人の方は転勤や転属があり周囲の環境が大きく変わる年です。また独身者には縁談の話しも生じます。方位が良ければ話を進めて良い年です。

八白土星の人(昭和13・22・31・40・49・58年・平成4年生まれの人)
本年は本命星が南方位に廻座する衰運期4年目に当たります。
諸事に於いて普段の努力している要因が表面化し、吉凶・良否・善悪のはっきり現出する年です。また普段秘密にしていた事や隠し事の露見のある年です。物事は良い悪いに係らず一気に進みます。対人関係でも苦労がりまた離反離別もあります。結婚に於いても急に話しが起きてまとまると言った事や短期間で表面化する特徴です。本年は外見的には良い年のように思われますが内面的には悩み苦労があります。内面の充実が本年の課題です。

九紫火星の人(昭和12・21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)
本年は本命星が北方位に廻座する衰運期5年目に当たります。すなわち厄年です。また年盤で歳破を持つことになります。前年から内面的に苦しんできた事が現実化し一段と悩む年です。特に対人関係に係る事や住居・営業についての改革事業や健康面です。また色情問題も注意が必要です。めぐり合う縁も衰運状態の為、良い方向へとは進みません。やる事なす事すべてが駄目な1年と勘違いしないで下さい。本年はすべてに於いて自重し焦る事無く本業に専念し、来年からの盛運期の為の準備・充電期間と捉える事です。大きな大輪を咲かすには寒中の手入れが必要です。忍耐強く時節を待つ事です。

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2014年を占う

2014年1月11日 土曜日

平成26年度は「甲午(きのえうま)四緑木星年」の年にあたります。(平成26年2月4日から平成27年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の31年目にあたりますのが今年の平成26年「甲午四緑木星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「甲(きのえ)」とは第1番目(最初)にあたります。甲は「発芽・発展」を表現します。

十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の午(うま)は第7番目にあたり方位は南方位の位置にあたります。午年は物価続騰・投機熱盛んとなります。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では四緑木星は易象で「風」であり、風は万物に従い往来し、交際・交渉・外交・来訪・調う・出発・統制力・長い物等の事象があり、世界の外交・交渉ごとの重要性が増して来る要因で政情に不安定さの残る状態です。また重税の機運も内政に生じ、外交では舵取りの難しい交渉事が起きる年です。

①政治面については
安倍首相の思惑通りに国民はアベノミクスで「その気」にさせられました。当初の発言や目標とは随分と違って来ています。最近では原発の再稼働や新設も認める方向に変わって来ています。また消費税のUPについては社会保障の為の増税も変化して来ています。

最近の安倍首相の行動は独断的なイケイケ行動に見えます。ねじれが解消され数の与党となり。また野党は自爆する(みんなの党の大量離党や日本維新の会の分裂危機等)状態で長期政権が約束されたような現状であります。

大胆な金融緩和をする為に日銀の総裁を変えたり、憲法改正の為にも内閣法制局のトップを賛成者に変えたり、汚染問題は現状も将来も問題ないと発言したり、やりたい放題である。特定秘密保護法案は強引に決まりました。そして今年は集団的自衛権・憲法改正へと進みます。年末には靖国参拝で中国・韓国・米国から強い非難が出ています。

今年は外交では舵取りの難しい交渉事が起きる年です。特に中国との排他的水域における攻防は、日中間の緊迫感の生じ易き問題で、中国の国内問題を含めて、中国の強行姿勢が増々高じる年となり易いです。

四緑木星年の事象である外務省(中国・韓国との外交問題)・経済産業省(原発・エネルギー問題)は重要な年となります。

年末に徳州会からの5000万円借り入れ問題で東京都知事を辞任した猪瀬知事の後任の知事選が2月に行われます。新知事は新しい風を吹かす事ができるでしょうか。

4月1日から消費税が8%となります。企業優先の取り組みで起こる格差社会をどう乗り切るのかです。

②景気問題については
昨年の五黄土星巳年は気学の教示通りに株は買いで上がりました(2012年末の株価は約10200円で2013年の末は16200円で6000円UPしました。また円安も進み2012年末は87円だったのが2013年末には105円と18円の円安が進みました)

4月1日からの消費税増税の8%で駆け込み需要が増え、また2020年のオリンピック開催に向けた建築ラッシュや不動産の値上げ等で市場は上向くでしょうが今年の注目はアベノミクスの第3の矢である(民間投資を喚起する成長戦略)が上手く行くかにかかっています。4月1日以降から不安が付きまといます。

今、日本経済あるいは日本社会に「神風(四緑木星の事象)」が吹いているのです。この認識がないままに行政改革に手間取り、決断と断行・スピードがなく移行して行くならば後手を踏んで、何の改革やらという事になります。過去明治以降の周期の要因から判断すれば本年は外交や交渉ごとに多難さが生じる年です。

賃金Upは昨年の暮れに顕現した食品等の偽装問題があったように各企業の実質的な利益はまだまだ不安定な状況の為、特に中小企業は苦しい状況です。

世界では「中国の金融システム不安や成長の鈍化」「日本のアベノミクス」「米国の量的緩和の縮小による世界金融の不安定化」の問題があります。財政調整に直面する年で日本の経済は危機状況になるかどうかは年末が勝負です。

甲は「発芽・発展」を表現します。午の年は物価続騰・投機熱盛んとなり一般に流れます。

③天変地異については、
人間が予想する以上に地球は大変な状況に置かれています。また中国の大気汚染問題(PM2・5含む)は深刻です。その為、昨年同様に地震・台風・大洪水・寒波・積雪・津波・竜巻等、天変地異が世界中で多く起こります。

平成26年度の地震は5月・6月・7月・8月・9月で噴火は3月・5月・8月・12月が要注意月となります。今年の五黄の月(5月)は火難・水難・大きなケガに注意です。

天候不順による大型台風による増水や氾濫にも注意が必要です。「時代の相は変化していきますが、無形の想はくり返されていく要因であり」周期を現出します。大至急自然との共存共栄を考える時でもあります。

④国際問題については
アメリカの情報機関が、同盟国のドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴した疑惑や35カ国もの首脳の電話番号を入手し、盗聴していた疑惑で世界から信用を失くす事態となっている。

オバマ政権と野党が「保険制度改革(オバマケア)」の延期をめぐって対立し、今年の中間選挙(オバマ政権2期目の3年目・1期4年間)にも大きな影響があります。2月にはデフォルト問題があります。(回避する事になるのに世界を巻き込む)。

昨年の11月に新駐日米国大使にキャロライン・ケネディ氏が就任いたしました。アメリカと日本に「新しい風」を吹き込んで頂きたいです。

ヨーロッパの多くの国々では既に不況に突入しています。アジア諸国の債務はこれまでにないほど拡大しています。過去10年間でアメリカの経済力は徐々に弱くなっています。アメリカの世界をリードする力が衰えて来ました。

中国では深刻化する大気汚染問題・尖閣問題。中国共産党の幹部・官僚の汚職問題・格差社会・民主化と市場経済(鈍化する経済とバブルの崩壊で投資の為に建てた家が売れずにゴーストタウン化している)・ウイグル問題・テロ等々、あげれば切がない位問題が山積しています。

中国の暴動やデモは昨年でも推定20万件は起きています。地方政府と中央政府が上手く行っていない現状では中国を統一するのは無理である。国内の不満を押さえる為に、外部(日本)に向けてエキサイトする尖閣問題。

安倍首相は「対話はいつでも扉は空いている」と中国や韓国に対して言っているが本当に解決したいのであれば、事務的政治ではなく自分から扉を開けるような行動を取るべきである。また首相の靖国参拝や日本の特定秘密保護法案・防衛計画の大綱等で増す増す中国との溝は拡がります。

韓国については朴 槿惠(パク・クネ)大統領の反日政策が続きます。
日本に追いつき追い越せが合言葉で成長を続けた韓国ですが、順調だった経済に陰りが出て来ています。不動産バブルの崩壊が始まりウオン高による経済の失速。サムスン・現代自動車の苦戦が大きい。

経済不況。韓国の民主化・景気浮揚・格差社会と国民の眼は厳しい状況です。その国内の反発を押さえる為に、過去の慰安婦問題・歴史認識・竹島問題・原発汚染水による輸入制限問題等で反日感情を強めている。そして起き上がる(頑張る)韓国にするために反日政策をとるのです。また北朝鮮に対しては最大の警戒が求められる年です。2011年から日韓の首脳会談が行われていない異常な状況です。

北朝鮮では金正恩体制の動向がなかなか読めない状況です。年末にはNO2の張成沢(チャンソンテク)国防委員会副委員長の「反党、反革命行為」ですべての職務から解任し処刑されると言う事態が起こりました。核問題は解決しません。脅威に感じるアメリカの対応も策がない状況です。

拉致問題が発生して今年が36年目です、今年の解決がなければ難しいです。そう言う意味からも拉致問題は解決の為の最終年となります。

⑤社会問題については
年金の値下げ、物価の上昇・消費税8%と高齢者の医療負担増で貧困の格差は広がる一方です。また身内で起こる殺傷事件や児童虐待や体罰は人間のモラルなき社会です。

特定秘密保護法案決定・集団的自衛権・憲法改正・沖縄問題・TPPの5項目・原発稼働問題等、抱える難題が山積する中でデモが起こる。自由と人権・人間の尊厳について考える時です。

2月7日から23日までの17日間、ロシアのソチで開催予定の 第22回冬季オリンピックがある。

6月12日から7月13日まで第20回FIFAワールドカップがブラジルでの開催がある。選手には頑張って頂きたいです。

また午年は火災が多い年ですので注意して下さい、

「吉凶叫える縄のごとし」であり、過去の要因が警報を鳴らしております。同じ過ちを起こさない為にも、歴史も見つめ希望と夢を持って前向きに進みたいと思います。

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