2011年1月 のアーカイブ

菅直人第2次改造内閣が発足

2011年1月22日 土曜日

菅直人首相(1946年10月10日生まれ・本命九紫火星戌年(衰運期1年目)は1月14日午後、内閣改造と民主党役員人事を行い、菅直人第2次改造内閣を発足させた。

17閣僚のうち11閣僚が留任し新鮮味の乏しい陣容となった。閣僚ポストが変更となった2人(海江田万里経済産業相・大畠章宏国土交通相)を除くと、新顔は4人となった。
2010年6月12日号(菅直人内閣がスタート)・9月21日号(菅直人改造内閣が発足)を参照にして下さい。

新任者は下記の4名です。(1月14日は前年の八白土星寅年にあたります。)

官房長官・沖縄北方担当相(新任)
民主党幹事長   枝野 幸男   1964年5月31日生まれ
        本命九紫火星辰年生まれ(運気は衰運期1年目)

経済財政・税と社会保障担当相(無所属、新任)
         与謝野 馨   1938年8月22日生まれ
        本命八白土星寅年生まれ(運気は中宮位)

法務(新任、参院)
         江田 五月   1941年5月22日生まれ
        本命五黄土星巳年生まれ(運気は盛運期1年目・歳破を持つ)

国家公安委員長・拉致担当・公務員改革担当相(新任)
         中野 寛成   1940年11月26日生まれ
        本命六白金星辰年生まれ(運気は盛運期2年目)

官房副長官(新任)
         藤井 裕久   1932年6月4日生まれ
        本命五黄土星申年生まれ(運気は盛運期1年目・歳破を持つ)

交代者は下記の4名です。

前官房長官    仙谷 由人   1946年1月15日生まれ
        本命一白水星酉年(衰運期2年目)

前国土交通大臣  馬淵 澄夫    1960年8月23日生まれ
        本命四緑木星子年(運気は衰運期5年目厄年)

前国家公安委員長 岡崎 トミ子  1944年2月10日生まれ
        本命二黒土星申年(運気は衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

前法務大臣    柳田 稔   1954年11月6日生まれ
        本命一白水星午年(衰運期2年目)

問責決議で仙石氏・馬淵氏が交代になりました。菅首相(九紫火星)と一白水星の人(仙石・柳田)とは火と水の関係で相性関係は非常に悪いです。また運気も悪い馬淵(厄年)・岡崎(衰運期3年目の暗剣殺を持つ)も気学教示の流れ通り交代と言うこのような結果となりました。運気状態(特に本命星が中宮位廻座・北方位廻座(厄年)・暗剣殺・歳破を持つ)人達は次から次へと失脚です。

たちあがれ日本を離党し無所属となった与謝野馨・元同党共同代表は、税と社会保障・経済財政担当相に起用されましたが、本人の運気は中宮位廻座で、この時に新しくスタートする事柄は後日において失敗に終わります。

そして自民党の比例区で当選しその後、たちあがれ日本の新党を作ったにも関わらず今回の民主党政権に加入する事は常識では考えられない行動でありますが、生年月日からの判断で「相当な変わり者です」

菅首相と内閣の要である官房長官の枝野氏・中野氏は対沖の関係(戌年と辰年)で非常に悪い相性関係でもあります。官房副長官の藤井氏は高齢で健康面での不安があり、鳩山内閣を去った人でもあります。

今回の菅直人第2次改造内閣は人材不足でもあり、期待の出来ない人事であります。いよいよ始まる通常国会は大波乱の模様です。2011年度予算・関連法案・小沢前代表の「政治とカネ」・与謝野問題などで審議が難航することが予想されます。

3月中に予算や法案が決定するのか大きな山場になります。そして4月の統一地方選挙の結果はどうなるのか。

民主党の生き残りをかけた戦いが始まります。

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2011年を占う

2011年1月12日 水曜日

平成23年度は「辛卯(かのとう)七赤金星年」の年にあたります。(平成23年2月4日から平成24年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の28年目にあたりますのが今年の平成23年は「辛卯(かのとう)七赤金星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。

十干の「辛(かのと)」とは第8番目にあたります。辛は「万物が枯れていく時を表現」します。

十二支は地であり、四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。

十二支の卯(う)は第4番目にあたり方位は東の位置にあたります。「草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時」であります。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。

九星では七赤金星は「金融・流通・経済・飲食・娯楽・道楽など」の象意があります。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される年で大きな節目の年となります。

今年(2011年)を占う

①政治面については菅首相(1946年10月10日生まれ・本命九紫火星戌年・月命六白金星戌月(衰運期2年目)の運気が本格的な2年目の衰運期に入りました。

菅首相の今年は本命星が西方位に廻座し暗剣殺・歳破のダブル凶殺を持つ大変危険な年となります。

平成21年9月16日に民主党政権になり国民は期待したものですが、鳩山・管と受け継がれ早1年4ヶ月経ちました。現在の日本の政治は極めて深刻な状況にあります。景気対策・財政再建・雇用問題・格差社会・社会保障問題・普天間問題・安全保障問題・領土問題・環太平洋連携協定(TPP)問題等,山積する問題を乗り越える為には指導者の「信念」が強く求められます。

この国をどう言う方向に持って行きたいのか、菅首相の考えが見えて来ません。また官僚主導から政治主導を掲げた方針も元の官僚主導の政治になっています。

民主党の目玉政策である高速道路の無料化・高等学校の授業料無償化・農家戸別所得保障・子供手当等、打ち出す政策は本当に国民の為になっているのか疑問が付きます。注目の事業仕訳も今では興味関心も薄れている状態です。

そして年明けから小沢派との対立(政治と金)・野党との対立(ねじれ国会)・問責決議(仙石・馬淵)の問題等で混迷の状態です。

一向に改善されないこの不況で国民の家計は疲幣しています。今年の七赤金星の象意でもある「お金」は廻りません。

今年は七赤金星年で、同じ七赤金星月が(年盤と月盤が揃う事)3月と12月にやって来ます。この3月が一つ目の山場です。そして12月が二つ目の山場となります。先の見えない読めない衰退の日本に突入しました。今、必要な事は「改革」ではなく思いきった「革命」なのです。

②景気問題については昨年のギリシヤの破綻問題がありました。年末にはアイルランドの財政・金融危機そしてスペイン・ポルトガル・イタリアも危険水域に入っています。ユーロ安が起こり世界の株価に大変な影響をあたえました。

当鑑定予測通り昨年の「八白金星年は恐慌が起こります」また「寅年は大変な不況年です」と警鐘を鳴らしました。

今年の「辛」の事象は万物が枯れていく時で、「卯」年は草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時です。春の日差しをあびて草木が目を出し良い季節の訪れのように思いますが、残念ながら万物が枯れて行くという「辛」の事象が強く顕現します。良かったり悪かったりの繰り返しで「辛苦」であるところの苦労が予測されます。総合的には景気回復はまだ先になります。

そして卯の年は【節倹】汗を流して儲けたる金は容易に己を散せず。人々は堅く節約を守る。と言う年になります。その為。消費動向は今年も冷え込む事が予想されます。7月の地上デジタル化で少し良い部分もありまが、食品(新興国の需要拡大・天候不順による収穫の不足)やガソリン・保険料等の価格が上昇します。

円高・株安・デフレ経済等の問題は不況風の一進一退は回復せずに年の後半まで続きます。そうした中で全体の整理整頓が調わずに中途半ばになる可能性の強い年です。そして株価の大暴落が有るかもしれません。

昭和32年(七赤金星酉年)の年から「なべ底不況」と言う名のもとに昭和33年末まで約2年間続いております。不況の脱出には政治の舵取りが非常に重要な年です。

③天変地異については、昨年の猛暑のように地球温暖化や予想外の異常気象が続くでしょう。そして昨年の猛暑の影響から花粉は例年よりすごいでしょう。花粉症の人は注意しましょう。

「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」を念頭に入れて普段からの用心が大切です。特に5月は五黄土星の月で地震・噴火の要注意月となります。

④国際問題は中国に注目する年となります。今日では世界の中心がアメリカから中国に移行しています。昨年開催された上海万博(史上最高の入場者数7300万人)も終わり、急成長過程の中で問題点も多く現出してきております。

バブルの崩壊はいつなのか。国民の民主化運動はどうなるのか。国際社会での役割は果たせるのか。等々また日本に対しての尖閣諸島問題・経済問題は今後の日中関係において上手くいくのだろうか。

今年の日本から見て西方位(中国含む)は暗剣殺・歳破殺のダブル凶方位にあたります。中国の出方ひとつで日本には大変不利な要因となります。

ロシアにおいても昨年の11月に大きな出来事がありました。水産資源・海洋資源を求める為の日本の領土であった北方領土へのメドベージェフ大統領の訪問で、北方領土はロシアの領土と主張して来たのです。北方領土問題(対ロシア)・尖閣諸島問題(対中国)・竹島問題(対韓国)は政府の威信をかけてやってもらいたいものです。

アメリカにおいては2年後の大統領選挙を予測する中間選挙が昨年おこなわれ民主党が歴史的な敗北となりオバマ政権に対する期待は遠のく事になりました。

オバマ大統領(1961年8月4日生まれ・本命三碧木星丑年・月命九紫火星未月生まれ)の今年の運気は衰運期5年目の北方位廻座(厄年)です。

日本の鳩山・管政権もアメリカのオバマ政権も「チェンジ」をキーワードに鳴り物入りで政権を取りました。しかし途中経過は散々な結果となり国民の支持率は低下する一方です。両国においては指導者の運気が非常に悪い時期ですので大きな期待は出来ません。

また世界的なテロ問題も要注意年です。北朝鮮においての核問題は世界的な問題です。核廃絶を世界に呼び掛ける中で逆に更に強固な数多くの核開発が行われていると言います。金 正日(キム・ジョンイル・1942年2月16日生まれ・四緑木星生まれ)からの世襲交代は三男(キム・ジョンウン)に決まりました。

これで3世代世襲の独裁国家です。北朝鮮の書記長は軍のトップがなると言う事で、過去世代交替の時期に大きな事件が起きています。(ラングーン事件・大韓航空機爆破事件・哨戒艇沈没魚雷事件・北朝鮮が韓国延坪(ヨンピョン)島砲砲撃)等、北朝鮮の動向に目が離せない年です。そして朝鮮半島の南北の緊張感はさらに高まります。

また世界的な課題の地球温暖化問題は国連を中心に今年も数多くの会議が開かれるでしょう。そして昨年同様の異常気象で世界に大きな被害が出るでしょう。

⑤社会問題は今年もまた不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。この不景気で10人に1人がマイホームのローンの支払いが出来ずに競売にかけられている状況です。家庭崩壊が起こり離婚の多い年となります。そして身内に起こる児童虐待や殺人は絶対に避けなければいけません。

年盤・月盤の揃う月の3月・12月(七赤金星月)は過去に航空事故が多発しております。その為特に東方位(五黄殺)西方位(暗剣殺・歳破・月破)の凶方位の旅行には気を付ける事です。またこの2月は年度変わりの月です。節季(24節季)の変わり目には、大きな事故や株式の暴落等がありましたので気を付ける事です。

大手企業や一部の企業では景気回復の兆しが出てきていると言いますが新卒者においては就職の出来ない状況(超就職難)は今年が最大のピークとなります。

非常に厳しい年ですがこれも試練のひとつです。良くなるまで後少しの辛抱です。諦めずに前向きに進みたいと思います。

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人生は駅伝に似ている

2011年1月5日 水曜日

明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

元旦に行われた第55回ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)はトヨタ自動車が初優勝を果たしました。

また2日・3日と行われた新春恒例の「第87回箱根駅伝」は早大が18年ぶりの総合優勝。大学3大駅伝(出雲全日本選抜・全日本)を史上3校目の3冠を達成しました。

「人生は駅伝に似ている」と語ったのは、メキシコ五輪マラソン銀メダリスト君原健二氏であります。

今タスキを受けて現在を走っている現代走者は先人から受け取ったタスキを、責任を持って次の世代に引き渡さなければなりません。このタスキリレーが人生と駅伝と相通じると言うことです。

人類発祥以来脈々と受け継がれて来た先人たちの思いや努力の結晶が込められたタスキの意義が、現在の走者である現代人に理解され、次の世代の人々が少しでも走り易い状況(余裕)で渡すことが出来るかが、現代を担っている私たち走者の果たして行く責務であり自覚であります。

先人たちの思いや努力を知ることが「歴史に学ぶ」と言う事であります。

日露戦争の勝利で浮かれ油断や慢心の時代(区間)があり、太平洋戦争と言う敗戦を味わう苦境の時代(区間)があり、そして高度経済成長と言う発展と繁栄の時代(区間)があり、バブル経済崩壊を発生させた苦闘の時代(区間)があり、そして徐々に立て直す時代(現在の区間)へと入りつつあります。

気学ではこの区間を36年間ずつの繰り返しで捉えて世代のタスキリレーと考えます。ある区間の人が苦境を味わえば次の区間は楽となり、また次の区間が苦境を味わうことになり、この36年区間は苦と楽が発生します。36年間の中でも18年ずつの苦楽の繰り返しが生じます。

自然界はバランスなりと言うことです。現代を走るものが油断し慢心し責務を怠り楽や欲望を過剰に求めると次の区間は苦の時代を招くことになります。社会で発生する凶悪事件も何かを捨て去って来た結果であり、お金や、もの重視の思考に心が荒廃してしまった状況であります。

次の走者に希望の持てる状況でタスキを引き継ぎたいものです。

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